昨日2日午前、世耕経産相は記者会見で「韓国に対する輸出に関しホワイト国の扱いを除外する」事を正式に表明しました。
これに即応して同日午後韓国の文大統領が「元徴用工の問題に対するもの」「加害者である日本がーー」「盗人猛々しい」そして「日本を韓国のホワイト国扱いを除外する」そうです。
下の写真は同日午後北京で記者会見する世耕大臣です。
日本政府も珍しく「遺憾、遺憾」の連発でなく実力を行使しましたね!
外交ですから立場の違う相手国に100%本音だけでも100%建前だけでも何が問題なのか相手には伝わりません。まあそこで硬軟取り混ぜたやり取りが必要なのでしょうね?!
安倍政権にしてみれば文政権の「元従軍慰安婦の最終的解決に対するテーブル返し」そして最近の「元徴用工の補償問題と日韓平和条約に対する違背」「自衛隊機に対するレーダー照射」や「北に対する禁輸品の瀬取り行為」等に示される反日或いは侮日政策に強い怒りがあり大方の日本人も韓国政府はやり過ぎでない?との思いが強かったと思います。浜爺もそう思います!
ついにそれほど嫌いなら「優待扱いを厳しくしてみましょう!」と「半導体3品」に加え「その他の品目でもホワイト国除外」と決まりました。施行は28日からとか。
文政権は(もかも知れません)1945年8月15日大日本帝国の米英蘭中ソほかの連合国に対する無条件降伏を捉え「大日本帝国の構成員であったにも関わらず戦勝国と出自を偽っています」
日韓併合時代の(文政権にとり気に入らぬ出来事はすべて)認めない」!!
というフイクション(虚構)の世界で頭が構成されていますから安倍政権(当然それの以前の政権を含め)の言うことなす事気に入らないので「虚なる事を誤魔化し実にすり替えるには口を汚くありそうに見せなければなりません」まして8月15日の「光復節(植民地解放による戦勝記念日)」をにぎにぎしく飾るためにも!!
さて
バンコクでの日米韓の3国の会議でポンぺオ国務長官が何を言うかと興味を持ってみていましたが「両者でよく話し合いなさい」とごもっともな意見。
トランプ政権下での米中貿易摩擦を見ればポンペオ氏がWTO云々なんて言えば「どの口がいってるか!」とせせら笑われるところでした。(まあ日本の外務省はそうはいわなかったでしょうが! 汗>
日韓双方が表面上の手札は切りましたから「日本は不買運動やら観光客のキャンセル等」に値を上げないで秋を迎えて欲しいものです。
物が売れなくなれば韓国国内でも結構困る人が出るのでないでしょうか?
他人事ながら心配です。
本当は「韓国人は竹島から出て行け!」位の右翼活動が有っても不思議でないのですがその手のSNSはまだないようです。
静かに成り行きを見守りましょうね!!
写真:2日閣議前の安倍首相
産経新聞:
政府は2日、パブリックコメント(意見公募)に寄せられた圧倒的多数の賛成を背景に、ホワイト国から韓国を除外する手続きを粛々と進めた。韓国側は、安全保障上の機密情報共有を可能にする軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄も示唆して翻意を迫ったが、いわゆる徴用工訴訟で国際法に違反する状態を続ける以上、日本側も関係改善を急がずに「戦略的放置」を貫く。日韓関係は早期の修復が困難な情勢だ。
「輸出管理制度や運用に不十分な点があることを踏まえた運用の見直しだ。日韓関係に影響を与えることは意図しておらず、ましてや対抗措置ではない」
菅氏は2日の記者会見で、今回の措置が「経済報復」との見方を否定した。
韓国には安全保障に関係する一部品目の輸出管理の優遇がなくなるが、日韓の貿易全般に劇的な影響が及ぶわけではない。にもかかわらず、韓国側が反発していることに、外務省幹部は「通常の手続きに戻すだけなのに禁輸のように騒いでいる」と首をひねる。
政府内には、文在寅政権が支持率アップのためにあえて「反日」をあおっているとの見方がある。政府関係者は2日、韓国で来春、国会議員の総選挙が控えていることを指摘し「結局、そこなんだ。どうしようもない」と肩をすくめた。
韓国の康京和外相は1日、タイの首都バンコクで河野太郎外相と会談した際、24日に更新期限を迎えるGSOMIAに影響を与えることも示唆した。
こうした揺さぶりに対し、菅氏は「連携すべき課題はしっかり連携していくことが重要だ」と淡々と語った。政局と絡めた動きに呼応せず、北朝鮮のミサイル発射など安保上の課題には両国で連携する−。日本側のメッセージがどこまで韓国側に響くかは不透明だ。(原川貴郎)
(引用終わり)