コナサン、ミンバンワ!我国スポーツの世界にて、快挙が続いているのはご存じかと思います。
女子サッカーW杯「なでしこJAPAN」の決勝進出。これまでの道程は決して平坦ではなく、6度目の挑戦でここまでの地平に達した由。欧州の強豪を下し、第2位以上を確実にした血と汗の努力を称え、併せて米合衆国との決勝戦の健闘をも祈りたい所です。
不祥事が続いた大相撲にても、久し振りに朗報に接しました。
平成の名大関、魁皇関の通産勝利記録が1046に更新されました。こちらも一言奉祝の上、横綱の最終目標は困難となるも、野球賭博や八百長など不名誉続きの角界に喝を入れる存在であって頂きたい。
勝利記録も素晴らしいが「記録よりも記憶に残る力士」となる事も、一方の名誉だと愚考する次第であります。
それに引き換え、我国政治の低レベルは相変わらず。寄せ集め、意思不統一の民主党政権の体たらくは最早救い様のないレベル。
数日前、あるTV番組にて、現経済財政相 与謝野 馨さんの、福島県下の原子力発電所事故についてのコメントを紹介していたが、まあ正直失望を禁じ得ないものでありました。
同大臣のご見解は「此度の原発事故は、建設時の災害想定を大きく上回った事実上の天災にして、不足の所の反省などしようがない」と言う意味の、果たして放送の価値があるのか疑問符のつくもの。
T電力・福島第一原子力発電所は、その建設当時より(立地や施設の一部が)国の保安基準に合致しないなど複数の問題を抱え、そうである以上、事故は明らかな人災でしょう。「そうではない」などと言い張り続けるなどは、明らかに国民に対する信義に背く行為であり、こうした所に言論とか表現の自由が入る余地などないと心得ます。
報道によれば、与謝野大臣は政界入りの前、原子力事業体に在籍された事があり、その事から原子力発電を強く擁護するお立場だとされます。
又、以前内閣総理大臣だった中曽根康弘さんの影響下にあって、国防についての思考も尖鋭である様で、もしかすると中曽根元大臣にはその存在が囁かれた、将来の我国核兵器保有に道筋をつけておく願望があるのかも知れません。
同大臣は、増税による財政健全化の推進役としても知られ、この時の放送では「今の豊かさと便利さを末永く維持する為にも、原子力発電は絶対に必要」と言う所を強調されるも、この豊かさは、恐れながら我国の民意とは乖離(かいり)があると感じます。つまりこれは、米国資本主義によって作られ、押し付けられた不健全な面を持つもので、こんな事共の維持の為に原子力発電を続けられるのは、一国民として、私も本意ではありません。
財政健全化へ向けての増税にしても、いずれ将来的には必要かも知れないが、現状で本当に諸々の投資のあり方が望ましいのか、真剣に検討した様子がない様なのは遺憾です。
一頃話題になった、事業仕分けの他にも、対外投資などが本当に有益なのか、再検討をした形跡があるのかどうか。特に、もう途上国とは言えない中華人民共和国への政府開発援助ODAは、その相当額が軍事向けに転用され、我国への脅威の一端にもなっている以上、抜本的にそのあり方が見直されるべきで、担当大臣は険を冒してでも、その事を実行すべきだと心得ますが。
それにしても、原子力発電についての菅・与謝野両大臣の思考には、最早埋め様のない溝がある様に感じます。
原子力発電は、あくまで自然エネルギーが高効率化するまでの中継ぎのエネルギー技術として理解されるべきで、当面継続にしても、同じ番組に出られた旧通産省OBの作家 堺屋 太一さんがご指摘になった「更なる厳重な安全技術」が確立された上で考えられるべきであり、「反省も何もない」などとは、福島の災禍より何も学ぶ意思がない事を国民の前に露呈している様なものでしょう。
福島の事故にては、既に現地の子供達の、より健康に悪影響を及ぼす体内被曝がほぼ確実と言われ、今後子孫の命運にも暗雲を投げかける事となりかねません。
今の「物と金の豊かさ」の維持の為に、将来の国民の命と健康が蔑ろにされる様な事態は、あってはならない事と心得ます。
この様な複数の不心得閣僚を放置する民主党政権にもう何も期待する所はなく、菅大臣の公約通りの退陣も必要であろうが、遠くない時期に、衆議院解散総選挙を執り行い、きちんとした国民の審判を仰ぐべきであると感じるのは、私だけではないと強く思います。
P.S 今回は、ブログ記事を省略しています。又、次回は7/18(月)以降に掲載予定です。*(日本)*
