ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長息呼吸法をやっていた級友

2007-01-23 09:16:46 | 友人
 先日、訊ねてきてくれた高校の級友は、逆腹式呼吸ではなく長息呼吸法を行っていました。 お臍のちょっと下にある臍下丹田の中に入っているものを、息を吸うとき(鼻で吸う)に、一旦、全部体外へ出すようなイメージで吸い、吐く時にイメージで吐く息が体の隅々に行き渡るように(細胞の一つ一つが活性化するように)、ゆっくりと吐くといいます。

 初めて長息呼吸法を行った時には、10秒吸って20秒ぐらいで吐いていたそうですが、8年経った今は、20秒吸って35秒ぐらいで吐くまで、できるようになったとのこと。 吐くときの目標は、1分ぐらいまで持っていきたいといいます。

 塩谷信男著の「宇宙無限力の活用」と「100歳だからこそ伝えたいこと」を座右の本として、奥さんも一緒にやっていますよといっていました。 なるほど、久しぶりで会いましたが、顔もちょっと引き締まり、張り切って仕事もやっているのが、感じられました。

 子供の時に、吃音を治すために、長息呼吸法を始めた発明の神様といわれた政木和三さんは、呼吸法を通じて様々なひらめきから発明をするまでになりました。 深く長い腹式呼吸を続けていると、脳波がアルファー波からシーター波になって、潜在的な能力が発揮されたといいます。 政木さんの場合は、特に発明し特許をとったらすぐに、無料公開するという無欲さが、宇宙からのサジェスチョンを得られたのではないかと、私自身は感じております。

 座禅(静功)も1時間以上行っていきますと、いわゆる入静状態になり、耳がキーンとなってきます。 脳波が同じように、シーター波になった状態になったということでしょうか。