ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

歌を歌う、歌を聴く

2008-06-30 06:47:31 | 文化
 昨日は、友人が関わる子供達の歌が聴けるというので、子供達のためのミサ曲を、大人の人達との合唱を聴いてきました。 友人の話によると、ヴォイストレーニングが独特なものがあると、聞いていましたので、その練習風景を見たいと願っていたのですが、それは無しのいきなりの公演ということになってしまいました。

 合唱は、2つのピアノとパーカッションを中心にして、ソプラノ、バリトン、テノールの方の声を聴きながらの、大人の方と子供達を交えた合唱を、聴かせてくれました。 全てマイク無しの生の声でしたが、もう少しがんがんと迫力があれば、もっと良かったのになあというのが感想です。

 最近、我が家ではいつも、夜中でも「嵐」の歌声が流れています。 「嵐」の人達の声は、皆が同じ旋律で歌っているようで、人によっては声の質が違いますので、皆の声が合わさって、とても心に響く歌を聴かせてくれます。 寝ている深夜にまで、時々流れていますが、うるさいと思ったことはありません。 明るく、前向きな歌のように聞こえますが、なんとなく元気が出てくるような気が致します。

 そんなことを思いながら、あれだけ大勢の歌い手が、同じ旋律で歌ったらどういうことになるのかしら、きっと昨日聴いた合唱より、もっと私たちに、どかんと感動を与えてくれたんではないかと、改めて思うのですが、どうなんでしょうか。 ぜひ聴いてみたいところでは、あります。
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教えてもらうこと、教えることは難しい

2008-06-29 07:11:34 | 座禅
 私が初めて坐禅を行い始めたのは、大学の級友からの声かけからでした。 当時、胸に違和感を覚え始めていたときでもあり、健康に役立てばよいのかなという、単純な発想から坐禅の会に、参加することになりました。

 坐禅といっても、気功の静功(静かな功)であって、ある大学の研究室に通う中国の方が、先生でした。 子供の頃から気功を行ってきた方でしたが、胸の中心部にある中丹田を、熱く燃えるようなイメージで、意念しなさいというお話でした。 呼吸法の話は一切ありませんでした。 

 真っ暗闇の中で坐禅を始めたのですが、私自身は、どういう訳か、初めから逆腹式呼吸を行っていました。 吐く息を体の中へ吐くときに、息音(のどの部分で鳴らす)を「スー」とか「ウー」とかたてながら行いました。 はじめた初日に、百会が活性化し、頭の廻りが電子の輪のようなものが、出来たのでした。

 中国の先生は、子供の時から気功を行っていましたので、はじめて気功を行う人に、どのように教えていったらよいかなどは、よく分からなかったのではないかと、後から感じたものでした。 先生の話を聞いても、胸の中丹田よりも下腹の臍下丹田のほうが、優先されるべきではないかと、何となく感じ、吐く息を臍下丹田へ吹き込む感じで、いつも息音をたてながら、静功を行っていました。

 週1回の坐禅会でしたが、友人は24時間の座禅会にも参加して、週3回の座禅会に参加していましたが、私自身はそうかそれなら自分は、日常生活のあらゆる時間を使って、逆腹式呼吸をやってみよう、坐禅は毎日、自分の家でやってみようと考え、実践しました。

 座禅会で静かな暗闇の中で、私の吐く息音だけが聞こえたようで、3回目の座禅会が終わった後で、友人が「お前、もう少し息音を押させて、静かにやりなさい」と注意を受けるはめになりました。 次回からは、息音が殆ど聞こえないように、注意しながら行いました。

 後日、息音が聞こえないくらいに、静かに息を吐いていたのですが、殆ど呼吸をしてないかのような感じがしましたので、胎息という言葉の意味を、考えていたこともあり、息を止めてみたら、どういうことになるのかと思い、実践してみました。 胎息の意味が分かった瞬間でした。

 いつも何かをやろうとして思うことは、誰に教わろうか、どんな人、本当に分かっているの、教え方はどうなのです。 全てを分かっていて、その人に合った教え方が出来る人に出会えるのは、幸運でしかないのではないかと思うぐらいです。

