ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く呼吸を続ける中で胎児の胎内での呼吸に行き着いたのですが

2018-11-30 04:56:53 | 胎児

私は生まれて初めて胡座を組んでの座禅を行なって以来、何も分からずままに長く吐く呼吸を行なって来ました。 息を出来るだけ長く吐こうと思った時には、最初に大きく息を吸うのが自然であるという思いからでした。

幸いなことに一般的な禅宗の、初めに息を吐く、同時に下腹からも吐く腹式呼吸を知りませんでした。 この呼吸法は後日知ったのですが、残念ながらこの呼吸法は体の自然な生理的な動きには反しているのです。

息を吐く時には胸は縮まり、下腹は膨らむのが自然な動きです。 私が長く吐く呼吸を通して感得したのは、下腹が膨らむ時には下腹にある臍下丹田が、気を吸うのです。 然るに禅宗の呼吸法では、この自然な生理的な動きに反して、息を吐く時と同時に下腹の丹田からも気を吐こうとしているのです。

テレビ映像で深海を深く潜る前のダイバーが、はじめに大きく息を吸っている姿を見ました。 下腹は大きく抉られお腹の皮が背中の皮に着くぐらい、凹んでいました。 その映像を思い出したり、空手家が演武の時に、息を吐くとき息音を立てながら行っている姿を、思い出しました。

従って出来るだけ長く息を吐こうとした時には、最初にラジオ体操の深呼吸の要領で、はじめに息を大きく吸っていたのです。

この自然な生理的な動きを行いながら、毎日、寝る前に1時間静かに座り続けたのです。 そのことが私たちが生来持っていた気感を取り戻し、誰もがお母さんのお腹の中で行なっていた胎息という、肺呼吸を伴わない気の呼吸を感得出来たのです。


子供を産んだ女性は胎児が胎内で気の呼吸を行なっていたので気を感じやすいのだが

2018-09-26 02:33:57 | 胎児

私は胎息という胎児がお母さんの胎内で、気の呼吸を通して成長して来たのではないかとの推測から、子供を産んだ女性は、男性に比べれば気を感じやすいのではないかと思っております。

私が長く吐く呼吸を伴いながらの座禅をとおして、ごく自然に気の存在を感じ、肺呼吸を伴わない気の呼吸−胎息を感得するに至り、自分の身近な女性たちに声をかけたところ、私の連れ合いが下腹の臍下丹田が、胡座を組んで長く吐く呼吸を行いながら座禅を行なったら、動いているのを感じたというのです。 最近も時々 感じるそうです。

連れ合いの姉で現在92歳の方は、10数年前に話をした時に、何か分からないけど下腹が動き、気持ちが悪いと話してくれました。 今も姪っ子に言わせると少しボケたようですが、元気なようで近い内に会いに行こうと思っております。 臍下丹田が動いているので長命なのではないかとかんじております。

友人の奥さんにも声をかけたところ、同じように下腹が動くのを感じると言うのです。 私は子供さんを産んだお母さんの多くが、自分では何やら下腹が動いているのを認識しないまま、生活をされているような気が致します。

胎児が胎内で10月10日の間、胎息という気の呼吸を行いながら成長して来ているので、それだけ気を感じやすいのでしょう。 勿論、そのお母さんも自分が胎内にいた時に、気の呼吸を行いながら成長して来た事実があるのですから。


身篭った瞬間から夫婦で話しかけるように育てれば学習塾に通う必要はないと云う

2018-09-22 01:18:15 | 胎児

本屋さんで見かけた本で「胎児はみんな天才だ」を立ち読みして、胎息と云う言葉の意味を考えていた時期もあり、早速、買って読んで見ました。

日本人の平凡な奥さんが、ご主人に言われるままに、子供を身篭った瞬間から胎児に話しかけるように3人の女の子を育てました。 公園を散歩する時には、緑に覆われた情景を胎児に話しかけるように、説明します。

クラッシック音楽を聴いている時にも、その感じるままを胎児に話しかけます。 お母さんだけでなくお父さんも一緒に話しかけます。 胎児はその情景や感動を共に感じることが出来るのです。

胎児は胎内に居ながらにして、父母から受ける言葉を介して、あらゆる情報をインプットされるのです。 胎児の胎内での10月10日は、胎外で体験とは比べものにならないぐらい濃縮された情報として、インプットされるのでしょう。

本には、生まれた子供たちに特別なことは一切しなかったそうですが、3人とも3年も4年も飛び級して大学に進級していったそうです。

私は、胎児は気を通して、あらゆる胎外のことを感知し、それを情報として蓄積していったけっか、この世に生まれ出た時には、既に普通の子供たちとは違った形になっているということでしょうか。

