生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

ナルニア、行ってきました !

2008-05-31 11:06:01 | 日記

昨日「ナルニア国物語第2章」を娘と観にいってきました。金曜日は市内の映画館がレディ-スディで安いので、この日まで待っていたのです。
ぎりぎりに行ったら満席で座れないかもしれないと、娘をせかして上映時間の30分前に映画館に入りました。誰ひとりいませんでした。間際になって10数人の観客が来ただけでした。

「平日だよ。そんなに混むわけないじゃん」と娘に言われてしまいました。
ナルニアはすごい人気で、映画館に人が殺到しているのだと勝手に思い込んでいたのでした。

ナルニアに思いが深いのは、前回の映画を観たときにもブログ(2006.4.1)に書きましたが、子どもたちが小学生のころ原作7巻を半年かけて読み聞かせたからです。
読み聞かせは、ひとりで読むよりも内容が頭に入ります。また親子で共通の体験ができます。何か月も継続して読むので、映画を一緒に観るより印象づけられます。
読み聞かせたのは息子が小学6年生、娘が2年生のときでしたので、それから13年にもなります。

昨日娘は、「わたしの中に今でもファンタジー世界があるのは、ナルニアを読んでもらったおかげだよ」と言っていました。

映画は前作同様CGを駆使し、想像を超えた素晴らしい映像でした。内容は、原作より戦闘場面がクローズアップされていましたが、テーマはきちっとおさえてありました。

結末はわかっているのに最後の最後までドキドキハラハラさせられるストーリーの運び方が創作の参考になりました。

先日、児童文学の会で短編のファァンタジー作品を合評してもらいました。わたしの作品とナルニアを比較して下さった方がいました。わたしの作品はナルニアとテーマは同じなのです。
「ナルニアは素晴らしいけれど、あなたの作品はダメだ」といわれました。けなされても、ナルニアと比較されること自体名誉なことなので、落ち込みませんでしたが……。

そのときは、ナルニアとわたしの作品のどこが違って、どのようにダメなのか具体的にわかりませんでした。でも、今回映画を観てそれがよくわかったのです。構成、ストーリー展開、キャラのつくりかた……すべてにおいて学ぶことがありました。創作意欲が沸いてきました。
「めざせ、ナルニア!!」


先日沖縄旅行記を連載しましたが、写真を増やしてHP用に新たに作成しました。
生かされて…土筆文香をご覧ください。

拍手ボタンです

web拍手