この記事は署名入りで書かれていました。この書き手は日本マクドナルドの8日発表した「2022年12月期決算」に付き善悪どちらの立場なのか好く分かりません。
表題から見ると「最高益から一転減益」値上げ(して)も、原料高吸収(が出来なかったでないかとの意で)できず と読めます。
最後の行には2023年12月期には増収増益を見込んでいるとしています。
それなら表題後半はミスリーディング(誤解を呼び易い)と思いました。
そして中身を見ると:
1:営業利益は前年比2.1%減の338億円(最高益の前年から一転減益)
2:コスト増があった。
2-1;直営店でみると原材料費は前年比約2割、電気代などエネルギー費
は同約3割増
2-2;急激な円安も響いた。22年には2回の値上げを実施し、吸収できず
これは原材料を輸入に頼る企業が避けられなかった事です。
そして社長さんは「値上げ後も割安感で客足は減らず売上高は伸びている」ので経費削減等を通じ今年度末には増収増益を見込む
と言ってますから、浜爺は昨年の業績は前向きに書くべきと思いました。
写真:マクドナルドの店舗
朝日新聞デジタル:
日本マクドナルドホールディングスが8日発表した2022年12月期決算は、本業のもうけを示す営業利益は前年比2・1%減の338億円だった。最高益だった前年から一転して減益となった。コロナ下でも宅配を中心に好調な業績が続いたが、原材料高などのコスト上昇を補えなかった。
コストの上昇を直営店でみると原材料費は前年比約2割、電気代などエネルギー費は同約3割増えたという。主要食材の半分以上を海外から仕入れており、急激な円安も響いた。22年には2回の値上げを実施したが吸収できなかった。日色保社長は「短期間のうちにこれほど多くの環境変化に見舞われるとは当初想定しておらず、様々な対応を迫られた1年だった」と話した。
一方、値上げ後も割安感があり客足は伸びた。売上高は前年比10・9%増の3523億円で、既存店の客数は3・2%増えた。1店舗あたりの単月売上高の平均は約2千万円と、01年の上場以来最高を更新した。
今後も為替など不透明な状況が続くとみるが、経費削減などで23年12月期は増収増益を見込んでいる。(田幸香純)
(引用終わり)
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