王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

原油価格 26ドル台 12年8か月ぶり !!

2016-01-21 08:31:36 | 為替 ドル 株式
NY原油下落26ドル台、12年8か月ぶり安値

株安が先なのか原油安が元なのか或いは両者が密接な関係なのか(多分そうでしょう?!)更に安全資金を狙って為替相場が乱高下しています。ドル・円相場は1ドル=115円台の円高に振れています。
輸入製品に絞って考えれば「原油安も円高もラッキーチャチャチャ!!」で喜ばしい限りで長く続いた輸入赤字も安定的に解消される希望が出てきます。まあその反面輸出業界は濡れ手であわの為替差益を享受できません。1ドル=120円と80円の間で考えれば100円前後で安定的に推移する事が望ましいのですが垂れ流されたドルの行き先が時に原油時に株式或いは金や穀物に流れ込むのですから「日本が小さな手を合わせてお願いしても実現するわけではありません」

原油安と株価安で巨額のドルが「溶けてしまった」事だけは間違いありません。
相場が落ちるところまで落ちれば「本当に金のある人或いはグループ」が底値買をして又]相場が上がって行く仕組みです。

浜爺が現役で働いていた25年前には原油相場が狂い(上げ)出し1バーレル=13ドルがドバイ原油(安い原油)がWTI (米国の高値標準原油)と差のない価格が付きました。

そこまで見ればまだまだ下がって可笑しくありません。まあ産油国の力の無い国は昨今の原油相場で国の運営していますから国際的経済危機になるしテロの横行につながる可能性があるわけです。
戦争或いは局地紛争が「矛盾解決の手段」に使う奴が出ると厄介極まりません。
とにかく多難な2016年の始まりです。


読売オンライン:
【ニューヨーク=広瀬英治】20日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標のテキサス産軽質油(WTI)の2月渡し価格は一時、1バレル=26・19ドルまで値下がりし、2003年5月以来、約12年8か月ぶりの安値を付けた。

 終値は前日比1・91ドル安の1バレル=26・55ドルだった。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする