ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

早々に居座りを決めた安倍さん

2007-07-30 06:13:51 | 社会・経済
 小泉さんでさえ長期政権の中で5回程度しか、国会審議で強行採決をしなかったのですが、安倍さんになってからはわずか9ヶ月の間に、20数回もの強行採決を行ってきました。

 先の衆議院選挙では、小泉劇場の演出で私達を上手に手玉を採ったのですが、小泉さんの一方の影の部分が、私達の生活を脅かしつつあったのが現実でした。 所得格差と地域格差の蔓延が影の部分となって、農山村地域での自民党支持体質からの変化があったうえ、年金問題や政治とお金の不正が、次々と表れてきてしまっては、自公政権政党の惨敗もやむなしと言うことでしょうか。

 国会での野党からの追及に対して反論する安倍首相の姿も、決して私達に良い印象を与えるものではありませんでした。 衆議院では、自民党だけでも過半数を占めているのですから、今までの国会運営を強引に進められたことを、私達は報道される映像をしっかりと見ていました。

 安倍さんは、国政選挙で惨敗したにもかかわらず、自分の政策は決して支持されなかったわけではないとの詭弁を使って、ご自分の政策実現にまい進しようと、居座りを早々と決めました。

 今後は、もっと謙虚になって是非国会運営を行っていってほしいと、願っております。 また、いつも笑顔でもって私達の前に、映像を映し出していただきたいと思っています。

 

参議院選挙の投票を終えて

2007-07-29 09:18:51 | 社会・経済
 安倍さんが総理大臣になってからの、初めての国政選挙となった今回の参議院選挙です。 国会で絶対多数を誇る自民党の総裁が、昨年ご自分の政治哲学、政治美学の考えかたから、任期を全うした上でやめられた小泉さんの後を受ける形で登場した安倍さん。

 衆議院では自民党だけでも過半数を占め、参議院も含め国会運営を行っていくうえでは、何ら支障も起こらない状態でした。 従って、法案審議についても外から私達が見ていても、かなり強引に国会運営を進めているように見えました。

 民主主義とは、絶対多数であるから何でも強引に進めていいかということがあります。 逆に、絶対多数であるからこそ、少数の意見をよく聞き、その意見も取り入れることが大切である、ということを何かの学校の授業で聞いたことが、あるような気がいたします。

 報道で映し出される映像を見ているだけでも、多数党のおごりが露骨に表れてしまっているような感じがします。 私達は決して馬鹿ではありません。 今回の選挙では、そのしっぺ返しを受けることになるのではありませんか。

 政権党だからこそ実績があるわけで、その実績を強調しても何ら足しにはなりません。 むしろそこまでに至る過程が大切なのです。 上位者のおごりが、映像にも映し出されることには、辟易してしまいます。 上位者であればあるほど、頭を垂れて国会運営をしてくれることを期待しております。

リケンの工場再開が始まって

2007-07-27 07:37:16 | 社会・経済
 中越沖地震で操業停止に追い込まれた自動車部品メーカーのリケンが、日本各メーカーの支援を受け、震災後1週間で工場が、通常通りの操業を開始できたと報道がありました。

 自動車メーカーは、トヨタが開発したカンバン方式なる必要の時必要なだけ部品を供給するという製造工程が確立していて、リケンが造るエンジン部品のピストンリング(国内シェア50%)と変速機のシーリング(70%)が製品化されないだけで、日本の自動車メーカーは製造ラインの停止に追い込まれてしまったのでした。

 各メーカーは早速、650人もの助っ人を派遣し、震災後1週間で再開にこぎつけました。 例え、小さな部品でも必要不可欠ですので、各メーカーも必至であったに違いありません。

 改めて、リケンという会社を知ると共に、自分達の存在が無ければ組織や仕組みが、動かなくなるようなポジションが得られているのかなあと思っても見ました。

丹田が動き始めた時のイメージは

2007-07-26 17:37:32 | 
 初めて座禅を始めた時に、百会が電子の輪ができたように感じてから、何でだろうと思いながら、夢中になって毎日の生活のリズムに中に、呼吸法を取り入れながら過ごしてまいりました。

 寝る前は、半身浴をして充分に上半身から汗をびっしょりとかいてから、汗を拭くまもなく、布団の上で低い枕を下に胡坐を組んで座禅を行います。 息を体の中へイメージで吐きながら、臍のちょっと下あたりにあるといわれている臍下丹田が、活性化するように念じながら座禅を行っていました。

 いつも体の中へ息を吐いていきますが、臍下丹田といっても実際はどこなのかは分からないままに、続けていきましたが、ある時下腹を見る目を、体から放した斜め上方から見るようにしてみました。

 客観的に視覚的に下腹部分を、眺めていたといったほうが良いかもしれません。 そんな手探りの状態を何日か過ごした後に、突然、臍下丹田が心臓のように鼓動を始めたのでした。

 動き始めた瞬間はびっくりしたのですが、すぐにその動きを楽しもう、自然の動きに任せようとして、胡坐を解き静かに床に入って、布団をかけて目を瞑りその動きに任せました。

 40分ぐらい続いたでしょうか、今度は右足の付け根から膝にかけてその振動が、移っていきました。 その振動も20分以上続いた後、足のかかとに移っていきました。 その振動も10分ぐらい続いた後に、やっとその動きが止まりました。

 翌朝一番に、私に座禅を誘ってくれた級友に、電話をすることになりました。 その夜から早速また、座禅をしながら臍下丹田が動くのを確認してから、胸の中心部にある中丹田を動かすように念じることとなり、1週間後には小周天ができるようになった経緯があります。

  

地震の巣に立地する原発は安心できるのか

2007-07-25 07:56:50 | 自然
 先週起きた中越沖地震で、家屋の倒壊や地すべり、地盤の隆起などが起こり、私達の生活を脅かしています。 3年前に起きた中越地震の際には、村の再建のためトラックを寄贈した方と一緒に、山古志村まで行って実際にその惨状をこの目で見てきました。

 12年前に起きた阪神大震災も、親ししくさせて頂いている方と一緒に、その建物が倒壊された惨状をも見てまいりました。 日本の国土は、大陸側からの違う2枚のプレート(地殻)の上に乗っかっておりますが、そこへ太平洋側からの違う2枚のプレートが沈む込むような形で、地球内部に入り込んでいます。 

 4枚のプレートの攻めぎあいの上に、日本がありますので、そのひずみは何時あっても、おかしくない状態になっています。 日本全国に温泉が出て、私達は湯に浸かりながら、あーいい湯だななどと上機嫌で、浮かれている場合ではありません。

 今回の地震で、柏崎の原子力発電所が火災事故などを起こし、先日の東京電力の社長さんの記者会見を伺っていると、想定の3倍の地震が起きて、想定外の出来事だというようなお話をされていました。

 地殻は平坦部では移動するだけで、地震のようなものは起きないとは思いますが、私達の国では、今後、どのような、どの程度の地震が起きるか皆目わかりません。

 原発は、元々情報開示が乏しく、その安全性の保持については、懐疑的な目で見られてきましたが、改めて今回の地震時における原発側の対応を見ていると、そのことが立証されてしまったことになりました。

 地殻の平坦部での原発の立地ならまだしも、地震の巣になっている日本のあちこちに原発が建てられてしまったことを考えてみると、今後もどのような規模の地震が起きるやも知れないことを思うと、怖さが倍増してきます。

 原発そのものが爆発してしまうと、広島、長崎の原爆投下で起きた惨状の、何十倍の惨状になってしまうことが予想されるだけに、ないがしろにはできない問題ではないかと感じます。

 日本での原発の立地そのものが、無理ではなかったのかなあと考えざるをえません。

安倍さんの顔の印象が悪く見えますが

2007-07-24 07:03:53 | 社会・経済
 安倍首相は、私がお世話になった人の従兄妹の子供に当たる方で、今までは比較的好意的に感じておりました。 最近になって、テレビに出てこられる顔を見ていると、私達に与える印象が決して良くないのではないかと思わせてしまうほど、変わってきています。

 顔はその人の持って生まれたものや、今まで培ってきた経験の全てが、表れてくるものと思っております。 安倍さんは決してお人柄は悪いことはないとは思いますが、お祖父さんが岸元首相、お父さんが首相目前でなくなられた方という政治家の中でも、超血統の家に生まれ、多分それほどの苦労もなく、これまでの人生を歩んでこられた方ではないかと存じます。

 選挙の洗礼を受けずに自民党総裁のイスを、小泉純一郎前首相の退陣を受けて、首相のイスにも座れることにもなりました。 今回の参議院選挙が、初めて受ける洗礼ということになりますが、この間、国会で行ってきた法案審議や国会運営、また国会でのやり取りの話し方から受ける印象は、私達には、決して良い印象を与えてはくれませんでした。

 小泉時代に、北朝鮮の拉致問題に対する明確な受け答えを見て、私達は多くの人がよい印象を持って受け入れてきたところですが、一転、ご自分が政権を担うようになってからというものは、強気発言ばかり目立ち、私達の目から見てもちょっとおかしいのではないかと思われても仕方がないような、対応が多くなってきたように感じざるを得ません。

 富に、来週の日曜日の参議員選挙が近づくにつれ、安倍さんの顔出しがテレビに出るたびに、もういいやという感じがしてしまうほど、いやみが出てしまっています。 いいところのお坊ちゃんが、あーでもないこーでもないと、あっちこっちからいじめられて、よく考えることもなく感情的になってしまって、反論しているようにも写ります。

 お考えになっていることは、総じて悪い考えではないと思ってはおりますが、変わり者と呼ばれながらも、私達には好印象を与えてくれた小泉前首相と比べると、ずい分損な方だなあと思います。

 子供がいないということも、影響しているのではないかと考えてしまいます。 私自身は、子供を生み育てることによって、自分の思うようには子供は育てることはできないことが分かってきます。 自分の子供でさえ自分の思うようにはならないのだから、ましてや他人様のことならなお更のことだと知ることとなります。

 安倍さんは、政治家の良家の家に生まれ、今までが順調に人生を過ごされてきて、何らの洗礼も受けずに日本の代表になりました。 悪いことに子供も生まれず、その子供が与えれくれる現実問題も理解できない。

 そんな安倍さんが始めて迎える今度の参議院選挙。 30日にはその判断が出、その結果、その後どのような行動を起こすかが、安倍さん自身の全人格が更にもっと現れるところです。 楽しみにしています。

そ径部ヘルニアで入院して

2007-07-23 19:00:53 | 
 4月ごろにシャワーを浴びていたら、恥骨の右側部分が、ちょっと腫れていました。 何日か過ごした後、どうもおかしいと感じ、ネットで調べてみました。 

 もともと孔が開いているようですが、筋力が弱ったり老化現象の一つとして、腸の一部がその弱い孔をこじ開けて、ちょっと顔を出すということのようでした。 5月の検診の時に、先生に話し紹介状を貰って、近隣の公立病院に入院と相成りました。

 下半身の麻酔注射をしてから、終わりましたよという声で覚醒するまで、約2時間20分ほどの手術時間でした。 麻酔注射と同時に、眠り薬入りの点滴で寝てしまいますので、手術そのものは問題はなかったのですが、術後の傷口をしっかりと癒着させるために、起き上がってはいけませんとの看護士さんの言葉が、一番きつく感じました。

 私は、4時間寝ると腰が痛くなって、それ以上寝ることができませんので、我が家ではいつもそれ以降は起きていることが多いのですが、今回は午前9時20分から翌日の午前8時まで、医師の指示で起き上がることができませんでした。

 いくら寝返りを打っても限度があり、最後は座薬を入れてもらって、多少は痛みも和らぎましたが、痛みのために覚醒したまま、眠れぬ夜を過ごすこととなりました。 級友が、ガンが骨に転移して痛くて眠れず、体力が消耗していき、そのまま亡くなっていったことを思い出してしまいました。

 食事の時に他の患者さんにお話をしたところ、やはり術後に傷口を傷めないように、じっとしていなければならなかったことが、一番つらかったという話も聞かせていただきました。

 肺血栓症にならないようにするための長いソックスを履かされたことには、びっくりしました。 何せ、先日のブログで入院中にもエコにミック症候群に似た肺血栓症が起き易いと、書いたばかりでしたから。

女性は気を感じやすいんですが

2007-07-19 07:56:39 | 
 お母さんのお腹の中にいる胎児は、胎息という気の呼吸をしながら、お母さんから貰う栄養分で生育していると考えられています。 男性よりも女性のほうが気を感じやすいのは、自分が胎児のときに感じていた気感を、身ごもることによって再び、胎児が気を感じることが自分に撥ねかえってきて、その恩恵を受けるからと思われます。

