Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

共有したい 髙市自民政調会長の日台情勢観

2021-12-19 23:55:00 | 国際・政治

若手ミュージカル女優・神田沙也加さんの急の訃報、誠に残念に思う。父君は往年の石原軍団主戦・神田正輝、母堂は人気アイドル歌手の始祖・松田聖子という至高の血筋を感じさせない貪欲な努力家だったと聞く。これからの我国の演劇文化をリードする実力者ともなり得ただけに、ファンならずとも深い喪失感を覚える者だ。死因についての言及は控えるが、今は静かに哀悼の意を表したい。

本題です。北京五輪及び障碍五輪が来年初に迫り、又 その後ろに日中国交回復 50周年が控えるせいかどうかは定かでないが、中国大陸内少数民族に向けた人権抑圧疑惑などに絡む 対中非難国会決議が又も採択見送りになった。前国会でのそれに続く 2回目で、こうなると来年初からの通常国会でも採択の意思があるのか否か、少なからず懐疑的にもなるものだ。想えば中国大陸は、対台湾でも「中国大陸領土の一部」であるとして、台湾防空識別圏への大規模な航空機侵入を初め 不穏な動きを繰り返している。そうした動きを懸念しての、自民党幹部による懸念が表された様だ。以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「高市氏『台湾危機に備え 日米共同作戦計画を』李 登輝友の会で講演」

自民党の 高市早苗政務調査会長は 12/19、東京都内で開かれた 日本と台湾の交流を図る民間団体「日本李 登輝友の会」の会合で講演し、台湾海峡の危機に備えて 日米共同作戦計画を策定すべきだとの考えを示した。

髙市氏は「個人的な見解」と断った上で「平和的な解決を促すためには 外交的な働きかけだけでは不十分。中国(大陸) に対して、力による一方的な現状変更は不可能だと しっかり認識させることが重要だ」と語り、米国以外の同志国とも連携して、多国間の協力体制を構築すべきだと訴えた。

日台関係に関しては「台湾と秘匿可能な通信連絡や リアルタイムで情報を共有する手段がないのがとても残念だ」と指摘した。その上で 日本政府関係者と台湾当局の幹部間を専用線でつなぐホット・ラインの開設や、台湾海峡での海難事故を想定した海上事故防止協定などの締結を模索すべきだと強調した。

台湾有事が発生した場合については「どのように邦人を保護するのか。非戦闘員の退避をどう行うのか。日台間で早く協議しておかなければならない内容だ」と語った。(引用ここまで)

「台湾有事は日本有事」との 安倍元総理の言葉やご見解を待つまでもなく、髙市自民政調会長の引用記事に載った主張は 中国大陸の「無理筋」の海洋政策が明かになりつつあった段階で、日台間で詰められなければならなかった課題だろう。我国政府と台湾当局間の専用通信手段も当然もっと以前から設けられるべきだったし、小規模でも 台湾軍と我らが自衛隊の訓練や演習が少しは持たれて然るべきではないか。

こうした「穴や空白」を指摘された髙市見解の趣旨をまず理解したい。その上で、我国民多数で少しでも早く その趣旨を共有したいものだ。与党自民や公明各党内にも 中国大陸大陸志向の「媚中派」が相当数あって前述見解の実施が相当に難しい事情も分からぬではないが、以前も申した様に 中国大陸から「日本とは 圧せば簡単に屈する国」との印象を持たれるのが一番いけない。一定範囲で集団的自衛権も認知された事もあり、日台間での「必要な連携」は今後深められなければならないのは明らかだ。又 そうした協力への調整努力への姿勢は、我国に駐留する米合衆国軍からも評価される事だろう。

昨年来流行る 新型コロナ・ウィルス感染症禍は、新たにオミクロン変異型が台頭、在日米軍・沖縄基地内でも感染者複数が認められ 日本人基地関係者にも広まったとかで 強い善処を求めたいが、その一方で髙市会長主張の日台情勢観も 我々日本人間で拡散され、共有さるべきものと心得る。やはり 価値観を共有する国・地域はすべからく強い団結と連携を周到に行って、眼前の脅威と対峙すべきなのだ。あくまでも対話メインの外交努力先行は勿論だが、その背後を固める「力の保障」も又必要という事だろう。

今回画像は、長野県方面から一旦当地名古屋を経て 三重県下へ石油製品の積み込みへと赴く、燃料列車編成の様子を。経由となる JR中央線は、この所来春のデビューが決まった在来線電車新車の話題で盛り上がっている様だが、同線の貨物便も 先導の電気機関車の世代交代が噂され、そのテストの意味もあるかも知れません。先頭が 新車とは行かぬも次期主力と目される EH200型機、その次位が これまで主戦を務めた EF64型 1000代機。共に直流電機であります。


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