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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

保幼一元化を加速 子育て支援の目玉に

2009-10-13 06:50:06 | 社会
待機児童解消で幼保一元化を加速 子育て支援の目玉に(共同通信) - goo ニュース

報道によれば鳩山内閣が保育所入所を待つ待機児童の解消に向け「保幼一元化」を加速し子育て支援の目玉にするそうだ。

子育ても大分前に終わった爺は「保幼一元化」なんて幼稚園(文科省)と保育所(厚労省)の縄張り問題で進んでいないと思っていた。

所が自公政権時代に「認定こども園」が法制化され都道府県が窓口で07年4月から動き出していた。
横浜でも神奈川県の傘下で7-8箇所有るようだ。(多分)
目玉は「保・幼」どちらが「幼・保」の機能を果たしても「補助金や助成を受けられる」所にあるらしい。(これも不確か
さて爺の関心は従業員の資格の問題にある。
「認定こども園」では:
0-2歳児は保育士免許
3-5歳児は幼稚園教諭免許に加え保育士免許所持が望ましい。その他の規制がある。
保幼併設で従業員の効率的配置を考えるなら:
単純な爺は幼稚園教諭と保育士に相互乗り入れ免許を与えなければ不味くないか?と思う。
まあ一応、既に保育士が幼稚園教諭認定試験制度がある様だが難しくて合格者が少ないとか。

それはさて置き「保育所待機児童解消」なら幼稚園教諭免許の所持者に保育士免除認定試験を行なわないと保育士の不足とならないのか?

それやこれや規制の緩和と効率的な運用が出来るようお願いします。

所得制限なしの子供手当ての問題が社会全体との釣り合いが問題視されているのと同様、「待機児童解消」は母親が就労する助けになるのでなく乳幼児を持つ母親が就労しなければいけない様な社会体制を変える迄の暫定とか緊急措置である事を忘れないで欲しい。
経過に注目して行きましょう。


共同通信:
鳩山内閣は11日、保育所入所を待つ待機児童の解消に向け、幼稚園と保育所の機能を一つにする「幼保一元化」を加速させる方針を固めた。子育て支援の目玉政策とする考えだ。仙谷由人行政刷新担当相が主導し規制改革として取り組む。刷新会議では、幼稚園と保育所を一元化した現行の総合施設「認定こども園」の認定基準の緩和や手続きの簡素化、地方自治体の担当部署の統一促進などが検討される見通し。
(引用終り)
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