Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

只今断水中・・・

2007-10-08 23:50:29 | インポート

コナサン、ミンバンワ!今夜は当地東海地方のお困り事件を1つ。当地の事件と言えば今夏発生した名古屋市内での金品目当ての女性拉致殺害事件がつとに有名。本当に不名誉な限りだが、今回は隣の三重県下にて発生した断水事件に触れてみたく思います。

今月初、三重鳥羽市の沖合いの神島にて上水道が断水し、約400名の島民の飲料水、生活用水の確保が懸念される事態に陥った。鳥羽市と同島の間には約8kmに亘る上水道送水管が海底に敷設されているが、何らかの事態によりこの送水管が破断、神島への送水が不能となった由。

三島由紀夫さんの小説「潮騒」の舞台ともなった同島。観光の島としても有名で、特に今日までの3連休を控えての書き入れ時だっただけに、旅館などの関連業界は大弱り。何とか直前で給水船の手当てが間に合い、飲料水はペットボトル入りのもの、それ以外の生活用水はどうにか仮復旧を見て、観光客受け入れは辛うじて叶った様だが台風などの荒天時には船が動かせず、大いに不安が残るのも事実。

破断事故の原因は調査中の由だが、一見解として破断箇所に近くにて浚渫工事が行われていた由で、この作業船が移動の時、錨を送水管に当てて破断させた可能性もあるそうだ。偏見は承知の上だが、土木建設業界絡みの事件事故はどうも曖昧にされがちな印象があるのも事実。島民の安定生活の為にも早急な復旧と共に、事故原因の解明を強い態度にて進めて頂きたいものである。

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「大義」とは何か?

2007-10-08 23:14:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

本日日中、先月下旬に東南アジアのミャンマー国内にて政情不安な同国内の取材中に同国政府軍の銃撃に遭って急逝した影像ジャーナリスト、長井健司記者の葬儀が執り行われました。謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りすると共に、冒険の極みを尽くして真実を報じようとした同氏の義勇と功労を讃えたく思います。

私は今夏、拙写真帖の取材の為訪れた我が父祖ゆかりの鉄道線、JR飯田線の車中にて、同じ影像人だった故・一ノ瀬泰造記者の遺作「地雷を踏んだらサヨウナラ」を拝読していました。
一ノ瀬さんは1947=昭和22年佐賀県のご出身。我国にて大阪万博の催された1970=同45年頃より激しい内戦の続いていたカンボジア国に入り、多くの戦争影像を残していらっしゃいます。
1973=昭和48年晩秋、かねての目標だった世界屈指の仏教遺跡「アンコール・ワット」の取材の為移動中に戦乱に巻き込まれ落命された模様。後、1982=同57年に同氏のご両親により逝去が確認されます。ともすれば軟弱になったのではと揶揄される日本の男性にも、こんな方がいらっしゃったのかと感動を新たにしている所であります。

思えば一ノ瀬さんも長井さんも、虚偽や事実の歪曲を嫌い、命を賭して真実を伝えようとする強く深い情熱をお持ちだったと思います。そしてその事が、この方々にとっての「大義」だったのではと強く思いますね。
恥ずかしながらこの私、50に近いこの歳になってもそうした命を賭す価値を持つ「大義」に巡り会えないでいます。或いはそれが幸せなのかも知れないが、その一方でやはり男性には険を冒してでも達成したい何かを持ち続ける事が大切なのではとの思いも強くありますね。

立場こそ違え、昨夜は2輪レースの勇者、阿部典史さんも公道にて不慮の事故に遭遇し落命されました。並走していた大型車の不用意な進路変更に巻き込まれたのが原因だった様です。
モーター・スポーツの現場にてもしばしば見受けられる光景ですが、進路を変える時は必ずミラーにて後方の状況を確認把握する事が鉄則であり、事故原因を生じた大型ドライバーはこの鉄則を怠ったと言う事でしょう。事実とすれば言語道断、真性のプロ失格と申さざるを得ません。

話を戻します。一ノ瀬さん、長井さん、そして阿部さんも、それぞれにご自身にとっての大義をわきまえた方々だったと思います。だからこそ哀悼に耐えないものがあるのも事実です。
しかしながら今は失われてしまったと言う事も事実であり、今は各位の崇高なご意思を偲びながら、改めて心よりご冥福をお祈りしたく思います。合掌・・・。*(日本)*
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