 私は教えてもらうのが苦手です。 坐禅は自分が好きなときに、好きな時間、場所で出来ます。 また改めて服を着替えて、行うことも嫌いです。 むしろ構えず、普段着のままで坐禅することが、大切ですし、日常性があって、お釈迦様や天の叡智も、むしろそのことのほうが、喜ばれるに違いありません。 作法とか形、形式にこだわるよりも、日常性を大切にしたいと、日頃から感じています。

 逆腹式呼吸も、坐禅も特別なことではありません。 楽しみながら行いましよう。
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ハードルを高くする座禅の時の、半眼、順腹式呼吸ー3

2008-06-28 07:04:07 | 逆腹式呼吸
 道元禅師著の普勧坐禅儀のよれば、舌は上のあごにつけて、坐禅を行いなさいとの記述があります。 私たちは、生まれて以来、呼吸をすることを意識することは、ありませんでした。 坐禅を行うにあたって、改めて吐く息をゆっくり吐き、吐く息のみに意識を集中することになります。

 結果的に、呼吸を意識することにより、私たちが生来持っていた気感を、感得するようになります。 自分が思うと、体の中の気が、思うように動くことを知ります。

 呼吸法を伴いながら、坐禅を続けていれば、遅かれ早かれ、体の中を流れる気を、感じるようになります。 体の中を流れる大きな流れの中で、体の前部を流れる任脈と、後ろを流れる督脈があり、背中から駆け上がってきた気は、頭部を通りおでこから視床下部へ入り込み、上あごの歯の付け根から、上あごにそっと付けられた舌を通して、任脈に流れていきます。(この流れ方は、男性の場合で、女性の場合の流れは、反対の流れ方をすると主張する方もおられます)

 私自身は、坐禅を始めた当初は、逆腹式呼吸を誰に教わるということはなしに、自然と行っておりました。 そのせいかどうかは分かりませんが、坐禅を始めた初日に、頭のてっぺんの百会が活性化し、毎晩の半身浴や、生活のあらゆる時間、場所での、目をつむっての逆腹式呼吸の練習の成果なのか、勿論、毎晩や早朝での1時間以上の坐禅もあってか、1ヶ月半で臍下丹田が活性化し、心臓のように動き始めたのでした。

 今は、逆腹式呼吸を行うというより、胎息(私たちがお母さんのお腹にいたときの呼吸ー気の呼吸)を行いながらの坐禅を、行っております。 宇宙と自分が一体になるようなイメージで、坐禅を行いますが、体の中を流れる気は、いつも感じることですが、45分から1時間を経過しないと、その流れも滑らかにならず、脳への刺激も優しくはなりません。 45分から1時間を過ぎた頃から、初めて経穴が全開し、宇宙と自分が一体になる感覚を、会得できるのです。

 私の友人2人が、坐禅を始めてくれていて、改めてその時々に感じる感覚を聞いたりして、私がこれまで感じたことは、決して間違ってはいないと、思うものです。 ただ、ひたすら坐禅をする中で感得するものは、何よりも得がたいものと、いつも思っております。 坐禅を楽しみながら、行っていただきたいと、いつも願っています。 
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ハードルを高くする座禅の時の、半眼、順腹式呼吸ー2

2008-06-27 08:46:40 | 逆腹式呼吸
 順腹式呼吸といっても、鼻で吐いて鼻で吸う場合と、口で吐いて鼻で吸う場合があるようです。 ここでは、禅宗のいう鼻で吐いて、鼻で吸う場合を取り上げます。

 下腹にある臍下丹田を意識しながら、そこから息をゆっくりと、全部吐ききるような感じで吐いていきます。 従って下腹は凹みます。 吐ききると、その反動で自然と息を吸います。 従って下腹は出っ張ります。 これが順腹式呼吸です。

