生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

必要な食べ物

2011-05-09 07:23:15 | 教会
母の日に花束が届きました。息子夫婦からです。
花に添えられているカードには
「大好きなお母さんへ。優しいお父さんとお母さんに出会えて幸せです。お母さんの日頃の温かい心遣いに感謝をこめて❤」
と書かれていました。ジーンときました。
花をいただくって嬉しいですね。花は人の心を元気にし、和ませ、明るくしてくれます。


昨日は聖餐礼拝でした。聖餐式とはイエス・キリストが最後の晩餐でパンとぶどう酒を弟子たちに与え「パンは私のからだであり、杯は私の血による契約である」と言ったことを記念して、パンとぶどう液を会衆に分けるキリスト教の儀式です。キリストの十字架を思ってパンとぶどう液を戴きます。

今年の聖餐式では、イエス様の役割についてのメッセージが語られています。
今日は『食を備えて下さる羊飼い』についてでした。メッセージの一部を紹介させていただきます。


仏壇や神棚に食べ物を供える人がいますが、天地万物を造られた神様は人に食べ物を供えてもらうようなお方ではありません。

「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は、天地の主ですから、手でこしらえた宮などにはお住みになりません。また、何かに不自由なことでもあるかのように、人の手によって仕えられる必要はありません。神は、すべての人に、いのちと息と万物をお与えになった方だからです。」と聖書(使徒の働き17:24-25)に書かれています。

イエス様が教えてくださった主の祈りに「日ごとの糧を与えて下さい」という一節があります。神様が自然の恵みとして食物を備えて下さるのですから、神様に食べ物を求めることが大切です。

『日ごとの』といっていますから、明日やずっと先の食物を求めるのではなく、一日一日の糧が与えられるように求めるのです。

世界中の食物が公平に分けられていたら、食物がなくて餓死する人はいないのだそうです。
誰かが高級なものを食したり、食べ物を無駄にしているから飢餓が起こるのです。

神様は体に必要な食べ物を与えて下さるだけではなく、魂に必要な糧も与えて下さいます。

イエス様は「わたしがいのちのパンです。(ヨハネ6:35」」とおっしゃっています。
これは、肉体のためのパンではなく、魂のパンのことを示しています。

「なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。それこそ、人の子があなたがたに与えるものです。(ヨハネ6:27)」

「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲むものは、わたしのうちにとどまり、わたしも彼のうちにとどまります。生ける父がわたしを遣わし、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者も、わたしによって生きるのです。(ヨハネ6:56-57)」


『パンを食べ、血を飲む』というのは、信仰の言葉で『イエス様に信頼する』ということです。
わたしたちの魂のためにイエス様は命を差し出して下さいました。
「体と魂、両方のために糧を用意すると言ってくださる主に信頼の告白をしましょう」
と牧師先生が言われました。


「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む」という聖書の言葉から、教会で行われる聖餐式では人肉を食べ、血を飲んでいると誤解されたことがあったそうです。

わたしの友人は、初めて教会に行ったら、ちょうど聖餐式を行っていたそうです。パンとぶどう液がまわってきたとき、意味がわらないのでやり過ごしたら、「いつか聖餐を受けたいと思いますか?」と問われ、答えられなかったそうです。すると、受けられるように祈りましょうと言って、祈りの姿勢をとらされたことは不本意だったと言っていました。だから、教会には2度と行きたくないと・・・・・。
責められたように感じたそうです。とても残念なことです。

初めて教会を訪れた人にそのような対応をしたらびっくりさせるだけだと思います。
初めての人にとって、聖餐式は奇妙な儀式だと感じるかもしれません。疎外されていると思うかもしれません。

めぐみ教会では、「この儀式は、まだクリスチャンでない方々への神さまからの目に見える招待状です。疎外するのではなく、一日も早く受け取ってほしいと願っているのです」と言っています。

決して疎外しているわけではないこと。わたしたちの魂を救うために死んでくださったイエス様を心に刻むための聖餐式だということをお伝えしたいです。



これから、ヒックンが来ます。水疱瘡で保育園を休んでいるので2日間預かります。
12日の家庭集会の準備、JCP・HPの準備をしながらの子守りです。




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