この本を読んで理解した時に、私自身で実践してみようと思ったのですが、既に連れ合いは高齢になっており、では外で実践しようとも考えたのですが、何時も夫婦一緒に胎児に話しかける必要があり、連れ合いと別れなければ実践出来ずとなり、結局、これからの若い方に、それらのことを伝えて実践して貰えればということになったのですが。

 


親が子供がお腹の中で学習することが分かっていれば

2016-03-14 03:28:02 | 胎児

昨夜のテレビで東大生に聞くと云う番組を、何となく観ていました。 それぞれ独自の勉強法が披露されていましたが、中でも小学生の時に既に高校までの教科書を、勉強していたといしていたと云う方がいました。

日本には残念ながら飛び級と云う制度がありませんが、米国ではあるようです。 3年も4年も飛び級するような女の子を3人育てた、米国人のご主人と結婚した日本の女性がおります。

自分は半信半疑で、ご主人が云うように子供を身ごもった瞬間から、夫婦共々、胎児に話しかけるようにして育てたのですが、結果的に子ども達は生まれてから、特別なことをしなくても全員が飛び級するような子供に、育ったと云うのです。

私はこの方の書いた本を読んで、なるほどなあと感じて実践しようと思ったのですが、時既に遅く断念しました。 歳をお互いにとりすぎてしまっていたのです。 家の外で誰かに子供を産んでもらおうとすれば、何時も一緒に育てる為には、連れ合いと別れなければなりませんでした。

今の親たちは、子供を学習塾に通わせるために汲々としていますが、もし子供がお母さんのお腹の中にいたときにも、学習する事が分かれば生活態度から変わって来るのではないかと思われますが。


女性は胎児を身ごもり下腹の丹田が動き腸の蠕動運動を促す

2014-05-26 06:30:45 | 胎児

   多分、想像するに多くの子供を生んだ女性は、自分では自覚症状はないかもしれませんが、自分の下腹にある臍下丹田が動き、腸の蠕動を促していることを。

   胎児は、お母さんのお腹の中で肺呼吸ではなく、宇宙の気の呼吸を行いながら、臍の緒を通して栄養分を貰いながら生長しています。 母親は、胎児がお腹の中で胎息という気の呼吸を行っていますので、父親に比べれば、どれ程の気の影響を受けているかも知れません。

   10月10日の間、胎児がお腹の中にいる間は、そのような気の呼吸を行っている結果、母親は自覚がないまま気を感じやすくなっています。

   私は座禅(静功)を始めてから、親しい友人や知人の何人かの奥さんに話をしてみました。 「下腹が何か動いている感覚はありませんか」と。 すると複数の方々が、「何か分からないけれどいつもお腹が動いている感じがする」というのです。

   身近な方しか話しかけてはいないのですが、私の連れあい、連れ合いの姉さん、友人の奥さんが2人が、何か動いているというのです。 私の連れ合いは、一時期、空手を習っていましたし、長く吐く呼吸も行っていましたので、一緒の座禅を行ったときに、体感したそうです。

   腸の蠕動は、いつもスムーズに行われているということは、真っ先に健康を保持するには大切なことです。 私は、このことが女性は男性よりも長生きする、第1の要因だと感じております。


胎児はお母さんのお腹の中で天目は開いていたのだろうか

2014-05-01 06:32:24 | 胎児

  座禅を始めた当初は、深呼吸の要領で長く吐く呼吸を行っていましたが、ここのところ、肺呼吸を伴わない胎息で、静かに1時間座っています。

  長く吐く呼吸を行っていると、1時間の座禅時間は、あっという間に過ぎていきます。 胎息では、1時間は結構、長く感じたのですが、慣れてきたのか同じように、あっという間に時間が過ぎるようになりました。

  そろそろ座禅時間の延長をしても、よい頃なのかもしれません。

  昨日は、ふと浮かぶ雑念の中で、胎児はお母さんのお腹の中で、天目は開いていたのだろうか、と考えてみたのです。 胎息で座禅を行っていると、しきりと天目を刺激することがあるからです。

