厠侍～「猿」Ⅵ

OCN Cafeの各位、暑中お見舞い申し上げます。
当地名古屋は一昨日遂に梅雨明けした模様で、その少し前より昼夜を分かたぬ猛暑の日々が続きます。
夏の病、日射病や熱中症が大きく懸念され、電力不安より難しいのは事実なるも、水分補給や睡眠確保など、少しでも健康保持に留意したい所。又、今朝当地にて、今夏の蝉の初鳴きを聞きました。いよいよ「盛夏」の時季に突入と言う事です。ただ、この蝉連中、拙居所近くの者は夜も歌唱をやめないのが難点であるのも事実です。

海外に目を向けると、アフリカ大陸にて新国家「南スーダン共和国」が発足。多くの有望な石油資源を擁していると言われ、政情の安定が図れれば、将来有望な国の一つとなり得るでしょう。
尤も、この石油資源を巡っては、早くも米合衆国と中華人民共和国が利権確保も絡んで綱引きを始めている模様。
アフリカ産の原油は、中東産のそれに比べて総じて質が高いとされ、精製コストも安価で済む様です。その為、欧米先進国よりはいつもその利権が狙われており、今回も「ああ、又か」の感もある。しかしながら祖国日本の「関係ない」様な姿勢は如何なものかとも思います。
これまでも、中東産のしかも紛争地域に近い高めの原油を掴まされ、為にエネルギー・コストは世界的にも割高に推移して来た。国内経済低迷を打開したいなら、こうしたアフリカの石油資源の動向にも目を向け、必要な外交手段を早目に行使すべきであるのに、政権党の民主党にはそうした気配はありません。
震災復興、それに原子力発電所事故への対応が大変であるのは分るが、我国エネルギーの今後に関わるだけに、この様な姿勢ではダメだと強く思いますね。

次に、拙ブログにて連載中の低レベル読物。又も途中で梅雨明けとなってしまい、些かバツが悪いですが、とりあえず区切りまで載せようかとも思います。ご興味があれば下記アドレスよりご笑読下さる様。*(日本)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/