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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

花のリース(その3)

2010-11-17 21:21:11 | CS(子供伝道)
愛することは赦すことです。
以前教会で「赦すことは忘れること」と聞きました。
でも、もし誰かに取り返しのつかないひどいことをされたり、また愛する人を殺されたら、その事実を忘れるなんて不可能だと思います。

最近気付いたのですが、忘れるというのは、出来事を忘れるのではなく、にくしみの気持ちを忘れることではないでしょうか。
にくしみの気持ちを忘れることは、自分の力ではできませんが、祈り続けていると神さまが忘れさせて下さいます。

わたしは、嫌いな人がいました。ひどいことをされたので、そのことをいつまでも思っていました。
嫌ってはいけないとわかっていても、その人と会うといやだなあと思うのです。
どうしようもないので祈りました。十字架のイエス様を想いながら祈りました。その人を赦し、愛せるようにして下さいと。そうしたら、その人のためにもイエス様が十字架にかかって死んでくださったことに気づきました。
祈っていたら、いつの間にかにくしみが氷のように溶け、愛せるようになっていました。

イエス様はカロル将軍のような人ためにも死んでくださいました。イエスさまは、カロル将軍のことも愛してくださっているのです。

女の子はそのことに気づきました。カロル将軍はイエス様に愛されていることを知らないのだと思いました。自分に逆らう人を牢屋に入れ、殺しますが、それは恐怖にとりつかれているからではないでしょうか。不安でたまらないからかもしれません。本当は自分を大切にし、愛してくれる人を求めているのでしょう。

さて、女の子はなぜ花のリースを贈り続けたのでしょう。
リースは○です。丸は終わりがない。いつまでも続く・・・つまり永遠を意味します。
花を贈るという行為は、愛するということにつながります。
花のリースとは、永遠の愛・・・つまり神さまの愛を意味します。

カロル将軍に神さまの愛を知ってもらいたくて、女の子は贈り続けたのだと思います。
それに気付いたカロル将軍は号泣しました。嬉しかったのです。女の子の愛に触れ、神さまの愛に気づき、すっかり変えられました。
恐ろしいカロル将軍が優しいカロルさんになりました。

名前も知られないこの小さな女の子のしたことは、世界を変えるようなすごいことでした。
この先、カロル将軍に殺されるかもしれなかった人の命を救いました。街の人達を幸せにしました。

女の子はリースを届ける時、またカロル将軍と話すとき、怖くなかったのでしょうか?
もしかしたらカロル将軍が女の子のことを怒って殺してしまうかもしれなかったのに・・・・。
恐れはなかったのでしょうか?

聖書には
「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。(Ⅰヨハネ4:18)」と書かれています。心から愛していたので恐れがなかったのですね。

この女の子のように愛を実践する者になりたいと思いました。

                     おわり

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花のリース(その1)

2010-11-14 16:26:23 | CS(子供伝道)

主人のリフレッシュ休暇は最終日になりました。先週は日光旅行の後、お土産を届けに千葉と東京、両方の実家に行き、帰ってきた翌日からふたたび息子一家が泊まりに来て……。
めまぐるしい日々を過ごしています。今、ヒックンが昼寝をしているのでやっと一息ついたところです。

先週CS低学年の礼拝でお話をしましたが、今日は高学年礼拝でのメッセージを依頼されてお話しさせていただきました。

高学年の子どもたちはクリスマス会に向けて人形劇の練習をしています。
「ちいさなリース」さかもとふぁみ作  (フォレストブックス)という絵本をもとにした作品を演じます。

物語の粗筋を紹介します。

「カロル」という名の恐ろしい将軍は、罪のない人を次々と牢屋になげこみ、殺していました。
町の人達は将軍を恐れていました。

ある日、将軍の家の門に小さな花のリースがおいてありました。将軍はそれを見つけて、足で踏んずけましたが、翌日もその翌日も小さなリースが家の門の前に置いてあります。

その贈り主は、小さな女の子でした。その女の子の両親は、将軍によって牢屋に入れられ、死んでしまったそうです。けれども女の子は、お父さんとお母さんが「あなたの敵を愛しなさい」と言っていたのを思い出してカロル将軍に花のリースを贈っていたのでした。

このことを知った将軍は、大きな声をあげて、泣きました。将軍は罪を悔い改め優しい人間になったので、その国は平和になりました。


これは、ルーマニアで実際にあった話をもとにした絵本です。感動的な物語で絵も素晴らしいです。現在絶版になっていることが残念です。

5年前には教師達でスライド劇をしました。(2005年12月21日のブログに書いています)
そのとき、わたしが台本を書きました。台本を書くため何度も絵本を読み、主人公の女の子の気持ちを想像し、カロル将軍の気持ちを考えました。

そこには深いメッセージがこめられていることに気づきました。

                  つづく

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心はうちに燃え

2010-11-07 20:16:47 | CS(子供伝道)
ヒックンと4日間共にして、そのうち2日は6人分の夕食を作り、朝はパパとママにお弁当も作りました。主人は息子一家にもっと泊まって欲しいようでしたが、わたしの体力が限界にきたので土曜日に帰ってもらいました。

