先日、親しくしている友人に、半身浴で体を温めていますか、と尋ねたところ、首まで湯に入って首の周辺も含めて温めてから、首を回すようにしているという話を聞きました。
首まで湯に入って温めることはよいのですが、心臓に負担がかかりますよと話しました。 半身浴を行う意味は、心臓に負担をかけずに長く入っていられることと、もうひとつ大切なことは、普段眠っている細胞や組織を活性化させるということです。
特に下半身の下腹にある臍下丹田を温めることにより、それを活性化させ、全身の気の流れをよくして、眠っている細胞を活性化させる働きをしてくれるのです。
首まで湯に入ってもできるのではないかと思われるかもしれませんが、私はそのようにはならないと考えています。 友人には、まず半身浴を行ってから、首まで湯に入ることを勧めたいと思います。
勿論、洗うときにもシャワーで首を温めることも、必要です。 2年間も何ら改善しなかった友人の頚椎ヘルニアが、少しずつでも改善されていくことを、望んでいます。