 禅宗では、空(くう)にすることが大切ですから、ある意味では、先ず下腹から息を吐き出すことによって、空にすることが優先されるかもしれません。 

 方や、私が行っている逆腹式呼吸は、鼻で吸って鼻でゆっくり吐く方法です。 但し、逆腹式呼吸についても、口で吐いて鼻で吸うやり方もあります。 鼻で吸うときに下腹は凹み、鼻で出すときに下腹が、出っ張るのが逆腹式呼吸になります。 

 私はがお話しする逆腹式呼吸については、息を吐くときには、鼻から吐くことは一切忘れ、息を体の中、特に臍下丹田に向けて、ゆっくりと10秒以上掛けて、吐いていきます。 全部吐ききると苦しくなりますので、そのちょっと手前で、又息を吸います。 ゆっくり体の中へ息を吐き、また息を吸う、その繰り返しの呼吸の過程で、自然と下腹の動きは、上記のような動きになって来ます。 最初から、下腹の動きは気にしなくても、逆腹式呼吸になれてくれば、自然と凹んだり出っ張ったりします。

 息を吐くときにゆっくり吐くという意味では、順腹式も逆腹式も同じですが、下腹の中を空にするか、一杯にするかの違いが出てきます。 息を吐くとき、吐く息に意識を集中するときに、宇宙の気、体の中の気が動くのですが、順腹式は臍下丹田の中の気を、空にすることが優先されます。 一方、逆腹式はゆっくり息を臍下丹田に吐いていきますので、臍下丹田は気で一杯になるような雰囲気を作ります。

 逆腹式では、息を体の中へゆっくり吐いていったときに、宇宙の気が体の中へ入っていきますが、体の中に留まらずに、殆どは体外に排出されるといいます。 私は、逆腹式呼吸を行っているときに、背中付近から(骨と皮膚のくっついている部分は感じやすいようです)気が出て行くのを感じました。 

 逆腹式は気が充実しやすいのに対して、順腹式は空を優先されるため、気を感じやすくなるのは、逆腹式ということになります。 お寺のお坊さんは、順腹式を行うことによって、ハードルを高くされているように感じます。

 目には見えない宇宙のエネルギーである気を感じ、気の心臓である臍下丹田も活性化し、ただひたすら座禅をする中で、宇宙の気が脳を優しく刺激し、癒し、至福感をもたらすことを知り、宇宙の叡智と接触する喜びを知れば、どれほど素晴らしいことでしょう。

 一人でも良いから、そんな人になって貰いたい願いを持ちながら、私自身はここでのブログを、書いているつもりです。 
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ハードルを高くする座禅の時の、半眼、順腹式呼吸

2008-06-26 04:08:42 | 逆腹式呼吸
 座禅をするときに、目を半眼にしなさいという作法があります。 この間、ずーっと疑問に思っていたのですが、今朝の座禅の雑念の中で、何かを感じました。 お寺で修行をするお坊さんに対して、ハードルを高くしているのではないかということです。

 何故か、どう考えても、座禅の時に意識を集中しようとするときに、目を半眼にすれば、どうしても目を通して何らかの情報が、入ってきますし、意識を集中しにくくなります。 お坊さんの場合は、ハードルを高くすることによって、より到達点までの道のりを、厳しくされているように、感じてしまうのです。

 私たちの座禅は、お寺での座禅を1つの機会として捕らえ、それの過程で日常的なあらゆる生活のなかで、座禅的な生活をすることが大切ではないかと、いつも考えております。 その意味では、明るいときでも、多少の騒音の中でも、ちょっと目をつむることによって、吐く息だけに意識すれば、意外と意識を集中できるものです。

 半眼にすることによって、意識が集中しにくくなるのであれば、意識が集中しやすい目をつむることが、優先されるべきではないかと、感じました。 改めて、私たち一般人は、目をつむって座禅に取り組んで良いのではないかと、思いました。

 順腹式呼吸については、明日、書くことにします。
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座禅でイメージするのは呼吸に意識が集中できてから

2008-06-24 07:57:06 | 逆腹式呼吸
 友人の一人が、仏教関係の本をよく読んでいて、この本を読みなさいと本を貸してくれたりします。 一度は、白隠禅師の「軟その法」について話してくれ、座禅のときに「軟その法」に基づいて、イメージしてみていますと、話してくれました。

