王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

18日 日本人女性カップル、カナダ政府が難民認定 「日本国内で迫害」

2024-05-19 07:49:57 | 海外
【同性カップルの日本人女性が昨年秋、カナダで難民認定を受けた。女性であり、同性愛者であることで日本国内で迫害されたこと、日本では法整備がなされておらずその複合差別から逃れられないことなどをカナダ政府の移民難民委員会が認めた】とマスコミ各紙が報じました。
難民民定は昨年9月にされたとのことですが「二人の意思で、日本政府や同じ悩みを持つ人に一石を投じたい」との事で取材に応じたとあります。
今朝表題の記事をPCで見つけ読んだ後、宅配の朝日の朝刊で関連記事も読みました。社会面には「日本での2人での生活中、勤め先における差別、住宅が仮ら有れない差別や社会生活を支える制度の動静による不適用などなど」苦しい事情が述べられています。
カナダはすごい国ですね! 同性ゆえに差別されるカップルを「難民認定」して長期滞在を求めるのか?やがて国籍を与えるのか?判りませんが職業訓練等も受けて自立可能になる迄支えるのでしょうか?
「認定=幸福}ではありませんが、うまく対応して生活してほしいものです!
日本の場合は「同性婚に対する法整備」を進めることでしょうが目下政府与党にはそんな余裕がありますかね?

写真:2人は2019年にカナダで結婚式を挙げ結婚指輪を交わした=ハナさんとエリさん提供© 朝日新聞社 

朝日新聞デジタル:
同性カップルの日本人女性が昨年秋、カナダで難民認定を受けた。女性であり、同性愛者であることで日本国内で迫害されたこと、日本では法整備がなされておらずその複合差別から逃れられないことなどをカナダ政府の移民難民委員会が認めた。
 難民と認められたのは50代と30代の女性。日本で生まれ育った。職場や家族内で差別を受け続けたため、2人で2021年にカナダに渡航。日本で受けた差別や、日本の法整備の現状などを記した200ページ超の資料を提出し、面接や公聴会を経て23年9月、難民と認められた。
 難民決定通知書では、2人が受けた差別に加え、国連女性差別撤廃委員会の日本への所見なども踏まえ「差別が日本全体にある」などとして、女性や性的少数者の人権が十分に守られない日本の状況を判断理由とした。
 2人は取材に応じた理由について「私たちと同じ苦しみを抱えて生きているLGBTQや女性は多く、日本政府や日本の人々に一石を投じたかった」と話している。
 国連難民高等弁務官事務所の報告では、他国で難民認定される日本人は毎年数十人程度いるが、理由についての統計はない。
(引用終わり)

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