今朝は久し振りで こころの時代 を最後まで観ました。 最近は朝早く起きる息子と競合するので、何時もまともに日曜日の朝の、こころの時代 を観ることが出来ません。
裕福なシンガポールで、ウイリングハーツ・自ら進んで行う心のボランティアを実践されている、トニーテイさんの話を聴くことが出来ました。 これまで15年間、毎日 お弁当を作って恵まれない方々に、自ら届けているのです。
今では食材を無料で届けてくれる方々や、毎朝トニーさんが調理したものをお弁当に詰めるボランティアが100人集まって、またそれを配る方も含めると200人が参加されていると云うのです。
各地域のボランティアの協力のもとに、現在は毎日6000食のお弁当を作り配っているのです。 私も数年前に1回だけ浅草の山谷で、キリスト教関係の方と一緒にオジヤを作って、食べてもらった経験を思い出しました。
私は直接どんぶりに入ったオジヤを直接配る担当でしたが、薄汚れた手だけではなく綺麗な手が差し出されることもありました。 そんな時どのような方かと思わず振り返って見たのですが、キチンとした背広姿の方もおりました。
トニーさんは毎日、朝早く起きて調理しておき、ボランティアの方が来られるのを待ちます。 もちろん自らもお弁当作りに参加して、配ることもします。
昼過ぎに帰って来ると明日のお弁当の仕込みを行います。 毎日、喜びを持って作業を行なっているのを実感させられるような顔を、されておりました。