帰った後は疲れを感じなかったのですが、さすがに今日は体が重いです。それでも心はうちに燃えています。

それは、今日CS(教会学校)でお話をすることになっていたからです。
そのために2週間前から準備してきました。ヒックンが来ている間はできないので、来る前に原稿と視覚教材を作り、頭の中で反復していました。
そうしたら聖書のメッセージが迫ってきて、わたしを力づけてくれました。


教会学校でのお話しは、Ⅱサムエル7章、Ⅰ歴代22章、29章です。

ダビデが王になったとき、神殿を建てたい思いました。ところが神さまはそれをストップされました。神さまは、神殿はダビデの息子ソロモンが建てるように預言者ナタンを通して告げられました。

神さまの言葉を聞いたダビデは、感謝の祈りを捧げています。
神殿を建ててはならないと言われたことに対して一言も文句を言っていません。

羊飼いだった自分をここまで導いてくれたこと。神さまがいつも共にいて祝福を与えて下さったことを感謝しているのです。
そして、自分ができることは神殿建設に必要な物を準備することだと思い、ダビデは自分が所有していた財産の多くを捧げます。

イスラエルの一族の長たちもダビデにならって捧げ、十分なものが備えられました。
ダビデはこのときも感謝の祈りを捧げています。

そして、ソロモンには『神さまの律法を守るように、そうすれば神さまは祝福して下さる』と語り、ソロモンが神さまに従うことができるように、神殿を建てることができるように祈っています。

よいことを行おうと決心したのに神さまがそれをストップされることがあります。
なぜ? と思ったり、どうしてさせてくれないのかと文句を言ったりせず、神さまのみ心に従うことの大切さを教えられました。

また、息子ソロモンに、神さまから目を離さないように、律法を守るようにと伝えています。それは、人としていちばん大切なことです。

神殿建設のためにせいいっぱい捧げたダビデの行為にも教えられました。
ダビデの信仰を見習いたいです。

神殿はソロモンによって建てられました。でも、建てたのは神さまです。

「主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。(詩篇127:1)」


今日は召天者記念礼拝でした。
召された教会員やその家族の写真がスクリーンに映し出されました。父の写真が映されたときは、やはり涙があふれました。


「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。(ヨハネ14:1、2)」


『地上の別離は悲しいですが、天の希望があります。人は地上の歩みを終えると、神の民に加えられ、人類の歴史の一部となります』というメッセージに慰められました。



*リフレッシュ休暇(その2)は後日書く予定です。


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究極の問題

2010-03-16 12:19:23 | CS(子供伝道)
教会学校の小学3年生クラスで今月末に引っ越すAくんのお別れ会をしました。
そのときのAくんとBちゃんと教師の会話を紹介します。


Aくん「今度土浦にくるときは、120歳まで生きられる薬を持ってきてみんなにプレゼントするよ」
Bちゃん「そんなのいらない。120歳まで生きたら、友達や知ってる人がみんな死んじゃってさみしいじゃないの。わたしは70歳まで生きられればじゅうぶんよ」
Aくん「でも、……ぼくは死ぬのがこわいんだ」
Bちゃん「こわくないでしょ。イエス様に会えるんだから」
教師「Bちゃんの言う通りよ。イエス様が天国でわたしたちの住むところを用意して下っているのだから」
Aくん「そうか。死ぬのはこわくないんだね!」


ふたりとも小学生とは思えないほど、しっかりとした考えを持っています。
Aくんは、科学的に人間は120歳まで生きることが可能であると知っているのです。120歳まで長生きできたら幸せだと考えています。9歳の子どもにとって120歳とは、とほうもない先のことに感じるのでしょうね。

Bちゃんの曾祖父と曾祖母は、100歳近くで召されています。Bちゃんは曾祖父母がイエス様を信じて安らかに天国へ旅立ったのを知っています。
だから、Bちゃんにとって死は決して怖いものではありません。


人間にとって、究極の問題は「死」ではないでしょうか。
「死」の問題を解決してくださるお方がいるのです。

はからずも礼拝ではⅠコリント15:23-28より「イエス・キリストが最終(いやはて)の敵、死を滅ぼした」というメッセージが語られました。


初めがあれば終わりがあります。歴史は必ず終末のときを迎えます。
終末のときには、キリストがいっさいのものを支配します。
詩篇8:6には「万物を彼の足の下に置かれました」と書かれています。
彼とはキリストのことです。
つまり死を含むすべての物は、キリストの支配下に置かれたということです。


見よ、その日が来る。
かまどのように燃えながら。
その日、すべて高ぶる者、
すべて悪を行う者は、わらとなる。
来ようとしているその日は、彼らを焼き尽くし、
根も枝も残さない。
―万軍の主は仰せられるー
しかし、わたしの名を恐れるあなたがたには、
義の太陽が上り、
その翼にはいやしがある。
あなたがたは外に出て、
牛舎の子牛のようにはね回る。
(マラキ4:1-2)


