Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

電動 KBひき逃げも飼犬の暴挙も、当事者の危機意識のなさから起きた

2024-02-10 09:49:26 | 社会・経済
又一つ、当地名古屋の恥が増えた感もする所だ。この年初 名古屋市内にて生じた所謂「電動キックボード(以下、電動 KBと略記の場合有)」によるひき逃げ傷害事件の容疑者逮捕に至ったのは良いが。

当該容疑者は、原付免許を要する高走行性能の電動 KBを無免許運転の上 公道を逆走、横断中の歩行者をヒットして重傷を負わせたもの。逮捕取り調べに際し「要免許を知らなかった」由。勿論それで済まされる訳はなかろう。

確かに電動 KBの免許規定は分かり難く、全車種要免許、ヘルメット必着とするのが筋だが、そこは我国の法令は 中途半端に甘いのが不良な所だ。産業経済側向けに その様な規定にせざるを得ないなら、もっとユーザー向けの教育を徹底すべきではないのか。それも又不徹底だから、こうした事件を生じるのではないか。

形こそ違え、北関東圏にて住民多数に被害を及ぼす事件があった。一昨日の 2/7に生じた、大型犬による 小学生ら 10人超が噛まれた負傷事故。当該犬の飼い主は 法定の狂犬病予防接種をさせず、必要な自治体登録も行っていなかった由。本来なら逮捕されてもおかしくないレベルのはずだが、以下 昨日の TBS NEWS DIGネット記事を引用して、みて参る事に。

「狂犬病の予防注射せず 小学生ら計 12人をかんだ四国犬 群馬・伊勢崎市」

2/7、群馬県伊勢崎市の公園で 小学生ら 12人が(大型)犬にかまれた事件で、この犬が狂犬病の予防注射を打っていなかったことがわかりました。

この事件は 2/7夕方、伊勢崎市の公園で 小学生 9人を含む計 12人が犬にかまれ、けがをしたものです。

かんだのは 体長 1m30cmほどの四国犬ですが、゜その後の伊勢崎市への取材で、この犬が法律で義務付けられている狂犬病の予防注射を打っていなかったことが新たに分かりました。

伊勢崎市によりますと「狂犬病予防法」は犬の飼い主に▼市町村への登録 と▼年 1回の狂犬病の予防注射を義務付けていますが、けがをさせた犬はこの登録がなく、予防注射をした記録がないということです。

犬の飼い主は あわせて 7頭の四国犬を飼っていますが、市役所への登録は 3頭だけで、この 3頭の予防注射の記録はおよそ 10年前が最後だということです。犬は(群馬)県の動物愛護センターで保護されていて、警察が飼い主の男性から話を聞くなどして 当時の状況を調べています。(引用ここまで)

負傷多数の状況からして、こちらも容疑者逮捕が至当なレベル。他報道によれば、負傷の方が連れていたと思われる小型犬 1頭に犠牲が生じた模様。群馬県は 飼い主に行政指導を行った由だが、悪質度合いからして 登録や予防接種義務を知りながら放置していた疑いが強く持たれよう。

詳しくは末尾リンクの関連記事に譲るが、狂犬病は 人畜共発症すればほぼ致死率 100%の重大疾患だ。当該飼い主はその事も知らされながら無視していたとすれば、これはもう法令を見直して逮捕などの拘束を可能にすると共に 厳罰化も強く求められるべきだ。

両事件の背景には、自らの行動に強い責任感を持つ思考が弛緩しきっている事が挙げられよう。「自由ガー、権利ガー!」ばかりが強調された、日教組主導による戦後教育の悪弊といえるだろう。戦後ずっと 保守側が問題視してきた所だが、令和の今となっても 大した改善はみられない様だ。

住民多数に危害を及ぼす事を抑えるべく、健全な規範意識と道徳観念の涵養が引き続き強く求められるという事か。今回画像は 昨年秋に悪友と訪ねた、その群馬県・水上温泉郷近くの JR上越線にて不定期運転の蒸機暫しの休憩の模様を。以下に 関連記事をリンク致します。「女性自身 2/9付」
コメント (2)
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