クレイジージャーニーと云うテレビ番組で、川崎南地区出身の方々が中心になって、バッドポップと云うヒップホップの8人のグループが、紹介されておりました。
核になる双子の兄弟が中心に作られたとのこと。 小学生の頃からギャングで、中学生では学校を転々と移ったりして、相当に名前が売れた悪だったようです。 高校の年代になっても相変わらずのギャング活動を行い、監視の警察のヘリコプターが、いつも上空を飛んでいたと云う話でした。
それぞれの家庭は厳しく、食べることも普通には出来ず、かっぱらって食材を確保すると云うのが、普通の生活であったと云うのです。 お母さんが春を売って生活費を稼いででいた人もいたり、お父さんがヤクザだったりした人もいたようです。
もちろん喧嘩仲間の人たちの集まりでもあります。 当時は相当怖い雰囲気を持ち、顔つきもそれなりに怖い顔をしていたのでしょう。
19歳頃に先輩のひとりから、楽器の必要のないヒップポップの大会に誘われて、その場で即興でヒップホップの歌を歌ったようです。 これを機会にこれまでの自分たちの厳しい日常生活を素直に表現して、結果的に8人のグループとして活動をはじめたのです。
8人のメンバーはみんな温和な顔に変わってしまい、番組で街を歩くと子供たちが集まり、一緒に写真を撮っておりました。