 私の連れ合いは、空手の練習で逆腹式呼吸を続けることによって、知人の奥さんはエアロビクスの時に、寝ながら足の裏まで息を吐く練習を行うようになって、友人の奥さんは、何にもしなくても、連れ合いの姉さんも何もしなくても、お臍の下あたりが動くといいます。

 何かごとごと動いているなあという感覚でいます。 私が、それは臍下丹田が動いているんですよ、といって初めて、なんとなく納得する雰囲気です。

 臍下丹田が活性化し、心臓のように動き始めるということは、特別なことではなく、生まれ持った機能を回復するということにほかなりません。 臍下丹田が活性化し始めたら、次は中丹田(乳房と乳房の間)が活性化するように、呼吸法を伴いながら強くイメージします。

 中丹田が活性化し始めたら、次は上丹田(両目の中心のちょっと奥)が活性化するように念じます。 上丹田の次は、百会(頭の丁部)が活性化化するように、その次は、上丹田の裏側の後頭部にある玉沈関を、更に中丹田の裏側の夾脊関を、更に臍下丹田の裏側の尾りょう関を、最後に股下部の会陰を活性化するように念じていきます。 それぞれが活性化して動くのを確認してから、次のステップに進んで行きます。

 体を一周すると体中の気がよりスムーズに、流れるようになってきます。 小周天がなるといいます。 これからが座禅(静功)の次のステップに進んで行きます。
 

使わない機能は退化する

2007-07-18 07:40:14 | 
 私達の体は、生きていくために必要な機能を持って生まれてきています。 然しながら、使わない機能は次第に退化していくのも事実です。

 特に脳細胞は、生まれたばかりのときが最もおおく、年をとるごとに減り続けるといわれています。 今からではもう手遅れですが、子供が生まれたばかりの時には、幼児言葉で話し、一人前の人間として扱ってこなかったことが、思い出されます。

 よく考えて見ますと乳幼児は、生まれたばかりのときが一番脳細胞が多いということは、そのときの情報のインプットが強烈に脳細胞に刻まれるということになります。

 私達は、生まれてから様々な経験を、脳細胞にインプットしながら生長していきますが、心身の生長に反比例するように、脳細胞も一日何百万個の単位で、減り続けていきます。

 ある年齢にならなければ、自意識が生まれてはきませんが、自意識ができる前のインプットが遡れば遡るほど、濃縮された形で脳の皺として刻まれるに違いありません。

 もっと遡れば、お母さんのお腹の中にいる10月10日のほうが、もっと濃縮されたものがインプットされるものと思われます。 既に生まれ育ってしまった我が子には今から手遅れですが、これから結婚するであろう若者や、これから子供を生もうとする新婚カップルは、ことの重要性を充分認識していただければと、いつも願っております。

 また、今の教育システムが、受験のための教育ではなく、脳をどのように開発されるべきか、開発されていくべきかの視点から、考えていただきたいと思っています。 

 幼少期から保育園で育てられる子供は、たくましく育つといわれておりますが、早い年齢からの脳力開発が望まれるところです。

地震の巣窟の上にある日本

2007-07-17 09:51:52 | 自然
 昨日、午前10時13分に起きた中越沖地震を、改めてそのメカニズムをネットで検索してみたら、日本列島は大陸側のプレート(岩板)に乗ってはいるものの、太平洋側のプレートが西へゆっくり移動してぶつかるために、常に東西方向に押され圧縮されているといいます。

 大陸側も太平洋側も、一枚のプレートではなくそれぞれ二枚あるといいます。 今回の地震は、この圧縮による地盤のひずみが限界に達し、陸側プレート内部の弱い場所が壊れて発生したとのこと。 GPSによる調査でも最大西北西に16センチずれが確認されました。

 活断層の調査も、2000ぐらいあるとされているものの内、まだ100程度しか調査は終わってはいないそうです。 考えてみれば、4枚のプレートがひしめぎあっている上に、私達は住んでいるのですから、何があってもおかしくない状況にはおかれているようです。

 日本全国津々浦々に温泉がでて、あーいい湯だな、なんてのんびり露天風呂に入れるのも、そんな複雑な地層によるのかもしれませんが、改めて神妙な心境になってしまいました。