Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

岸田総理・公邸入居雑感

2021-12-13 23:12:28 | 国際・政治

先の衆院選、野党対立候補応援の挙に出たかどで党紀違反などに問われた 山崎 拓・元同党副総裁に、党員資格停止一年間の「大甘」処分が下った由。拙者は、石原伸晃元幹事長による 数十万円規模の雇用調整助成金の不適切とされる受領問題以上に、この問題の方が深甚と心得る。

一度は総理補佐官に任ぜられた石原元幹事長。極めて短期に辞任に至ったのは既報だが、山崎元総裁の処分は 本来なら「除名」が至当だったはずだ。何しろ応援相手の辻元清美・元立憲民主副代表は、極左勢力にも通じると指摘される不穏人物にして 全面未解決の日本人拉致事件を起こした北鮮にも近い。そんな「反日的極左分子」の応援に立つ様な不穏な行動は、厳重に糾されるべき。あっ、そう言えば山崎元副総裁も 中朝とはズブズブか。ならば尚更一年後には その方面の不穏が繰り返される訳だ。厳重な監視を要しよう。

それにしても、G7 欧米勢メインの 北京五輪及び障碍五輪向け対中外交的ボイコットに日共が賛同とはちと意外だった。表向きの理由は 既報通りの中国大陸内少数民族向け人権問題や 中共最高幹部と五輪テニス選手との不適切な人間関係を批判してのものだったが、拙的にはどうも「日共は中共ポチに非ず」との印象付けに奔走している感もなきにしも非ずだ。その中には勿論、日共の組織防衛を意図する所もあろう。対中外交的ボイコットへの賛意は 政治活動の自由に属するにつき静観したいが、そうした裏面もありそうな事は一言触れておきたい。

それに引き替え、河野太郎・現岸田内閣広報本部長の反応は 媚中臭が漂うものの様だ。我国が G7 欧米勢の打ち出す対中外交的ボイコットへの同調を牽制する様な出方が伝えられている。同氏の父、河野洋平・元官房長官も「河野談話」発出にも見られる様な媚中朝志向の様だし、河野一族の同族企業とされる「日本端子」も対中依存が大変に高い様だ。そうした事からの反応だとしたら、到底与し得るものではない。沖縄・尖閣の芳しからぬ件を含む日中問題の元凶は、改めて特定野党勢力もさる事ながら むしろ自民媚中勢力ではないかとも思う者だ。

前置きが長くなったが本題です。この所 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症禍に伴う 18歳未満の子ども向け給付金の付与方法などにつき、一部クーポン給付か全額現金か・・などでブレた姿勢が目立つ岸田政権。必要な施政の姿勢見直しなどをせず放置すれば、当然短命内閣に終わる事も有り得る。その是正と心機一転の意図もあろうが、これまでの居所・衆院議員宿舎から総理公邸への引っ越しを実施の由。以下 昨日付けの読売新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「岸田首相が公邸に引っ越し、入居は野田氏以来 9年ぶり・・・どうなる都市伝説」

岸田首相は 12/11、東京・赤坂の衆院議員宿舎から首相官邸に隣接する首相公邸に引っ越した。危機管理対応に万全を期すため、就任から約 2か月で転居を決めた。公邸入居は (旧)民主党政権の 野田元首相以来、約 9年ぶりだ。

「新鮮ながらも心の引き締まる思いだ。公務に専念するために決意した」首相は 12/11午後、荷物の搬入などを終えた後、公邸玄関前で記者団に語った。秘書で長男の翔太郎氏も入居する。

首相は 10/4に就任してからも議員宿舎暮らしを続け、車で約 3分かけ官邸に通った。第 2次政権の安倍元首相は東京・富ヶ谷の自宅から、菅(すが) 前首相は 首相と同じ議員宿舎から通い続けた。いずれも、危機管理に支障はないとの見解を貫いた。

ただ 菅政権下の 2月、福島県沖を震源とする最大深度 6強の地震が発生した際、菅首相が 発生から官邸に入るまでに 21分かかった。野党は「公邸外の暮らしでは、首都直下地震なとが起きた場合、直ちに官邸に到着できない恐れがある」と批判していた。

岸田首相も 就任直後の 10/7、最大震度 5強の地震対応に直面。宿舎に帰宅していた首相が官邸に戻ったのは、発生から 35分後だった。政府関係者は公邸居住で「時間のロスはなくなり、危機管理体制が強化される」と指摘する。

多くの議員やその家族らが住む議員宿舎に比べ、公邸は警備体制を整えやすいという利点もある。

首相周辺が気にするのは、公務とプライベートとの切り替えの難しさだ。首相の職務は常に緊張を強いられるため、いかに気分転換を図るかも重要となる。公邸に住んだ 7人のうち、小泉元首相を除く 6人は 1年前後で退陣となったため、永田町では「公邸に入ると短命政権」との都市伝説もささやかれる。

公邸は 鉄筋コンクリート 4階建てで、延べ床面積は約 7000平方メートル。1929=昭和 4年に完成した急官邸を解体せずに移転し、大改修した。国家公務員宿舎法に基づき、首相は無償で済むことができる。執務室や迎賓用ホールも備え、各国首脳との晩さん会などにも活用されている。(引用ここまで)

「新鮮ながらも心の引き締まる思い」それは「初心忘るべからず」の意にも通じる。言葉にした以上、岸田総理には 改めてこの事に留意して頂きたい。同時に 本気で「聞く力」を鍛え上げるなら、前述感染症禍の難局にあっても、岸田総理の所信と施政方針は相当な所で遂げられるだろうものだからだ。さすれば「短命内閣の都市伝説」などどうでも良い話ではないか。

既に或る世論調査では、内閣支持率はピークの 6割強から下がり始めているとの指摘もある。子ども向け給付を含む経済対策や外交安保の諸問題にも、初心に立ち返った気持ちで 改めての取り組みを願いたい。又 与党内の媚中勢力とも、一歩も退かぬ 強い決意での対峙を行い、対中外交的ボイコットも視野に入れ 強い姿勢を国民の前に表して頂きたいものだ。そうしてこそ、総理公邸への転居は 真の意味を帯びてくるのではないか。今回画像も以前ので恐縮。この初夏 当地東郊・豊橋市東境の JR東海道線を東上の 東京地下鉄新車の輸送風景を。まだ地下鉄電車自身の自走が許されない為、納車が終わるまでは JR貨物の機関車の力を借りての旅路となる次第。

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