生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

心の宝として

2010-10-29 12:19:55 | お茶の水聖書学院
急に寒くなったので、こたつを出しました。昨日は土浦の最高気温が11℃だったのです。
人一倍寒がりのわたしは何枚も重ね着をしています。週末には灯油を買ってファンヒーターを出さなければ・・・。

OBIの20周年記念誌に寄稿したわたしの文章を紹介させていただきます。
               
          心の宝として

わたしは、イエスさまを知らない子どもたちに神様の愛を伝えようと童話や児童小説を書いています。
 
志を抱いて書き始めてから十年以上になるのですが、文章は上達しないし、思いがなかなか伝えられなくて行き詰っていました。導きを求めて祈っていると、

「神の国とその義とをまず第一に求めなさい」のみ言葉が迫ってきました。
神様のことを第一に求めるには具体的にどうすればいいのだろう……と考えていたとき、OBIで通信の学びがあることを知りました。

とびつくように受講を申し込み、旧約聖書から学び始めました。これまで旧約聖書は難しいので敬遠しがちでした。また、旧約では神の愛より厳しさの方が印象づけられていました。
でも、DVD講義を受けて、印象が変わりました。『ねたむほどの愛』といわれた神の愛の深さと大きさを教えられたのです。

小預言書の学びでは目が開かれるような思いでした。ホセア書では、姦淫の妻ゴメルを受け入れるホセアの苦しみは、神様が背信の民、イスラエルを受け入れることを示していると教えていただき神の愛に心打たれました。

神様は、繰り返し主に立ち返るように訴えていますが、イスラエルの民は神様から離れてしまいます。まるでかつてのわたしのように思えました。
それでも契約のゆえ、神様は救い主をイスラエルから誕生させて下さいました。
また、ヨナ書では預言者として召されたのに神様に逆らってしまったヨナに対し、愛をもって取り扱って下さった神様の素晴らしさに感動しました。

ゼカリヤ書でメシヤ預言を読んだときは、心が震えました。
金太郎飴のように旧約聖書のどこを開いてもキリストが浮かび上がってくると聞いていましたが、その意味がようやくわかりました。

2年半旧約聖書を学び、2009年8月から新約聖書の学びに入りました。
福音書を学んで、今まで読み過ごしていた聖書の言葉がピックアップされ、感動に震えて思わず涙することもしばしばです。

マリヤが「心に留めておいた」という箇所を英語で「心の宝とした」訳されているものがあると教えていただき、なんと素晴らしい言葉なのだろうと思いました。

OBIの学びのたびに心の宝が増えていきます。そのことが大きな喜びになり、神様への想いが熱くなってきます。

子どもたちに神様の愛を伝える小説は未完成ですが、宝でいっぱいになった心で、あふれるような神様の愛を実感しながら書き続けていきたいです。
感謝をこめて……。


*お茶の水聖書学院のカテゴリーを追加しました。

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