生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

小旅行で大きな収穫(その4)

2017-05-06 16:46:02 | 日記
連休に息子一家と娘夫婦が泊りがけで来ていたので、更新が遅くなりました。
三宅島旅行記の続きです。

観光タクシーで伊豆岬灯台を見学しました。



明治42年に建造されたランプ式無人灯台です。角柱形の灯台は珍しいです。
天気の良い日は新島、神津島や遠く富士山を望むこともできるそうですが、曇っていたので残念ながらみえませんでした。


大路(たいろ)池です。
およそ2000年前の噴火でできた火口湖と言われています。


大路池の入口にある迷子椎と呼ばれる樹齢数百年の木です。幹周り7.5メートル、樹高15メートルのスダジイです。大路池周辺の密林に迷い込んでも、この大木を目標にすれば助かるので迷子椎と呼ばれているそうです。
枝が支柱でささえられています。

島を一周して、阿古地区にもどってきました。

ところでカツオドリにはまだ出会っていません。明日の天気は雨の予報です。
民宿で一休みしてから、ひとり海岸に出てすわっていました。



写真は小さくてわかりにくいですが、遠くに三本岳が見えます。
三本岳は三宅島から西南西、約9km沖に切り立っている島で、正しくは『大野原島』と言い 三宅島から見ると3つの突岩が切り立って見えることから『三本岳』と呼ばれているそうです。



カツオドリは三本岳にいるらしいので、こちらの方へ飛んでくるのではないか期待して待ちました。いつまで待っても飛んできません。
カツオドリを見ることができなくても、時間は無駄になりません。海の色、磯のにおい、波しぶき、波の音などしっかり記憶しました。
海岸にはだれひとりいませんが、右側に誰かがいるように感じ、何度も首を横に向けました。


カツオドリの代わりにスズメぐらいの鳥が飛んできて消波ブロックにとまりました。
わたしを慰めてくれているのでしょうか。いつまでも飛び立たず、じっとしていました。


民宿に戻ると、夕食の用意が出来ていました。


夕食は海の幸満載のおかずでした。とれたての魚のさしみ。ノドグロの煮つけなど……おいしくいただきました。

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