Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

防衛省の土地利用調査についての拙希望

2021-12-24 23:01:24 | 国際・政治

今日 12/24は、ご存じクリスマス・イヴ。拙者はやはり この夜に因む慶事とは無縁の様で、普段通りの夜として受け止めている。勿論、所謂「やっかみ」とかの感情はない。どの様であれ 好機に恵まれた方はせいぜいトライされるが良いが、それに伴うリスクも少しは留意された方が良いかも知れない。

それよりも拙者、昨日の上皇陛下のお誕生日と 愛子内親王の成年皇族参加に、改めて一言の祝意を申す次第。お二方とも「開かれた皇室」への姿勢は尊重するも、一部の報道勢力などが画策する 皇統崩壊に繋がりかねない「女系天皇待望」の不良意図にはくれぐれも近づかない様お願いしたい。この連中、幾ら我々が声を上げて注意を繰り返しても 元々意味の異なる「女性、女系天皇論」を恰も同義の様に見せかけて喧伝し、この為 若い世代の一部に「議論位はしても良いのでは」の間違った思潮を振り撒いている所がある様だ。

もう一つ 上皇陛下が皇太子の頃、先の大戦に関する我国の問責を図った東京裁判こと極東国際軍事裁判の判決に伴う A級戦争犯罪人とされた 戦前の政治、軍事の 7要人に対する死刑執行がなされたのも、陛下のお誕生日だった。1948=昭和 23年のこの日の事だ。冤罪の疑いは今も拭えず、再審を要するとの意見も根強い。我々は収奪された北方領土の奪還や 昭和後期に北鮮に不当に拉致された日本人各位の生還帰国など、他の重要事案と共に 引き続き真摯に向き合うべき。これらの事も、拙者がどうもクリスマス・イヴと向き合いかねる理由でもある。

本題です。我々日本人の命と安全、福利追求の機会を守る為にも 我国土利用の安保面からの保全措置は必須であり、かねてからの課題でもあった訳だが、ようやく政府による対象土地区域の調査などに関する陣容が明かになった様だ。速やかな調査と、必要な規制措置を強く打ち出せる様願いたいもの。以下 昨日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「土地利用調査 70人態勢 内閣府に部局 防衛省増員」

安全保障上、重要な土地の買収対策として 6月に成立した土地利用規制法に基づき、政府が 対象区域の指定や調査を行う専門部局を内閣府に設置し、防衛省への増員と合わせ 約 70人態勢で発足させることが 12/23、分かった。情報を一元管理するため 内閣府に局長級の政策統括官ポストを増やし、来年 9月の全面施行に向けた準備を本格化させる。複数の政府関係者が明らかにした。

内閣府には、各省庁からの出向者による土地利用調査専門部局を 約 30人態勢で発足させる。同法では 防衛施設などの周辺約 1kmが対象となるため、各地にある防衛省の防衛局などに 調査要員として 約 40人を配置する。対象に国境離島が含まれるため、総合海洋対策本部にも複数人配置する。

また、政策分野別に現在 7人いる局長級の政策統括官ポストを 1人増員して土地調査担当とし、審議官や参事官も 1人ずつ増員する。これらは政府内の別の部署で 人員を減らすことなく全て純増させることになる。

政府は、土地利用規制法の一部施行が予定される 来年 6月までの新部局発足を目指し、9月の全面施行までに調査対象区域の指定作業を本格化させる。同法は 防衛施設や重要インフラ施設周辺の約 1kmと国境離島の土地を「注視区域」として調査対象区域に設定。不適切な利用に対し 中止を勧告・命令できる。特に重要な施設や国境離島は「特別注視区域」とし、土地を売買した取引当事者に事前届け出を課す。(引用ここまで)

改めて「やっと動き出すか」という感を覚えるものである。省庁レベルとしても相当にまとまった人員を要しもする所と 経費面もそれなりの金額となる所は認めるも、事は我国と国民の「命の安全」に関わるものだけに 決して手を拱く訳には参るまいて。国際レベルでも「今までが無防備過ぎた」のである。実は実行力のあった 菅(すが) 前政権が一定の線路を敷いて下された故もあろうが、岸田政権は この分野にも引き続き注力を願いたいものだ。

近づく北京五輪及び障碍五輪との外交的向き合いにしても、今一つ 中共政府の少数民族への不良な人権抑圧策などに対する厳しい姿勢が見られずちと不安でもあるだけに、安保上の土地利用規制に関して強い対応を取れなければ政権不信を招きかねないとも思うがどうか。

もう一つ この調査について、拙者は我国内の重要な水源地をできるだけ多く追加して頂きたいと願う者だ。我国は水質が良く、水道水がそのまま飲めるのは 世界的に見ても稀有なレベルだと聞く。当然外資は我国の水資源を狙ってくるだろうし、水資源の保全は 国民の命にも関わる事だ。

一切規制を設けない「野放し」ではいけない。前述土地利用調査が行われる運びとなったのは好機でもある。是非 安保上の重要度合に 主要水源地を追加して国有化を進め、強い保全を進めて頂きたい。今回画像は、当地愛知の重要な水源でもある木曽河畔を下る JR中央線列車の様子を。岐阜県中津川市内にて。木曽の流れは長野の木曽御嶽周辺が水源で、広範な国有林でもある所。願わくば 全国の主要水源地も森林が多いだけに、こうした国有林化を進めて頂きたいもの。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 岸田総理の「新時代リアリズム外交」と中共おもねり外交を問う - 政治 (fc2.com)

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