  胎児はお母さんのお腹の中にいるときには、胎外の出来事を感知し、それを情報として体内(脳内)にインプットし、蓄積していると思われるからです。

  胎児は胎内で、お母さんから臍の緒を通して、栄養分を摂りいれながらも、一方では天目を通して情報を取得しているのではないかと感じるのです。

  私たち人間だけでなく、ほかの生物(動物)も、そのようなことがあるのではないかとも思います。

  競走馬のサラブレッドをみても、牡馬の因子も大切ですが、それ以上に雌馬の賢母ぶりが、子供に対する影響力は大きいと感じます。

  我が家にいたヒマラヤンのお母さん猫のエルちゃんは、しっかりしていて、生まれた子猫も比較的しっかりしていました。 中にはお父さん猫のジュンちゃんに似て、おっとりしていた子猫もいましたが。


女性が長生きするのは胎児を身ごもることも一因です

2014-04-17 06:48:16 | 胎児

 私は深夜の1時間の座禅で、ふと浮かぶ雑念を払いのけることなしに、考えることにしております。 意識が体の中へ吐く息だけに集中して、座禅を行ってはいますが、それでも、ふと雑念は浮かぶものです。

   意識が集中している中で考えていますと、宇宙の叡智が、こう考えたらどうですかとサジェスチョンを、与えてくれるのです(私はそのように解釈していますが)。 そのような積み重ねの中で、次第に自分の考え方や価値観が、醸成されていくような気がいたします。

   そんな中で、一般的に女性は、男性に比べて長生きするといわれていますが、そのことを考えたことがあります。 結論的に云ってしまうと、女性は胎児を身ごもりますが、胎児がお母さんのお腹の中で、胎息という気の呼吸を行いながら、お母さんから臍の緒を通して栄養分を貰いながら、生長していきます。

   その分、女性は男性よりも、気を感じやすくなっています。 現に私の周りに女性に、下腹の臍下丹田が動く話をしますと、何人かの方が、「実は私は、何か分からないけれど動いているんです」と、話してくれます。 

   私の連れ合い、連れ合いのお姉さん、友人の奥さんなどです。 周りの多くの女性に話しかけたわけではありませんので、どのぐらいの割合で、そのような方が折られるかは分かりませんが、一定期間、胎児がお腹の中にいるわけですから、気を感じやすくなっても不思議ではありません。

   私の誰もが、お母さんのお腹から出た瞬間に、気の呼吸から空気を吸う肺呼吸に変化するのです。 おぎゃーという泣き声とともに。 赤ちゃんが下腹を動かす腹式呼吸を行っているのを、私たちの誰もが知っています。

   気の呼吸(胎息)は、私たちの誰でもが行っていた呼吸なのですが、成長とともに次第に、気の通り道である経絡での気の動きも、緩慢になっていくのです。

  私は、体の中の経絡の気の流れは、鍼や灸でも分かるように、良いほうがいいと思っていますが、女性が長生きをするというのは、気の流れが男性よりも良い人が多いというのも、原因のように感じています。


女性は胎児を身ごもることによって感じることが多くなる

2013-08-12 07:36:26 | 胎児

 女性は、胎児を身ごもることによって、生来、持っていた機能を回復する機会が、男性よりも多くなり、そのことが様々な形で長生きする術を、自然と身につけてしまう。 そんなことを私は、自身の座禅を通して感じるようになりました。

 我流の逆腹式呼吸を伴いながら、1時間の座禅を行うことによって、ごく自然な形で気を感じるようになりました。 深呼吸の要領で大きく息を吸って、出来るだけゆっくりと長く吐く呼吸を行うことによって、吐く息を体の中へ吐く呼吸によって、体の中を循環する気の動きを感じるようになったのです。

 私たちの誰もが、お母さんのお腹の中にいたときには、胎息という気の呼吸を行いながら、生長していくのです。 然しながら、この世に生まれ出る瞬間から、気の呼吸ではなく、空気中の酸素を取り入れる肺呼吸に変化します。

 生まれ出た瞬間に「オギャー」という泣き声と共に、気の呼吸から肺呼吸に変化するのです。 胎息から肺呼吸への変化の過程で、どの赤ちゃんも腹式呼吸を行っています。 この腹式呼吸を行う赤ちゃんの姿は、多くの方々が見て知っています。

 時間の経過と共に、次第に気の呼吸は忘れていきます。 ところが女性は胎児を身ごもることによって、胎児がお腹の中で胎息で気の呼吸を行います。 したがって女性は、胎児を身ごもる度に、気を感じることになります。

 そのような意味合いから女性は、男性よりも気を感じやすくなっています。 事実、私が下腹の臍下丹田は、心臓のように動くのですよと話した複数のご婦人が、何か分からないけれど、下腹が動く感じがするということを、話してくれました。

 下腹の臍下丹田が、自分で意識しなくても動いているということは、ある程度スムーズに体中にある経絡の中の気が、循環していることを意味します。 勿論、気の調節の弁であるツボも、スムーズな動きをしているのでしょう。

