Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「Jプレミアム」是正に努力を!

2012-10-01 07:51:35 | 社会・経済

2012=平成24年10月も、拙ブログを宜しくお願い致します。

9月最後の昨日夜、秋口にありがちな台風襲来となり、第17号が、当地愛知の東方を駆け抜けた。南方にての犠牲、三重県下にても行方不明の方があったのが遺憾だが、当地にとっては久々の本格降雨となり、農産物にとり、ある程度の好影響を残したのも事実だろう。

さて今月以降、その農産物も絡む食品関係の値上げが相次ぐ様だ。小麦や乳製品を初め、多くの品目にて上方改定が予想される様だ。加えて、今月より石炭、石油製品に課せられる環境税制が実施され、物価への影響も生じそうだ。ご存知とは思うが、一連の増税は来年以降も続き、先の震災復興向けの所得税上方改定、再来年よりは、物議を醸した消費税の上方改定がいよいよ実施されそうな雲行き。果たして民主党政府、今の決して芳しくない経済情勢ときちんと向き合っているのかどうか、大いに疑問の残る所ではある。

その前述の石油製品、我国向けはその殆どが輸入であり、しかも諸情勢が不安定で、上質ではない中東産が大半であるのは良く知られる所。品質と並ぶ問題が、輸入価格のあり様だろう。悪名高い「Japan Premium」と呼ばれる、欧米向けよりも数等高い価格で取引され、一説にては、米合衆国向けより数倍高いとも言われる。我々国民市民は、まずこの事実に留意しなければならないだろう。

この様になったのも、我国外交の技術レベルが低いからだ。戦後ずっと、中東の原産国の所謂「言い値」で購入させられ、我国は中東の上得意になっているとか。いざ値下げ交渉となると、相手国は我国の足元を見ている様な出方にて「日本は、価格よりも安定供給の方が大事だろう」などと凄まれ、話はチョン。それっきり値下げ交渉はストップと相成り、そうした事が、現在までズルズルと続いて来たと言う事だ。

もう良い加減に、我々国民市民も、こうした割高、バカ高エネルギーの実態を気に留めても良いのではないか。幸い、近く政権復帰の可能性が高まった自由民主党総裁には、首相経験者たる安倍晋三さんが選出され、政権復帰を目指す事となった。実利の伴う外交を目指す、安倍親新総裁と共に、国民市民の生活を不利に貶めている「Jプレミアム」の是正も、強力に推進して参らなければならない所だろう。想えばこの事も、「増税、その前に!」だと思うのだが・・・。

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コメント (4)
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