Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

警察庁の「取調べ指針」に期待する

2008-01-26 09:30:00 | インポート
お早うございます。今朝の当地名古屋は寒いながら穏やかな晴天。昨日までの強風も収まっています。厳冬の「もう1つの顔」と言った所ですね。勿論雨や雪も降る時は降りますから、それへの備えも考えるべきなんでしょうが。

さて今週は警察庁より、犯罪に関わった容疑者の取調べ適正化に向けての指針が公表されました。きっかけは先年、鹿児島県下にて生じた選挙違反事件について取り調べのあり方に不適切な所があって、当時容疑を持たれた各位が度の過ぎた長時間拘束や無理な身体の姿勢などを取らされた事が問題となった件でした。
この各位は裁判にて全員が無罪の判決を勝ち取るに至りますが、警察側の取調べに問題があった事が事実とすれば、こうした活動に対する国民の信頼低下を招くと共に、特に殺人などの凶悪事案についてはこうした問題を放置すれば、裁判の過程にて被告弁護側からその事を指摘され、ひいては容疑事実を崩されるなど突っ込んだ言及を受け、被害者側が不当に不利な立場に追い込まれる恐れが大いにありますね。

今回の指針では、無理な身体拘束をしない、又、やむを得ず取調べ長時間に及ぶ時には必ず事前に同意を得るなどの7項目の留意点が公表され、又別の部門による監督をも行って、大きな違反に対しては懲戒し余分も可能となっています。
ただ、こうした指針はこれまで我々国民の前に明らかにされず、公表はあくまで「最初の一歩」でありましょう。
我々もこうした容疑者の人格など人道部分に関わる取調べ活動の適正化に向け、そうした所に留意して見守ると共に、不幸な被害者が救われる様、公正な解決を図る事を強く望みたい所です。*(日本)*
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