 今は、吐く息を体の中に吐く逆腹式呼吸を行いながら、意識を吐く息に集中できるようになったといいます。 時々、座禅をしていると、とても気持ちがよくなりますとも、話してくれます。 先日も、お経を読んでいたら、自然と涙が出て止まらなかったそうです。 

 その友人は、当初30分お経を読んだ後、30分の座禅を行うといっておりましたが、30分の座禅では肩慣らしだけで終わってしまいますよ、最低でも1時間はしてくださいよ、と話したところ、最近では1時間以上は行っているようです。 

 そのせいか、光を感じたり気持ちも落ち着き、あまり物事にこだわらなくなったとのことです。 先日も、宝くじでも当たったら、座禅仲間3人で、温泉地に行って座禅三昧の日を送りましょうと、メールを送ってきてくれました。 その日を楽しみにしております。
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丹田呼吸ってどういう呼吸法ですか

2008-06-23 13:58:54 | 逆腹式呼吸
 丹田呼吸のことが書いてある本を、よく本屋さんでも見かけますが、分かったような分からないような雰囲気に、なってしまいます。 お臍のちょっと下にある、臍下丹田を意識しながらの、呼吸法ということでしょうか。

 丹田を意識しながらの呼吸法にも、色々あるようで、私自身は座禅を始めて以来、逆複式呼吸しかやっておりません。 人から教わったというわけではなく、なんとなく吐く息を体の中へ吐く逆腹式呼吸を、やっておりました。

 座禅を始めて1ヵ月半で臍下丹田が、活性化し心臓のように鼓動してしまった立場から、お話をさせていただければ、吐く息を長く吐く呼吸法では、吐く息を体の外に出す順腹式呼吸より、吐く息を体の中へ吐く逆腹式呼吸のほうが、臍下丹田は活性化しやすいのではないかと、思われます。

 順腹式呼吸では、臍下丹田にある息を(あくまでイメージですが)、ゆっくりと体外に吐き出していきます。 息を吸う時は息を吐き出した反動で、今度は息を臍下丹田に入れるように吸います。

 方や、逆腹式呼吸では、ゆっくり息を臍下丹田に入れるようなイメージで、息を体の中へ吐いていきます。 ゆっくり深く息を丹田に入るようなイメージのほうが、丹田から息をゆっくり体外へ吐いていくより、丹田に宇宙の気がたまっていくような、雰囲気があります。

 臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始め、いわゆる気の呼吸が始まっている人にとっては、丹田呼吸とは、気の呼吸ではないんですかと、お話をしたいところがあります。 気の呼吸が始まれば、胎息という私たちが、お母さんのお腹の中にいたときにしていたと思われる気の呼吸が、可能になることを知ります。

 ここでは、鼻だけで呼吸することを、お話させてもらいましたが、鼻で吸って口から吐く呼吸法もあります。 口をすぼめてゆっくり吐く長息法という呼吸法もありますが、私自身はほかの呼吸法はやったことがありませんが、逆腹式呼吸法が一番よいのではないかと、感じております。
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初めて半跏趺坐を行ってみて

2008-06-22 18:25:27 | 座禅
 今朝は3時に目が覚めましたので、布団の上で座禅を1時間終えたあと、7時からの普門庵での座禅会に、参加してきました。 和尚さんから、普通の胡座ではいけません、結跏趺坐か半跏趺坐にしなさいといわれ、座枕に座布団を重ねて厚くし、1時間と30分の座禅を、半跏趺坐で行いました。

 前回、あれほど異様に高く見えた座枕も、半跏趺坐で胡座を組むと、ごく自然に感じたから不思議です。 足の裏を上に向けて胡座を組むのは、足の裏から宇宙の気を吸うことが出来ますので、良いことは分かってはいたのですが、これまでは、余り胡座の組み方には、頓着しませんでした。 これを機会に、これからは半跏趺坐で座禅を、行っていきたいと思います。