「キリストの復活は、キリストが死を滅ぼし、歴史が完成するときがくることを示しています。
キリストを信じる者は、その日は恐怖ではなく、希望のときとなります」
というメッセージに胸が熱くなりました。


今年の暗唱聖句大会

2010-02-28 16:48:07 | CS(子供伝道)

昨日は、JCP童話とエッセイの会で御茶ノ水まで行ってきました。9名の出席者全員が作品を提出して、2時間で9作品の合評を行いました。「橋」というテーマで書かれた、エッセイや小説、童話などです。力作ばかりで圧倒されました。


今日は、教会学校の暗唱聖句大会でした。1か月前から暗唱する聖句(聖書の言葉)の書かれたプリントを配り、覚えるようにすすめていました。
分級(学年ごとのクラス)では、聖句の意味を教えたり、パズルをしたりして意欲を盛り上げ、この日に備えてきました。

最初は、個人賞のⅠコリント13章(2/18の記事に書いています)の発表です。覚えてきた子どもは、正しく言えるかどうか教師に聞いてもらいます。
今年は5年生と2年生の姉弟が完璧に覚えてきました。校長賞として来週レストランで昼食(好きなもの)を校長先生に御馳走していただくことになりました。うらやましい~。

次にグループに分かれて2つのゲームをしました。グループは1-6年縦割りです。あらかじめグループ分けをしておき、朝、教会にきたときにグループの色のリボンのたすきをつけます。
今年は分級で暗唱できた聖句の数もポイントとしてチームの得点に加えることにしました。

最初のゲームは、「アメとり早押しクイズ」です。教師が聖書箇所を言って、子どもたちは隣の部屋に置かれているお菓子をひとつとってきます。戻ってきた子どもの中でいちばんにベルを押し、聖句が言えたら、得点になります。

覚えていない子どもは、隣の部屋に聖句の書かれている紙が貼ってあるので、それを見てもいいことになっています。

次のゲームは、「聖句並べクイズ」です。聖書個所の書かれた画用紙をグループごとに配り、その画用紙にばらばらになった聖句を正しく並べて貼っていきます。ばらばらの聖句は隣の部屋にあるので、自分のチームの色の聖句を探して取ってきます。聖句を取ってくる子どもと、並べる子どもと手分けし、協力しないとうまくいきません。優勝したグループはグループ賞としてお菓子をいいただきました。
覚えてこなかった子どもでも楽しめたのでよかったです。

暗唱聖句大会はこれで終わりではなく、今度の日曜日まで校長賞をもらえるチャンスがあります。「食事に行くより、早く帰ってテレビゲームしたほうがいいよ」と言う子ども。
「よーし、覚えてくるぞ!」と張り切っている子ども。それぞれですが、ひとつでも多くの聖句を心に蓄えてほしいなあと思いました。


暗唱聖句大会の課題で25個の聖句がありましたが、その中でわたしが特に気に入っている2つの聖句を紹介します。

わたしは、わたしを強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。(ピリピ4:13)

教会学校の奏楽で弾けない曲があると、この聖句を言って練習しました。100回ぐらい練習するうちに不思議にリズムがわかってきて弾けるようになります。

小説を書いていて行き詰ったときもこの聖句を言うと、書き続ける力が与えられます。


キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。(コロサイ3:16)

 
キリストの言葉を心に住まわせると、感謝にあふれて賛美したくなります。
もっとたくさんの聖句を住まわせたいと思っています。



生命の危機を救ったみことば

2010-02-12 12:21:37 | CS(子供伝道)

教会学校では、毎年2月第4日曜日に暗唱聖句大会をします。
1か月前から暗唱聖句を印刷したプリントを配って、子どもたちに覚えるようにすすめます。

今年はⅠコリント人への手紙13章と、25の聖句が課題です。
暗唱聖句大会では、学年を縦割りにしたグループを作り、ゲームをしてグループごとに競います。個人賞もあります。

わたしも当日までにはすべて覚えようと毎日暗唱していますが、記憶力が衰えているのでなかなか覚えられません。

25の聖句の中の一つに
「ですから、すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。(ヤコブ1:21)」
というのがあります。

心に植えつけられたみことばによって生命の危機から救われることがあります。そのことを、数年前、暗唱聖句大会前の礼拝で子どもたちに話しました。そのメッセージ原稿が出てきましたので紹介します。


わたしは、宇宙が好きなので、今日はアポロ13号の話をします。これは、本当にあった話です。

1970年4月アポロ13号が打ち上げられ、月に向かっていました。打ち上げから55時間後、地球から33万キロメートルのところ、月まであと少しというところで酸素タンクが爆発してしまいました。

ヒューストン宇宙管理センターからの命令で、酸素のかくはんスイッチを押した途端爆発が起き、宇宙船内の酸素の半分以上なくなってしまったのです。

人間は酸素がないと息が吸えなくて死んでしまいますね。宇宙には酸素がないので、酸素タンクを宇宙船に積んで持っていくのですが、それが爆発してしまったのです。おまけに電気も残り少なくなってしまいました。

このままでは3人の飛行士たちは窒息して死んでしまうか、宇宙船の制御がきかなくなって、宇宙に放り出され、永遠に地球に戻れなくなってしまうかどちらかです。月着陸はとうていできません。
宇宙船の酸素の残りの量を示す目盛りがどんどん下がっていきます。

もし、あなたがこのときのアポロ13号に乗っていたらどうですか?
「あーどうしよう、もうだめだ!」とパニックになってしまいませんか?

