コナサン、ミンバンワ!今夜は当地東海地方のお困り事件を1つ。当地の事件と言えば今夏発生した名古屋市内での金品目当ての女性拉致殺害事件がつとに有名。本当に不名誉な限りだが、今回は隣の三重県下にて発生した断水事件に触れてみたく思います。
今月初、三重鳥羽市の沖合いの神島にて上水道が断水し、約400名の島民の飲料水、生活用水の確保が懸念される事態に陥った。鳥羽市と同島の間には約8kmに亘る上水道送水管が海底に敷設されているが、何らかの事態によりこの送水管が破断、神島への送水が不能となった由。
三島由紀夫さんの小説「潮騒」の舞台ともなった同島。観光の島としても有名で、特に今日までの3連休を控えての書き入れ時だっただけに、旅館などの関連業界は大弱り。何とか直前で給水船の手当てが間に合い、飲料水はペットボトル入りのもの、それ以外の生活用水はどうにか仮復旧を見て、観光客受け入れは辛うじて叶った様だが台風などの荒天時には船が動かせず、大いに不安が残るのも事実。
破断事故の原因は調査中の由だが、一見解として破断箇所に近くにて浚渫工事が行われていた由で、この作業船が移動の時、錨を送水管に当てて破断させた可能性もあるそうだ。偏見は承知の上だが、土木建設業界絡みの事件事故はどうも曖昧にされがちな印象があるのも事実。島民の安定生活の為にも早急な復旧と共に、事故原因の解明を強い態度にて進めて頂きたいものである。