私は生まれて初めて座禅(静功)を行う1年前から、知人から半身浴のことを聞き、すぐその日から半身浴を行っていました。
半身浴はものの本には、ぬるい湯の温度で入りなさいと書いてあるようですが、私は自分の好きな温度で入っていました。 洗うときに座る椅子をお尻に敷いて、湯面がお臍のちょっと上になるように入ります。
今でも風呂のフタをし、タオルを置いて新聞や雑誌を読んでいます。 汗が出たらタオルで拭きながら、本を読みます。 夏でもシャワーで済ませず、半身浴で入浴します。 上半身が頭の中まで汗でびっしょりになります。 1年中、半身浴で入浴し、肩まで入ったことは殆んどありません。
座禅を始めた当初は、半身浴をして汗をかいた後に、布団の上で胡座を組んで、座禅を1時間行っていました。 下腹にある臍下丹田がいつも温められた後に、逆腹式呼吸で座禅を行っていたことも、臍下丹田が早期に活性化し、心臓のように鼓動を始めたのも、影響があるのかもしれません。 何せ、あれよあれよという間もなく、1ヶ月半で自発動を伴いながら、臍下丹田が動き始めたのですから。
最近の半身浴は、浴槽に椅子を入れることはなく、胡座を組んで入浴しております。 家族のひとりが帰りが遅く、私が先に入浴するのを嫌がりますので、一旦寝てから深夜に入浴し、その前後に座禅を行なうことが、多くなりました。