 女性が男性よりも長生きできる要素の一つが、ここにあるような気がいたします。


ご主人がヴァイオリン曲が好きでいつも聴いていたら娘さんが

2012-11-23 09:57:27 | 胎児

 昨日は、小田原のアジと長野県の佐久の五郎兵衛米を、ご馳走になりました。 お客さんが、家族一族で小田原駅前の美味しいお寿司屋さん「とろせい」に行って、その帰りにアジを買って来るので、そのアジでご飯を食べにいらっしゃいとのことで、カウディでマンゴーのアイスキャンデーを手土産にして、お伺いしました。

 いつもは夜ご飯を食べないのですが、美味しくて2膳もご馳走になりました。  品の良いちりめんと鞍馬の山椒をご飯にかけたり、わさび、茹でた葉物やあさりの味噌汁などを、おしゃべりをしながら食べました。

 是非お孫さんたちに話してもらいたいと前置きしてから、結婚をして身もごった瞬間から、夫婦二人でお腹の中の胎児に、いつも話しかけながら育てるといいですよ。 何も分からないままに米国人のご主人から云われて4人の女の子を育てた日本の女性が、4人が4人とも3年も4年も飛び級するような子供育ったということを、本で読みましたので。 私もチャレンジしようと思いましたが、家の外につくることは、いつも一緒にいられないので、今のかみさんと別れなければならず、諦めました(実は30歳前後に湯島の叔父から頼まれて、何処に行くかも分からないままに、福島の原発の中で使っていたバルブの故障を直しに、原発の下小屋で10日間働いた事が有り、多分それで私のDNAは傷つけられただろうと感じていましたので、家の外でも私の分身を作るなどということは、諦めていました)。

 するとご主人はヴァイオリンの曲が好きで、家ではいつも聴いていたというのです。 勿論、奥さんも聴いていたのですが、更に輪をかけたように、ご主人は哲学書が好きで、奥さんにその本を、育児をしながら読むように勧めたそうです。 奥さんも分からぬままに、音楽を聴きながら哲学書を読んでいたそうです。 

 結果的に生まれた娘さんは、ヴァイオリンで東京芸術大学を首席で卒業し、ニューヨークのジュリアード音楽院に6年在籍したそうです。 現在は音楽家の方と結婚し子育てをしながら、演奏活動をされているようです。

 昨夜は一段と楽しいひと時でした。


生まれる前に話しかけ生まれてからも話しかけながら育てる

2010-09-27 10:26:00 | 胎児

 先日、友人のお宅に伺い、その方(ご婦人)と身ごもっている娘さんと3人で、呼吸法を伴いながらの座禅を1時間行いました。 友人は胡坐が組めず、厚い布団の上に座ったり、正座をしながらも何とか1時間過ぎました。

 娘さんは、子供の時から知っていて「ひなちゃん」と呼んでいました。 きちんと結跏趺坐が組め、若いだけにとても美しい姿でした。 ちょっとお腹が膨らんではいましたが。 初めての座禅でしたので、何度か足の痺れを感じ、動いてはいたようです。

 その友人から今朝、電話があり、「無事、娘に子供が生まれました」と一報が入ってきて、「助産婦さんの手助けで生まれ、すぐに血まみれになった子供をご主人が抱き上げ、後産が終わってからすぐに、お乳を上げた」そうです。

 娘さんには座禅の時に、ご主人とあらゆる時間を使って、胎児に話しかけるようにしてくださいね、と話したのです。 一般的には病院で産む場合が多いのですが、胎児にとっては、それまでぬくぬくとお母さんのお腹の中で生長して、生まれてからすぐに乳児室に置かれてしまうのは、ある種のトラウマが発生してしまうのです。 できることなら、胎児はお母さんのそばで、一緒にいるのが安心するのです。

 生まれたばかりの時でも、いつもお母さんと一緒にいるのが、赤ちゃんにとっては安心するのです。 私は自分の子供を育てる時には、猫かわいがりするばかりで、鼻水を口を当てて吸ったり、ぺろぺろ舐めるだけで、上記のような育て方は分かりませんでしたので、反省しきりです。

 赤ちゃん言葉ではなく、一般の成人に話すように話かけることが、また大切です。 生まれでてからの生長の度合いは、胎児の時と比べようがありませんが(胎児のときが大切だということですが)、生まれてから3歳ぐらいまでの生長も大切なのです。 楽しいことや美しいことを、話しかけながら体験、体感できるように、心がけてもらいたいのです。