3人の宇宙飛行士たちもあせりました。ひとりはスイッチを押した隊員に「どうしてそのスイッチを押したりしたんだ!」とどなりつけました。「おれのせいで爆発したとでも言いたいのか?」

喧嘩になりそうな2人にジム・ラベル船長は言いました。
「仲間割れはやめよう。ヒューストンからの指示でスイッチを押したんだ。わたしが指示を受けたら、わたしでも押していた。それより、落ち着こう。全能の父なる神さまがきっと助けて下さる。祈ろう」

宇宙飛行士3人ともクリスチャンでした。3人は心をあわせて祈りました。祈っているうちにひとりの飛行士の頭の中にアイデアが浮かびました。

「月着陸船を救命ボートがわりににしよう!」
アポロ13号は月へ着くことはありませんでしたが、飛行士達は月着陸船に乗り移りました。そこには3人が地球へ戻るときまでに必要な酸素が備えられていました。そして無事地球に戻って来ることができました。

もし、爆発が起きたときジム・ラベル船長がお祈りしようと言わなければ、3人は無事に地球に戻ることができなかったかもしれません。

どうしてジム・ラベル船長が落ち着いていられたかというと、聖書のみ言葉を心に蓄えていたからです。

「神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えて下さいます(Ⅰコリント10-13)」

ジムラベル船長はこう言いました。


「どんなことでも決してあきらめてはいけない。神を信じ、神のうちに夢と希望を持ち続けよう。未来はあなたの手の中にある。神への祈りは必ずきかれる。だから、勇気を持ち続けよう。希望を失ってはいけない」


船長は、聖書の言葉に支えられていたので、あわてませんでした。人生を切り開く知恵は聖書の中にあります。船長は聖書の言葉を暗唱していました。だから、自分のことも、ほかの2人の飛行士のことも励ますことができました。

わたしは2003年12月に乳ガンの手術を受けることになりました。手術は全身麻酔をしなければならないのでこわいなあと思いました。アレルギーがあって、もしかしたら麻酔があわなくて死んでしまうかもしれなかったからです。

手術室に運ばれていくとき、「しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。(ローマ8:37)」という聖句を思い出して、
「そうだ。どんな中にあってもイエスさまがついていてくださるのだから、圧倒的な勝利者になれるんだ!」
と思い、安心して手術を受けられました。

このようなとき、聖書を開くことができません。アポロ13号の宇宙飛行士たちも、事故が起きたとき、聖書を出す暇がなかったと思います。人生、何が起こるかわかりません。

でも、心にみことばをたくさんたくわえていたら大丈夫です。これからもずっとみことばを覚えて下さい。


*前回のクイズ締め切りは明日正午までです。ふるってご参加ください。正解がなくても答えを書いてくださった方には景色や花、可愛い動物の画像をプレゼントします。


風の日の子ども家庭集会

2010-02-06 20:40:12 | CS(子供伝道)

今日は月に一度の子ども家庭集会でした。Mちゃんの家に6人の子どもたちが集まりました。
Mちゃんの家には神学生とふたりで出かけています。天気の良いときは自転車で行くのですが、今日はあまりにも風が強かったので歩いていきました。教会から歩いて20分ほどですが、冷たい風に何度も押し戻されそうになりながら、坂をのぼっていきました。

子ども家庭集会では、賛美、聖書のお話、ゲームをします。
今回わたしはゲーム担当でした。一週間ほど前、空き箱を見ていて思いついたのが紙相撲でした。
インターネットで調べると、日本紙相撲協会というのがあって、大人たちが真剣にトントン紙相撲をやっている様子が紹介されていました。
お相撲さんの型紙がダウンロードできるサイトがあったので、画用紙に印刷して作りました。

相撲界では好ましくないことが起きていますが、紙相撲の世界は違います。
子どもたちは、まわしに色を塗り、力士にそれぞれ名前をつけて対戦しまた。のぼりも立て、応援も盛り上がって楽しく遊びました。

紙相撲で遊んだ後は、神学生がお祈りについてお話ししました。

「あなたがお祈りするとき、天の神様はお祈りを聞いてくださいます。うれしい時も悲しい時も、どんなときでも祈るように。自分のために、友達のために、知らない人のために、教会の先生のために祈るようにしましょう」
と話すと、みんな真剣に聞いていました。

「祈ってごらんよわかるから」という歌を賛美して、最後に誰かお祈りできる人いますか? とたずねると、1年生のAちゃんが手を挙げました。


「今日は6人のお友達が来ることができてありがとうございます。お祈りについてお話を聞きました。みんなが、お家でもお祈りができるようになりますように」

というAちゃんの祈りに胸が熱くなりました。

帰りはまだ北風がふいていましたが、風が温かく感じられました。

神さまってどんなお方?(その2)