女子サッカーW杯「なでしこJAPAN」の決勝進出。これまでの道程は決して平坦ではなく、6度目の挑戦でここまでの地平に達した由。欧州の強豪を下し、第2位以上を確実にした血と汗の努力を称え、併せて米合衆国との決勝戦の健闘をも祈りたい所です。
不祥事が続いた大相撲にても、久し振りに朗報に接しました。
平成の名大関、魁皇関の通産勝利記録が1046に更新されました。こちらも一言奉祝の上、横綱の最終目標は困難となるも、野球賭博や八百長など不名誉続きの角界に喝を入れる存在であって頂きたい。
勝利記録も素晴らしいが「記録よりも記憶に残る力士」となる事も、一方の名誉だと愚考する次第であります。
それに引き換え、我国政治の低レベルは相変わらず。寄せ集め、意思不統一の民主党政権の体たらくは最早救い様のないレベル。
数日前、あるTV番組にて、現経済財政相 与謝野 馨さんの、福島県下の原子力発電所事故についてのコメントを紹介していたが、まあ正直失望を禁じ得ないものでありました。
同大臣のご見解は「此度の原発事故は、建設時の災害想定を大きく上回った事実上の天災にして、不足の所の反省などしようがない」と言う意味の、果たして放送の価値があるのか疑問符のつくもの。
T電力・福島第一原子力発電所は、その建設当時より(立地や施設の一部が)国の保安基準に合致しないなど複数の問題を抱え、そうである以上、事故は明らかな人災でしょう。「そうではない」などと言い張り続けるなどは、明らかに国民に対する信義に背く行為であり、こうした所に言論とか表現の自由が入る余地などないと心得ます。
報道によれば、与謝野大臣は政界入りの前、原子力事業体に在籍された事があり、その事から原子力発電を強く擁護するお立場だとされます。
又、以前内閣総理大臣だった中曽根康弘さんの影響下にあって、国防についての思考も尖鋭である様で、もしかすると中曽根元大臣にはその存在が囁かれた、将来の我国核兵器保有に道筋をつけておく願望があるのかも知れません。
同大臣は、増税による財政健全化の推進役としても知られ、この時の放送では「今の豊かさと便利さを末永く維持する為にも、原子力発電は絶対に必要」と言う所を強調されるも、この豊かさは、恐れながら我国の民意とは乖離(かいり)があると感じます。つまりこれは、米国資本主義によって作られ、押し付けられた不健全な面を持つもので、こんな事共の維持の為に原子力発電を続けられるのは、一国民として、私も本意ではありません。
財政健全化へ向けての増税にしても、いずれ将来的には必要かも知れないが、現状で本当に諸々の投資のあり方が望ましいのか、真剣に検討した様子がない様なのは遺憾です。
一頃話題になった、事業仕分けの他にも、対外投資などが本当に有益なのか、再検討をした形跡があるのかどうか。特に、もう途上国とは言えない中華人民共和国への政府開発援助ODAは、その相当額が軍事向けに転用され、我国への脅威の一端にもなっている以上、抜本的にそのあり方が見直されるべきで、担当大臣は険を冒してでも、その事を実行すべきだと心得ますが。
それにしても、原子力発電についての菅・与謝野両大臣の思考には、最早埋め様のない溝がある様に感じます。
原子力発電は、あくまで自然エネルギーが高効率化するまでの中継ぎのエネルギー技術として理解されるべきで、当面継続にしても、同じ番組に出られた旧通産省OBの作家 堺屋 太一さんがご指摘になった「更なる厳重な安全技術」が確立された上で考えられるべきであり、「反省も何もない」などとは、福島の災禍より何も学ぶ意思がない事を国民の前に露呈している様なものでしょう。
福島の事故にては、既に現地の子供達の、より健康に悪影響を及ぼす体内被曝がほぼ確実と言われ、今後子孫の命運にも暗雲を投げかける事となりかねません。
今の「物と金の豊かさ」の維持の為に、将来の国民の命と健康が蔑ろにされる様な事態は、あってはならない事と心得ます。
この様な複数の不心得閣僚を放置する民主党政権にもう何も期待する所はなく、菅大臣の公約通りの退陣も必要であろうが、遠くない時期に、衆議院解散総選挙を執り行い、きちんとした国民の審判を仰ぐべきであると感じるのは、私だけではないと強く思います。
P.S 今回は、ブログ記事を省略しています。又、次回は7/18(月)以降に掲載予定です。*(日本)*