 何か、おでこの中心部の天目部分を、いつも刺激しているような感じが、しました。 体の中の気の通りが良くなれば、足も痺れたり痛くなったりはしません。 私自身は、まだ連続3時間の座禅時間しか、経験しておりませんが、そのうちもう少し長く、座禅をする機会も、くると思われます。 座禅は、お寺の禅堂だけで行うのではなく、日常生活のあらゆる機会を通して、行うものと、いつも感じております。 また座禅を楽しむ、あらゆる時間を楽しむ、どんな環境(良くない状況下であっても)でも楽しむことを、心がけています。
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深酒は気力を消耗する

2008-06-21 19:03:33 | 逆腹式呼吸
 今週は、お付き合いで2日深夜遅くまで、深酒をすることになってしまった。 最近の日課は、夜10時ごろには寝て、目が覚めるのは夜中の2時ごろ。 トイレへ行き、用を済ませた後、パジャマの上から寒くないように、長袖のシャツを着て、布団の上で座禅を1時間するのが、当たり前になってきました。

 さすがに今週は水曜日と金曜日と2日、遅くまで飲むことになってしまったため、とても疲れがでました。 出かけることも多かったため、ブログもお休みになってしまいました。

 適度のお酒であれば、血行もよくなり体調を落とすことはありませんが、お酒も飲みすぎると、体力の回復には年とともに、時間がかかるようになってきます。 体力を回復するのに、体の中にたまっていた気を使ってしまうために、体調は絶好調というわけにはいきません。 毎日少しずつ貯めてきた気力を、体力回復のために気を消耗せざるを得なくなります。 

 私たちは、何らかの形で消耗してしまう気を、逆腹式呼吸を伴う座禅によって、わずかではありますが、蓄えることができるのではないかと、座禅の雑念の中で感じたことがあります。 神経が集中する脳を絶えず刺激し、その動きの過程で、目の中心の奥にある視床下部をも、刺激をします。 視床下部にあるといわれる上丹田を刺激し、そこに宿るといわれている生命体をも、刺激をします。

 深酒が続くと、生命体も消耗され、結果的にその人の寿命にも、関係してくるようにも思います。 何事もほどほどにと、いうことでしょうか。
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どんな時でもどんな場所でも意識を集中できるようにする

2008-06-18 15:27:08 | 座禅
 座禅関係の本を読むと、静かな場所とか、静かな時間に座禅をしなさいと、書いてある場合が多いのですが、私自身の経験からお話をすれば、どんな時でもどんな場所であっても、意識を集中できるようにすることが、とても大切なような気がいたします。

 夜、隣の部屋で家族がテレビを見ていて、その音が聞こえる中でも、座禅に集中してきましたし、昼間は滅多に行ったことはありませんが、朝方や夜中や時間にも関係なく、意識を集中しながら座禅を行ってきましたし、多少の雑音は意識さえ呼吸に集中してさえすれば、普通に座禅はできるものです。 ましてや、静かな暗闇であれば、なお更意識は集中できてしまうのです。

 当時、レスリングのオリンピックに出る選手の鍛え方として、夜寝るときは、電気をつけて寝るとか、どんな場所や時間でも精神的に対応できるように、鍛えることが大切であり、それを実行しているという記事を読んだことがあります。 それを見て、参考にした記憶があります。

 意識の集中の仕方は、いろいろあるようですが、ここでは逆腹式呼吸の息を体の中へ吐くことのみに、意識を集中します。 吐く息音をのどを通して「スー」とは「うー」とか、聞こえるようにして吐いていききますと、息が体の中へ、入っていくのをたどっていくためか、意外と意識をそのことだけに集中できます。 雑念は頭をよぎることはありません。

 これも日常生活の中で、いつでもどこでも、目を瞑り吐く息を体の中へ吐く逆腹式呼吸を行っていれば、簡単に意識は呼吸に集中できるようになるのです。 お寺で行うだけが座禅ではありません。 日常的に座禅の気持ちを、取り入れながら行うことが、とても大切なことだと思っています。 そのためには、あまり形や形式にこだわることはありません。

 楽しみながら呼吸法を、座禅を行っていただければと思います。 
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