2009-11-28 20:30:07 | CS(子供伝道)

今日は御茶ノ水で行われた日本クリスチャン.ペンクラブのクリスマス会に参加しました。素晴らしい祝会でした。礼拝、賛美、朗読劇で、主の降誕の喜びが沸きあがりました。


先日の続きを書きます。

以前わたしは喘息で苦しんでいました。そのとき、神様がどのようなお方かわかっていませんでした。

喘息を治して下さいと祈ってもなかなか治らず、かえってひどくなりました。

神様はわたしの祈りが聞こえないのかな? わたしが苦しんでいることを知らないのかな? 知っているけれど治せないのかな? と思いました。でも、それは全部間違えでした。

神様はわたしが喘息で苦しむことが必要だと思って、すぐには直して下さらなかったのだと、後になってわかりました。

これは真珠貝です。真珠を作るとき、貝の中に鉛筆の芯の先ほどの小さな物を入れるそうです。小さな物を入れられた貝は痛くて大変苦しみます。でも、しばらくの間苦しんだあとには、その入れられた物が美しい真珠になっているのです。

神様に祈ってもなかなか治らなかったり、問題が解決しないことがあっても、腹を立てたりしないでください。神様があなたに必要だと思って、すぐに辛いことを取り去ってくださらないのです。

決して神様が意地悪をしているわけではありません。神様はあなたのことをとても大切に思って下さっていますから、あなたにいつもいちばん良いことをして下さるのです。

わたしは、喘息は治ってきたのですが、こんどは乳癌になりました。でも癌になったとき、喘息の苦しみを経験していたことでそれほど辛いと思いませんでした。乳癌という病気に負けてしまわないように神様与えて下さった苦しみだったのです。

乳癌になったことも良いことでした。同じ病気の人の辛い気持ちがわかるようになったからです。わたしにとって、喘息も乳癌も神様からのプレゼントでした。


神様は、あなたにもプレゼントをくださっています。ひとりひとり、みんなにです。それは素晴らしい最高のプレゼントです。何だかわかりますか?

それは、イエス様です。

クリスマスは、神様のひとり子、イエス様の誕生をお祝いする日です。今から2千年前、マリヤが「あなたは男の子を生む、名前をイエスと名付けなさい。その子は神の子ですべての人を治める王様です」と神様の使いから知らせを受けました。

「そんなこと本当にあるのでしょうか」と驚くマリヤに神の使いは「神様にとって不可能なことはひとつもありません」と言いました。その言葉を信じたマリヤはお言葉通り、救い主を産みました。

神様は、罪のために滅んでしまうしかないわたしたちに永遠の命を与えたいと思われました。それで神様はひとり子のイエス様を地上におくってくださいました。

イエス様が十字架につけられて私たちの身代りに死んでくださったおかげで、わたしたちはイエス様を信じるだけで罪赦され、永遠の命を頂けるようになりました。イエス様は十字架にかかるために人間の赤ちゃんとして生まれて下さったのです。

もうすぐクリスマスですね。イエス様という最高のプレゼントを下さった神様に感謝の気持ちをもって、クリスマス会の準備ができるようにお祈りしましょう。
              おわり




神さまってどんなお方?(その1)

2009-11-27 09:33:42 | CS(子供伝道)

22日に教会学校小学科で「神さまはどんなお方か?」についてお話ししました。紹介します。質問や聖書の言葉はパワーポイントで写しました。


神様についてみなさんがどれくらい知っているかクイズをします。

1,神様は何でも知っているといわれていますが、神様はあなたの髪の毛が何本あるか知っておられるでしょうか?

答え:神様はご存知です。

聖書にはマタイ 10:30 「また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。」と書かれています。

2.1000人の人が同時に天の父なる神様と言ってお祈りを始めました。お祈りの内容はみんな違っています。神様はそれを聞き分けられるでしょうか。

答え:聞き分けられます。

3神様にできないことはありますか?

答え:神様にはできないことはありません。

(3問ともほとんどの子どもが正解でした。)


詩篇139編にはこのように書かれています。

主よ。あなたは私を探り、
私を知ってあられます。
あなたこそは私のすわるのも、
立つのも知っておられ、
私の思いを遠くから読み取られます。
あなたは私の歩みと私の伏すのを見守り、
私の道をことごとく知っておられます。
ことばが私の舌にのぼる前に、
なんと主よ、
あなたはそれをことごとく知っておられます。


神様は、何でも知っておられるのですね。あなたがしゃべる前に何て言うかご存知なのです。

なぜご存じかというと、神様はあなたやわたしのことを作って下さったからです。


それはあなたが私の内臓を造り、
母の胎のうちで組み立てられたからです。(詩篇139編)


胎というのは、お母さんのおなかのことです。

神様はわたしたちのことを造っただけでなく、わたしたちのことをわたしたち以上によく知っておられます。心の中も、これから起こることも、必要な物も・・・。
神様はあなたにとっていちばん良いものを与えて下さいます。


               つづく

クリスマス準備

2009-11-25 22:22:24 | CS(子供伝道)

