レッドパージ(赤狩り)とはなにか




「かみつく」「沖縄に内なる民主主義はあるか」を
狼魔人日記でネット販売しています。
申し込みはメールでできます。

ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「かみつく」は
Booksきょうはん&県内書店で20日より発売


とよみ店・豊見城市字根差部710番地・TEL・FAX(098)850-8001
一日橋店・南風原町字兼城530番地 ・TEL・FAX(098)889-7695
安謝点・那覇市安謝664-32番地・TEL・(098)-9402・FAX(098)988-8387
美浜店 ・北谷町美浜8-3(イオン北谷店内二階)・TEL・FAX(098)982-7695
やいま店・石垣市真栄里292-1番地 ・TEL(0980)84-3003・(0980)84-3456
宮古店・宮古島市平良字西里1290番地 ・TEL・FAX(0980)74-3828
宮古南店 ・宮古島市平良字松原631番地・TEL・FAX(0980)79-0013

県庁売店   空港売店

「かみつく」「沖縄に内なる民主主義はあるか」は
沖縄教販から発売していると言えば、
県内のほとんどの書店で注文できます。



今日木曜日のFM21「沖縄の真実」(午後7時)に出演します。
米兵婦女暴行・中学生暴行事件について話します。
沖縄の政治家を徹底して批判します。

レッドパージ(赤狩り)とはなにか


<マッカーシズムの始まり>
 政界における赤狩り(マッカーシズム)の始まりは、
1950年2月9日のことだったと言われています。
場所はウエストヴァージニア州ホイーリングという小さな街。
そこで行われたリンカーン誕生記念祭の祝賀会で
共和党選出の上院議員ジョゼフ・R・マッカーシーが行った演説が
事の発端でした。
 彼はこの演説の中で、
アメリカの国務省には多くの共産党員がいて、
彼らによって外交政策の方向性が変えられつつあると述べました。
さらに彼は自分はそれらの共産党員や
スパイらのリスト205名分を入手したとも言いました。
特ダネを欲しがっていた地元の記者は、
その真偽を確かめることなくさっそく記事に使いました。
さらにそれを見たAP通信がこの情報を全国に配信。
いっきにこの話題は全国へと広がって行きました。
もちろん、この過程でも誰一人マッカーシーの言うリストを
見た者はありませんでした。
もともとそんなモノはなく、
マッカーシーのでっち上げだったにも関わらず、
そのことを追求しようとする記者もまたいなかったのです。
そこには記事を確認する時間を与えまいとする
マッカーシーの巧みな策略が働いていたのも確かでしたが、
記者たちの多くが彼の嘘を見抜いていながら
見て見ぬ振りをしていたのも確かでした。
彼らは皆、新聞の一面を飾る特ダネが欲しかったのです。
 こうして、マッカーシーは
「赤狩り」の急先鋒として全国にその名を知られることとなり、
彼の周りには記者たちが
美味しいネタを求めてたむろするという構図ができていったのです。

先ず初めに「赤狩り」の根本的な原因として、
第二次世界大戦後にソ連が
世界を二分するアメリカのライバル国へと成長したこと、
さらに中国が毛沢東のもとで共産化し、
第二の共産主義大国へと成長し始めたことがあげられます。
しかし、それ以上に重要だったのは、
アメリカの国内にも共産主義が浸透しつつあり、
労働者階級だけでなくインテリ層にまで拡がりをみせていたことです。
この目に見えない国内の政敵に対し、
アメリカ政府はFBIなどによる調査を行わせますが、
本質的に人間の心の中まで見通すことは不可能なだけに、
その対処に苦労していました。
そして、そんな状況を打開するために行われたのが、
疑わしきは摘発、除外してしまえという荒っぽい戦法でした。
こうして、かつての「魔女狩り」と同じようなバカげたやり方で「
赤狩り Red Purge」が始まったのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アメリカではソ連や中国の台頭への恐怖から、
共産主義者ではない人たちまで犠牲になったが、
日本では暴力革命を目指す共産主義者を公職から追放しただけのことだった。
共産主義者でも議会制民主主義を認める者は弾圧しなかった。
だから、今日でも日本共産党が存在している。
タイムスは
「日本でも、同法の影響を受けて激しいレッドパージ(赤狩り)につながった」
と書いているが、
日本でのレッドパージは暴力革命を目指している共産主義者を
公職から追放したことだけである。
それは正当な行為であり、
アメリカのような激しいレッドパージ(赤狩り)ではなかった。
タイムスが激しいレッドパージと感じるのは
タイムスが共産主義の暴力革命に好意的であるからだろう。

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )