家の近くで米兵中学生殴打事件起こる


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11月1日の「沖縄の真実」に出演。
最初に沖縄の米軍基地駐留に賛成である理由を述べた。
尺八演奏したが、お粗末だ。恥ずかしい。
次はちゃんと演奏できるようにします。

家の近くで米兵中学生殴打事件起こる


古堅で、酔った米兵による中学生殴打事件のニュースを見て驚いた。
まさか私が住んでいる古堅でこんな事件が起こるとは・・・。
古堅は閑静な住宅地だ。
飲み屋は地元の人間しか行かないような小さい居酒屋が三軒あるだけで、
米兵が古堅の居酒屋で飲むというのは考えられないことだ。

昔は外人住宅街があり多くのアメリカ人が住んでいたが、
今は非常に少なくなった。
外人が多く住んでいたころでも古堅には飲み屋はほとんどなく
アメリカ人が古堅で酒を飲むということはなかった。
何十年もの間古堅で酔ったアメリカ兵が事件を起こしたということ
は聞いたことはないし、
新聞に載ったこともない。
だから、私がこのニュースを知った瞬間に思ったのは
・・・なんで、古堅でこんな事件が起こったんだ・・・である。

中学生が襲われたのは三階の部屋と報道していたが、
三階建てにある居酒屋は一か所しかない。
私はその建物で事件が起こったと思ったが、そうではなかった。
この事件は私の知らない居酒屋で起こっていて、
このニュースで私が知らない新しい居酒屋があることを知った。
事件が起こった建物は古堅の住宅街にはない。
古堅の住宅街からはかなり離れている場所にある。
以前は原野だった場所にその建物はあった。

オスプレイ・・・米兵の婦女暴行・・・夜間外出禁止・・・米兵の事件・・・
今まで酔った米兵の事件が起こらなかった古堅で、
事件が起こるとは不思議な流れである。
しかし、事件は起こった。

夜間外出禁止令を出しても米兵全員が完全に守るということは不可能だと思う。
米兵は人間だ。
沖縄人も日本人も韓国人も中国人もみんな人間であるという意味の人間だ。
人間はコンピューター制御されたロボットではない。
人間には色々な性格がある。
善良な人間も居れば悪い人間もいる。
規則を守る人間も居れば平気で規則を破る人間もいる。
米兵に11時以降の外出を禁ずる指令を出しても、
その指令に従おうとしない米兵がいるのはありうることだ。

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少年殴打の米兵「帰りなさい」に逆上、暴れ出す


読売新聞 11月4日(日)6時45分配信

 沖縄県読谷(よみたん)村で2日未明、
米空軍兵(24)が住居に侵入、
少年を殴ったとされる事件で、
空軍兵は直前まで酒を飲んでいた居酒屋の店主から
「外出禁止の時間だからもう帰りなさい」と注意されて逆上し、
暴れ出したことが関係者への取材でわかった。

 米軍は、
10月19日に日本滞在の全米軍人に夜間外出禁止令(午後11時~午前5時)を出したばかり。
県警嘉手納署や関係者によると、
空軍兵は1日夜、1人でこの店に来て飲酒。
午後11時前に店主が帰るよう促したところ、
突然暴れ出し、2日午前1時頃、店を飛び出したという。
その後、同じビルの3階にある会社員宅に侵入。
寝ていた男子中学生(13)の顔を拳で殴って1週間のけがを負わせたとして、
住居侵入や傷害などの疑いが持たれている。

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皮肉なことに米兵が暴れたのは夜間外出禁止令が原因だった。
古堅は居酒屋は少ないし、
アメリカ人が古堅の居酒屋で酒を飲むというのはほとんどない。
夜回りをしているMPは古堅までは来ないだろうと
その米兵は予想したのではないだろうか。
11時過ぎても酒を飲みたい気持ちが強かったから、
MPが来ないであろう古堅の居酒屋に来たということが考えられる。
そのような米兵が一人や二人はいてもおかしくない。
米兵というより人間といったほうがいい。
つまり、私達沖縄の人間が外出禁止令を出された場合でも
外出禁止令を破る不届き者は必ずいるということだ。
人間はロボットではない。
多くの人間は禁止命令を守るだろうが、
少数の守らない人間はいるものだ。
事件が起こらないように努力をすることはできるが
事件をゼロにすることはできない。
11時以降の外出禁止令を出した米軍の措置は賞賛に値するものだ。
たとえ兵士であっても人間の自由は尊重するべきであり、
仕事から解放された米兵が民間の飲食街で楽しむことに時間制限をするべきではない。
外出禁止令で自由を奪われた米兵の不満は多かったはずである。
不満を持っている米兵を教育し、外出禁止を強制執行した。
そして、MPは夜回りして、米兵が入っていそうな店に立ち入り、
すべての米兵を基地に戻した。
その努力は認めるべきである。
しかし、さすがのMPでも古堅の小さな居酒屋までは回ることはできなかった。

外出禁止期間に酔った米兵が中学生を暴行した事件が起こったので、
「外出禁止令は意味がない」という意見や
「米軍の外出禁止令が、県民を欺くための建前にすぎないことがわかった」と
米軍を非難している人たちがいる。

外出禁止を完璧にできるものであると考えている人のほうが私はおかしい。
米軍は外出禁止令を出し、
夜回りをして11時以降は米兵を基地に帰す努力をしている。
米軍が米兵の外出禁止に努力しているかいないかを判断するべきであって、
殴打事件が起きたからといって一方的に避難するのはやるべきではない。
事件が起きたらなぜ事件が起きたかを検証し、
米軍に落ち度があったら批判するべきであるが、
「県民を欺く建前にすぎない」と米軍を一方的に非難するのはおかしい。
「沖縄県民なら完璧にできるというのか」と言いたくなる。

古堅で起こった事件のケースもあるように、
米軍だけで取り締まりするのには限界がある。
今後事件を起きないようにするには県警も協力しなければならないだろう。
11時以降に米兵を見たらすぐに県警に連絡するように県民も協力する必要がある。
協力は全然しないで、
米軍だけに押し付けるのなら古堅の事件と似たケースは今後も起こる可能性がある。

なぜ、米軍は沖縄に駐留しているか


共産党県委

女性暴行事件での綱紀粛正、
外出禁止令は口先だけで効果なし、
日米政府の責任は重大。
これ以上県民の命と暮らし、人権を脅かすな。
再発防止の根本的解決のため米軍基地の全面撤去と安保廃棄を強く求める。

社民党県連

陸では蛮行を繰り返す米兵が俳諧し、
空には危険なオスプレイが昼夜、飛びかっている。
県民の平穏な生活を破壊し、
尊厳を踏みにじってなお基地を押し付ける日米両政府に、
満身の怒りを込めて強く抗議する。


社大党
今回の事件は、
米軍がどのような手立てを打ったとしても基地があるゆえの事件を防げないことを証明した。
日米両政府は小手先の綱紀粛正ではなく
地位協定の抜本的な改定と米軍基地の即時閉鎖・返還をすべきだ。

オスプレイ・婦女暴行事件・中学生殴打事件に対して
県内の政党すべてが米軍を非難している。
その中でも共産党、社民党、社大党は
米軍基地への反発が強く米軍基地撤去や閉鎖を主張している。

なぜ、沖縄に米軍基地があるのか。
革新政党が主張しているように、
米兵による婦女暴行をなくすために
米軍基地は撤去しなければならない存在なのか。

革新政党の主張を打ち砕くために
米軍基地が沖縄に存在している理由を明らかにし、
革新政党が本当は反米主義であり、
米兵の婦女暴行を女性の人権を守るのを目的しているのではなく、
反米軍基地撤去の目的にに利用しているだけであることを述べていこうと思う。

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