教会学校(CS)小学科の教師の奉仕をさせていただいて今年で17年になります。(いま数えみて、そんなに経ったのか……と驚いています)

教会学校では10月末からクリスマス会の準備をします。一昨年までは、分級(学年ごとに分かれているクラス)ごとに発表していました。昨年からは、学年の枠を取り除いて、子どもたちが希望するものを準備して発表することになりました。

今年は、劇、合唱、ハンドベル、工作、ドラマ、体操に分かれました。わたしはドラマを担当します。

ドラマと劇は違います。劇は舞台稽古ですが、ドラマは1場面ごとに撮影し、あとで先生が編集して当日は映像で発表します。
わたしも出演します。(教会学校のダメ教師役)演技で四苦八苦しています……どうなることやら…・・・。

教会学校は、朝10時から30分の礼拝を行います。そのあと、クリスマス会の練習をします。22日から練習時間が12時半までになったため、教師は8時半からの第Ⅰ礼拝に出てから奉仕します。
第Ⅰ礼拝に出るためには、家族の朝食、昼食造り、洗濯もすませて出かけるので6時前に起きなければなりません。それでも、自宅は教会の近くなので助かっています。

遠くからバスを乗り継いで通っているI姉は、朝6時過ぎに家を出なければなりません。大変な労力です。

この前の日曜日は、教会学校低学年の礼拝メッセージをさせていただきました。(今年度から小学科は低学年、高学年に分かれて礼拝しています。それぞれ30名近くの子どもたちが出席しています)

神様が全知全能であること。神様はわたしたちに最善をなしてくださることを低学年でもわかる言葉で語るのは難しいことでした。

次回は子どもたちにお話しした内容を紹介させていただきます。

夏期キャンプの恵み(その3)

2009-07-29 13:30:41 | CS(子供伝道)
 
わたしの担当したグループは、ザアカイの劇をすることになりました。
ザアカイの話(ルカ19:1~10)を紹介します。

 
ザアカイは、イエス・キリストの時代、イスラエルの取税人でした。当時イスラエルはローマ帝国に支配されていて、ローマに税金を納めなければなりませんでした。それを取り立てるのが取税人ですが、多くの取税人は不正なことをして多く取りたてていました。当然人々は取税人を嫌っていました。ザアカイもそうでした。

イエス様がザアカイの住むエリコの町にやってくるといううわさが流れました。イエス様のことは、人々の間で評判になっていましたから、ザアカイも聞いて知っていました。

どんなお方なのか一目見たいと町に出て行くと、通りは人垣ができています。ザアカイは背が低かったので、イエス様が来ても見ることができません。人々はザアカイのためにすき間をあけてはくれませんでした。それで、ザアカイはいちじく桑の木に登りました。

イエス様がこられた時、信じられないことが起こりました。
「ザアカイ、急いで降りてきなさい。今日はあなたの家に泊まることにしてあるから」と、イエス様がザアカイを見上げて話しかけられたのです。

ザアカイは大急ぎで木から降りると大喜びでイエス様を家に迎えました。ザアカイの冷たかった心はイエス様の暖かい眼差しでとけていきました。
それを見ていた人たちは「なぜ、イエス様はあんな罪人の家になんか行くんだろう」と口々につぶやきました。

イエス様をお迎えしたザアカイはいいました。
「イエス様、今までわたしは悪いことをしてきました。これから、財産の半分を貧しい人にあげ、だまし取ったお金は4倍にして返します。」
イエス様に会ってザアカイはすっかり心が変えられたのです。


お話のあと、子どもたちと話し合いました。Tがわたし。Cが子どもの言葉です。
 
T:ずるいことをして人のお金を余分にとっていたザアカイだったけど、ザアカイって、もともと悪い人だったのかな?
 
C:わからない。
C:いい人だったかもしれない

T:K先生のお話で、人間は神様のかたちに似せて造られたって聞いたよね。かたちってどういうこと? 顔とか体つきのこと? 
C:そうだったらみんなおんなじ顔になっちゃうよ
C:目に見えないかたちだよ

T:そうだね。性質のことだね

T:神様の性質ってどういう性質かな・・・神様はどういうお方? 
C:やさしい。いつも一緒にいてくれる。守ってくれる。助けてくれる。愛してくれる。

 
たくさんの答えが返ってきてびっくりしました。


T:それじゃあ、ザアカイも神様に似せて造られたんだよね。それなのになぜ悪いことをしていたのかな?
 
C:さびしかったんだよ
C:友達がいなかったからお金だけが命だったんだ


T:町の人みんなに嫌われていたザアカイだったけど、イエス様が泊まりに来てくれて、どんな気持ちだった?
 
C:嬉しかった。
C:やったー! って思った

T:イエス様と食事をしてお話ししているうちに、ザアカイは今までしてきたことが悪いと気づいて、お金を4倍にして返すと言ったけど、どうしてかな?
 
