Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

これぞ 組織防衛!

2017-12-27 20:51:50 | 国際・政治

北海道・松前沖の漁業施設にて、窃盗の挙に及んだ 北鮮の漁業関係者の所業に関し、弁償を申し出ていた 総連こと在日朝鮮人総連合会と、被害者たる 地元魚業協同組合の協議が決裂した様だ。報道によれば、総連側が負うべき数百万円超の賠償額に対し、申し出た金額は、その1/10以下。更に、我漁協側に対し、前述の数百万円超の賠償要求を取り下げる様、しれっと要求したとか。正に「居直り」そのもの。総連に、漁業施設被害の弁償をする意思など、初めからなかったのである。これが、無法国家 北鮮の実像たる事を、我々は 確と脳裏に焼き付けておきたいものだ。

その北鮮と、水面下で秘かに往来していたのが、かつての我国第一野党 旧社会党だった。昭和の後半、与党 自由民主党と政治の表舞台を切り回した、所謂「55年体制」の、一方の立役者と記せば聞こえは良いが、実態は、多分に媚中媚朝に終始した様だ。人気だった、故・土井たか子元衆院議長を初め、旧社会党の顔役達の多くが、その事は「見て見ぬふり」を通して来た。更に、北鮮による日本人拉致事件の詳細を知る立場にありながら、同国への、それこそ「忖度」の為に、我国内に 必要な情報までも明かさなかったとされる。主に、安保政策を巡る軋轢や行き違いからだったかもだが、1960=昭和35年に生じた、浅沼稲次郎元委員長暗殺事件にも、その背景に 前述の媚中媚朝姿勢があったからではないのか。

その旧社会党に成り下がりつつある新党が、立憲民主党だ。先の衆院選の善戦(躍進ではない)が知られるが、一皮剥けば、特に昨今は 旧社会党と大差ない実像が分る事だろう。枝野執行部は、結局は 旧民主党の菅 直人内閣とまんま同じ顔ぶれ。特に 2011=平成23年春の、東日本大震災と、それに絡む東京電力の大原発事故に際しての、非力で不適切な対応は、よく知られる所だろう。替わった民進党も「選挙互助会」と揶揄され、当初二桁の支持率も、今秋の末期には ほぼ半減レベルに堕ちていた様だ。そこへ小池東京都知事の国政進出の意向に飛びつき、前原執行部は、党分裂と言う無様な道を選んだ。小池都知事の国政進出は、元々が無理筋で 有名になった「排除」発言もあって、大敗北に終わった次第だが、元より寄せ集めの民進党も、分裂から 芳しからざる再編へと進む事になったのはご存じの通りだろう。

当初は、小池都知事の意向に沿う形で発足した「希望の党」同知事と安保などで路線の異なる勢力が集まる「立憲民主党」それに、参議メインで民進党として存続を図る、大体三派に分かれ、どのグループにも属さない「無所属の会」派も一定存在するのだが、この内の立憲民主党が最大会派となり、現在も、旧民進党からの入党組が生じ、衆参両院で野党第一党となる見込みである。SNSなどのネット戦略も一定奏功した結果とも言われる。が、しかし・・

今月、旧民進党→立憲民主党入り、又は確実にしているのは、有田芳生(ありた・よしふ)、川田龍三、蓮舫の各参議と、自動車経費や不倫などの諸問題を抱えたままの 山尾志桜里衆議など、総じて左傾思考の輩ばかり。蓮舫参議も、元民進代表時に生じた、二重国籍疑惑が晴れぬままだ。森友・加計学園問題などの追及に勤しむ一方で、更に大きく深刻な内外の諸問題に取り組む意思は感じられず、主義主張は、まんま旧社会党にダブる一方と言うのが正直な所だろう。

距離を置いて見てみると、立憲民主党のやろうとしているのは、今日までに公安当局の立入調査を受けた、旧オウム真理教の残党「アーレフ教団」の現状と、嫌でも似通った印象を受けるのだ。つまり、麻原元代表の拘束以後、記憶風化などで オウム時代を知らぬ若い世代を、ヨーガなどの健康法サークルを装って勧誘し、再び入信させて行く手口。これまでに集まった教団資金は 10億円超だと言う。最近入った若い信者達は、オウム時代の罪業を 詳しくは知らないし、知らされていない事だろう。先の衆院選にて、立憲民主党が勢力を伸ばした背景には、この「アーレフ教団」と似た様な土壌がありはしなかったか。

SNSなどのネット戦略に取り込まれ、枝野執行部の選挙戦に取り込まれた若い支持層は、恐らく 旧社会党の不良な体たらくを知らないに違いない。そんな状況で、立憲民主党の今後の進展を見て行けば、支持者達の理想とはかけ離れた政策姿勢も露見して来よう。そうなった場合、同党は 15%台だった当初支持率を維持できるのか、見ものではあるが、もう一つ、旧民進党からの入党が相次ぐ裏には 枝野執行部の、党組織防衛への拘泥の姿勢が透けて見える様で仕方がない。

1971=昭和46年秋に、一警察官が惨殺された「渋谷事件」の首謀者で拘留中の極左分子 大坂正明が警察向け供述を拒み、黙秘し続けているのも、地下化した己に近い勢力の 組織防衛の為であるとの話も聞いている。そう言われてみると、枝野立憲民主執行部も、大坂以下の 極左過激勢力と通底する思考臭がある様に思えてならない。それは、前述の「アーレフ教団」にもチラ見えするものだがどうだろう。旧社会党左派の思想的支柱は、極左政治集団 社会主義協会だった。正直な所 枝野執行部は、その社会主義協会の残滓を引きずったまま、突っ走ろうとしている。それは極めて危険な動きだし、そうでなくても、与党政策立案に対し「反対の為の反対」 「対案より廃案」 「政策より政局」の不良姿勢を見直そうともしない行き様ややり様には、拙者は不興と反感しか抱かない、と申しておきたい。今回画像は、京都・大阪県境の JR東海道線を 日本海側へと向かう、下り貨物便の様子であります。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 反発の形 | トップ | 今年は、大手報道メディア不... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際・政治」カテゴリの最新記事