法治主義を分かっていない石嶺読谷村長




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11月15日の「沖縄の真実」です。
米兵の婦女暴行、中学生殴打事件について話しました。
終了前の尺八演奏はオリジナルです。
題名は「闇の中の叫び」。
尺八によるフリージャズ演奏です。

法治主義を分かっていない石嶺読谷村長



狼魔人日記を読んで驚いた。
以下狼魔人日記より転載する。

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それに、婦女暴行事件の場合、
被害者の女性が沖縄人ではなく
夜の特殊職業の人ということ知れ渡って以来、
マスコミの抗議報道が少なくなったのどういうことか。

今朝の沖縄タイムス(16日)でも、
社会面トップはしつこく酔っ払い米兵の
「住居侵入傷害事件」の大見出しが躍り、
一面コラム大弦小弦でも「酔っ払い米兵事件」には触れている。

だが「婦女暴行事件」については一行の言及もない。

被害者が負傷していない「住居侵入傷害事件」のほうが、
「婦女暴行傷害事件」より悪質性は大きいとでもいうのか。

2008年に起きた「米兵フィリピン女性暴行事件」の場合、
フィリピン人売春婦と
米兵の「営業トラブル上のトラブル」ということが判明し、
発狂報道が急にフェードアウトしたことがあるが、
今回もあの類の事件なのか。

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そういえば
米兵二人による婦女暴行へのコメント記事が最近はなくなった。

那覇地検は6日、
集団強姦(ごうかん)致傷の罪で
米海軍の上等水兵クリストファー・ブローニング容疑者(23)と
3等兵曹スカイラー・ドージャーウォーカー容疑者(23)を起訴した。
二人の裁判は裁判員裁判で審理されるという。

起訴されたならば俄然県民が注目するところだし、
新聞が大きく取り上げて当然である。
しかし、べた記事ですましている。
不思議なことに、
女性についての情報をほとんど報道していない。
被害女性の人権を考慮してのことだと思っていたが、
しかし、情報が少なすぎる。
起訴をしたのだから、
ある程度の女性の情報は報道するのが当然である。
しかし、新聞2社は検察が2米兵を基礎したことと、
裁判員裁判になることだけを報道している。
やはり、狼魔人日記が述べているように、
被害女性が「沖縄人ではなく夜の特殊職業の人」だから
新聞は報道しなくなったのか。
そうであればひどい人種差別である。
裁判が開かれればすべてが明らかになる。
もし、狼魔人日記で述べていることが事実であれば
徹底して新聞2社を批判しよう。


読谷村の中学生暴行事件で、
石嶺村長はあきれる発言をしている。
法治主義の基本さえ知らないのが法治国家の村長をしている。
私は「沖縄に内なる民主主義はあるか」の「
琉球処分はなにを処分したか」の
「明治政府の近代化と法治主義」で

一八九一年(明治二十四年)、
日本を訪問中のロシア皇太子・ニコライ(のちのニコライ二世)が、
滋賀県大津市で警備中の巡査・津田三蔵に突然斬りかかられ負傷した。
いわゆる大津事件である。
この件で、時の内閣は対露関係の悪化をおそれ、
大逆罪(皇族に対し危害を加える罪)の適用と、
津田に対する死刑を求め、司法に圧力をかけた。
しかし、大審院長の児島惟謙は、
この事件に同罪を適用せず、
法律の規定通り普通人に対する謀殺未遂罪を適用するよう、
担当裁判官に指示した。
かくして、津田を無期徒刑(無期懲役)とする判決が下された。
この一件によって、日本が立憲国家・法治国家として
法治主義と司法権の独立を確立させたことを世に知らしめた。

と書いた。
法治主義というのは法律を明文化し、
すべての人に平等に法を適用することをいう。
ところが石嶺村長はなにを勘違いしているのか、
「中学生の自宅で暴力をふるうとは、法治国家ではない」
と述べているのだ。
法治国家とは国民すべてに平等に法を適用する国家のことであり、
「中学生の自宅で暴力をふるう」から
法治国家でないという理屈はない。
法治国家でも犯罪は起こる。
中学生に暴力振るう事件もあれば殺人事件もある。
法治国家では、どういうことが犯罪であるかを明文化して、
犯罪を犯した人間は裁判で裁かれる。

石嶺村長は、
「米軍に地位協定があるから基地内に逃げれば大丈夫という
占領意識があるからだ」
とも述べているが、
米兵は泥酔していたし、
三階から飛び降りて重傷を負っている。
そんな米兵にどうして、
「米軍に地位協定があるから基地内に逃げれば大丈夫という占領意識があるからだ」
と言えるのか。
石嶺村長は事実を無視している。
泥酔して、3階から飛び降りて動けなくなった米兵にでさえ、
基地内に逃げれば大丈夫という
占領意識があると思い込んでいる石嶺村長だから、
地位協定を改定して米兵を県警が拘束するようになれば、
逃げ得がなくなるから米兵の犯罪はなくなると信じている。

地位協定を改定しても米兵の犯罪はなくならない。
もしそうであれば日本の警察に拘束される日本人の犯罪が
なくなることになる。
ところが犯罪は毎日起こっている。
地位協定を改定したら米兵の犯罪はなくなるというのは
嘘だ。

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