C:イエス様にしかられたからだよ
C:違うよ。きっとイエス様が家に来てくれて嬉しくてたまらなかったからだよ。


T:そうね。ザアカイは今までは友達もいなくて、お金がたくさんあってもさみしかったんだよね。でも、イエス様と出会って、神様が自分のことを大切にしてくださっていることがわかって、さみしくなくなったのね。だからお金を返すと言ったんだと思うよ
  

そんな会話をしてから、配役をきめました。最初町の人ばかりでザアカイになる子がいなかったのですが、色紙で作った金貨を袋に入れたものを出すと、(あらかじめ用意しておいたものはこれだけでした)ザアカイ希望者が3人も出てきて、ひとりの男の子に決定しました。イエス様役は希望者がなかったので先生にお願いしました。

町の人たちやザアカイのセリフは、子どもたちが自発的に考え、楽しい劇ができました。練習時間は正味20分ほどでしたがすばらしい出来栄えでした。

最後は 「人の子は失われた人を探して救うために来たのです(ルカ19:10)」という暗唱聖句の歌(こひつじソング)をみんなでうたいました。


わたしも失われた人でした。神様に見出されて初めて生きているという実感が与えられたのでした。

子どもたちの輝く瞳をみて嬉しくなりました。夏期キャンプを通して子どもたちは神様の愛をたくさん感じたことでしょう。心から感謝します。

おわり

夏期キャンプの恵み(その2)

2009-07-28 11:22:11 | CS(子供伝道)
 
教会学校小学科低学年の夏期キャンプが7/24.25に行われました。夏期キャンプ2日目は、朝食後、すいか割り、わらべ唄遊び、朝の礼拝+分級、昼食、閉会礼拝と盛りだくさんのプログラムでした。

今回の夏期キャンプは、聖書から「わたしたちを愛して下さる神様」というテーマでK先生がお話しをしてくださいました。

わたしが、いちばん印象に残ったメッセージは、なくした銀貨がみつかって喜んだ女の人の話(ルカ15:8-9)でした。

おおよその話を紹介します
 
10枚の銀貨を持っていた女の人が1枚なくしてしまいました。女の人は家の中を隅々まで一生懸命さがしました。女の人はほこりまみれになっていた銀貨を見つけました。見つかったことが嬉しくて、友達や近所の人を呼び集めて一緒に喜びました。

銀貨がほこりにまみれて部屋の隅に落ちているときは、何の役にも立ちません。人にみつけられて、汚れをぬぐいとってもらい、使われてこそ価値があるのです。

(エリザベス2世女王の横顔が刻まれているオーストラリアのコインを見せて)コインに女王の横顔が刻まれているように、神様はあなたを造るとき、神様のかたちを刻まれました。かたちというのは性質のことです。だから、あなたには神様の性質が与えられているのです。

でも、なくなった銀貨のようにほこりまみれになっている人がいます。神様はそういう人を探しておられます。神様のところに帰ってくるのを待っておられます。神様にみつけられて、汚れをふきとってもらった(罪がゆるされた)とき、本来のあなたにもどって神様に喜ばれることができるのです。


このメッセージに関連して、
「迷子の羊」(マタイ18)、「放蕩息子の話」(ルカ15)、「ザアカイ」(ルカ19)の3つのお話をしてくださいました。どれも子どもたちがよく知っているお話です。

今回のキャンプのメイン活動は、グループごとにこのお話の寸劇を発表するというものでした。

27人の子どもを9人ずつ3つのグループに分け、グループごとにどのメッセージを担当するかあらかじめ決めておきました。朝の礼拝後、1時間で寸劇の準備をし、昼食後の閉会礼拝で発表するという計画です。

たった1時間で、1~3年生の子供たちが劇を作れるのでしょうか・・・指導するわたし自身、皆目見当がつきませんでした。
できるだけ子どもから引き出して、セリフも動作も子どもたちの意見を優先しようと思いました。


                  つづく

*写真は2日目に行ったスイカ割りのスイカです。十字架の形に割れ目ができました。

夏期キャンプの恵み(その1)

2009-07-26 21:49:08 | CS(子供伝道)
 
夏期学校、無事終わりました。ひとつひとつのプログラムが祝されたことを感謝します。

弱さを抱えているわたしに神様が必要な力を与えて下さいました。

一日目は、開会礼拝の後、教会バスで霞ヶ浦ふれあいランドに行きました。ふれあいランドは5/5に息子一家と行ったところです。水の科学館を見学し、ホールでお弁当をいただきました。食後はザリガニ釣りコーナーでザリガニ釣りを楽しみました。


親水公園では水遊びをしたあと、グループ対抗で水鉄砲ゲームをしました。金魚すくいのポイ(和紙が貼ってあるもの)を頭につけて、相手チームのポイを水鉄砲でねらって打つ。破れたら失格で、残っている人数が多いチームが勝ちというゲームです。

わたしもゲームに参加しました。おもしろくて、服がぬれるのも、疲れることも気にせず夢中で興じてしまいました。
出発時は雲行きが怪しかったのですが、水遊びの時は晴れ間も見え、楽しめました。

ふれあいランドからもどって、教会でテント張りをしました。1年生は部屋で泊まりますが、2,3年生の希望者はテントで寝るのです。テントは初めてという子どもが多く、はりきっていました。
夕食は先生と奉仕者が用意した手巻き寿司をいただき、夜は待ちに待ったキャンプファイヤーです。途中で雨が少し落ちてきましたが、すぐにやんで最後まで守られました。

