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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

携帯電話の特訓

2011-10-08 11:41:23 | 日記
84歳の義母が最初に携帯電話の契約をしたのは6年ぐらい前のことです。ところが、全く使わなかったので2年目に契約解除してしまいました。

今年の1月に義父が召され、独り暮らしになったので再び携帯の契約をしました。
ひととおり使い方を説明して覚えたのですが、いざ音が鳴ると、どのボタンを押したらよいかわからなくなり、あせって電源を切ってしまったり、充電をしなかったりで、ほとんど使っていませんでした。

主人は3人きょうだいですが、3人とも実家から2時間半ぐらいかかる場所に住んでいます。
緊急事態が起きてもすぐに駆けつけることはできませんが、近所の方に連絡したり、救急車を呼ぶことはできます。
そのための携帯電話です。いつでも利用できるようにしておかないと何にもなりません。

それで我が家に泊まっている間に練習をすることにしました。ネックストラップを買い求め、昼間は常に首にかけておくことにしてもらいました。
らくらくホンなので、文字は大きく、音声説明があり、短絡ダイヤル登録もできるので覚えればこんなに便利な物はありません。

なぜ義母が今まで使わなかったのか不思議に思っていましたが、今回そのわけがわかりました。
音声説明が早口で聞き取りにくいのです。また、ボタンが小さくて、指の太い義母が押すと、隣のボタンまで押してしまうことが多いのです。間違ったボタンを押したとき、しきりに携帯が話すのですが、何を言っているのか分からないため、閉じてしまうのです。

間違った時はあせらずに【戻る】のボタンを押して、ひ孫(ヒックン)の写っている最初の画面に戻ってからやり直したらいいことを伝えました。

電話のかけ方と受け方を何度か練習すると、スムーズにできるようになりました。すると、楽しくなったと言って嬉しそうに何度もわたしの携帯や固定電話にかけてきました。
この次はメールのやり方も教えてほしいというので、その意欲に驚きました。

義母は「これでいつでも繋がっていられる」と、安心したようです。定期的に充電することを忘れないようにねと言いました。
義母は昨日主人の車で帰って行きました。


携帯がいつでも繋がるようにするには備えておくことが必要ですね。いつでもイエス様に繋がっていられるためには、聖書を読み、祈る、み言葉を心に蓄えるという充電をしなければならないと思います。

充電していると、大きな問題にぶつかったときや突然のアクシデントが起きたとき、イエス様が助けて下さると確信できるのであわてずにすみます。
充電をサボっていると、不安でどうしようもなくなります。

携帯電話は充電しなければ電源が切れてしまい、電話は繋がらなくなりますが、祈るのをやめてしまったり、こちらからイエス様の手を離してしまったとしても、イエス様がつかまえていて下さるので、イエス様との関係が断ち切られることはありません。

イエス様と繋がっていられることの幸いを思いました。義母もイエス様に繋がることができますように……。




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