ファイヤーを囲んで聖書のお話しを聞き、賛美とゲームをし、子どもたちの目はきらきら輝いていました。
キャンプファイヤーの後、打ち上げ花火をしました。喘息の子がいるので、遠くから打ち上げ花火を見せたのですが、子どもたちは花火が上がるたびに拍手して歓声を上げていました。

8時過ぎに1年生が寝た後、2.3年生はお楽しみ会をしました。キャンプファイヤーの残りの火で割りばしに刺したマシュマロを焼いてS'more (スモア)を作りました。



S'more (スモア) とは、グラハムクラッカーで板チョコと焚火で焼いたマシュマロをサンドしたもので、アメリカではキャンプファイヤーを楽しむのに欠かせない人気デザートだそうです。
わたしは生まれて初めてスモアを食べました。おいしくて、家でも作ってみたいと思いました。

夜になると不安で泣き出してしまう子どももいました。でも、「イエス様が守って下さるから大丈夫」と言うと、「うん」とうなずいて泣きやみ、すぐに眠ってしまいました。
子どものまっすぐな心と信仰に心打たれました。

                つづく

ポンポコ子どもクラブ

2009-07-04 21:56:51 | CS(子供伝道)

今日は今年度新しく始まった子ども家庭集会に行ってきました。名前は『ポンポコ子どもクラブ』です今まで一年間行ってきた『きらりんクラブ』と並行して行われます。奉仕者が4人なので2人ずつに分かれて担当することになりました。

わたしは、親子ほど年の違う実習神学生と共にでかけました。
初めてなので緊張しましたが7人の子どもたちと母さん、おばあちゃんも集まって、賛美し、楽しくゲームをしました。

ブログでも紹介した創作童話「チャメとグレイ」を娘に頼んで絵を描いてもらい、紙芝居にしてお話ししました。
20分近くかかる長い話だったのですが、子どもたちは静かに聴いていました。一緒に聴いていたお母さんの一人が感激して泣きだしてしまったのには驚きました。

自分の書いた作品の反応をじかに感じることができて嬉しかったです。

紙芝居の後、聖書の言葉「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。(イザヤ43:4)」を一年生にもわかる言葉で説明し、お祈りしました。

以前我が家で行っていた子ども家庭集会の時使っていたスケッチブックを持って行きました。それはM先生が賛美の歌詞を書いたものです。あれから12年もたったとは……。

不思議なことにそのとき来てくれた子どもの年の離れた妹が、今回参加してくれました。

次のポンポコ子どもクラブが楽しみです。

子ども家庭集会

2009-02-09 12:27:35 | CS(子供伝道)

一昨日、子ども家庭集会の「きらりんクラブ」がありました。1月は教会の都合でできなかったので、クリスマス会以来で2か月ぶりです。幼稚園生から3年生までの7人の子どもがY子ちゃんの家に集まりました。

クリスマス会のとき、みんなでケーキを作って好評だったので、今回もお菓子作りをしました。今回はプリンです。カラメル作りはちょっと心配でした。

フツフツと砂糖水が煮立って色づいてきたら熱湯を入れます。あっという間に茶色くなって、大成功です。

「すごい! 色が変わった」
「しょうゆみたい!」
「アメだよ」
といって味見する子どもたち。

次に牛乳と生クリームをあたためます。一方では卵に砂糖を入れて混ぜます。慣れない手つきでしたが、けっこう上手に卵を割っていました。全部合わせて裏ごしし、カラメルを入れたカップに注いで蒸し器に入れます。
プリンを蒸している間に、賛美と聖書のお話をしました。

S子先生が迷子の羊のお話をしました。100匹の羊を飼っていた羊飼いが、1匹の迷子になった羊をみつけるため一生懸命さがたというイエス様のたとえ話しです。


「羊飼いは99匹も羊がいるから、1匹ぐらい、いなくなったていいやとは思いませんでした。1匹の羊を大事にし、見つかるまで探し続けました。
神様は大勢人間がいても、ひとりひとりのことを見ておられ、大切にして下さいます」
と言うと、

「へーえっ! 神様って目がたくさんあるんだね。背中にも目がついているのかなあ…・・・。すごいね」
と率直な感想を言った子どもがいました。

お祈りのときに「アーメン」というと、「アーメンて何?」と尋ねた子どもがいました。
子どもたちの新鮮な感動、反応に心躍りました。

おやつにいただいたプリンは冷やす時間がなかったので、ホットプリンでしたが、とてもおいしかったです。


家に帰ると、ヒックンの元気な声がひびいていました。わたしが出かけている間、ひとりで子守りをしていた主人は、さすがに疲れた様子でした。1時間しか昼寝をしなかったので、そのあとが大変だったようでした。ごくろうさまでした。また明日と、明後日来ますが…


日本クリスチャン・ペンクラブhttp://jcp.daa.jp/のHP更新しました。ぜひご覧ください。

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