ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

精子と卵子が最高の状態で受胎する仕組みがセクシャルなエクスタシーです

2010-02-27 09:33:50 | 気づき
 日本人の奥さんが、ご主人に言われて半信半疑ながら、二人でお腹の中の胎児に話しかけながら育て、4人の女の子が産まれ、4人が4人とも特別な教育をしたことがないのに、3年も4年も飛び級してしまったという本を読んだ時のこと。

 早速、自分でも実践しようと思ったものの、自分の家の外で誰かさんとの間で、子供をつくってもいつも一緒にいられず、期待する子供は育つわけではありません。 今の連れ合いと別れる以外は、実践は難しい。 それでは、少なくとも子づくり現在進行中の若い方に、話をしようと切り替えました。

 そんなことを思いながら、では胎児になる以前の受胎時には、どのような環境がよいのだろうかと考えました。 私達が何故セクシャルな行為の時に、エクスタシーを感じるのかと思ったのです。 多分、エクスタシーを感じた時の精子も卵子も、最高の状態になっているんではないかと考えました。

 自分だけ喜んではいけないのです。 相手にも喜んでもらい、お互いが同時に喜びを分かち合えるように、なっているのではないか。 それが自然の摂理ではないかと感じたのです。 ややもすると、男は自分だけ喜んでしまいがちです。

 むしろ、自分が様々な行為を通して、相手に喜んでもらい、それも最高な喜びをもたらすような、努力をする必要があるのです。 そのためには、ある程度の我慢も必要になってきます。

 そんなことを思いながら更に発展させて、男女のセクシャルな行為から、人間の喜びとは、自分が色々なことをして、周りの人に喜んでもらい、その喜ぶ姿を見てはじめて自分も喜ぶのが、本当の喜びではないかと感じたのです。

漬物石で板張り床用のカーリングを作ってくれました

2010-02-26 08:35:54 | 気づき
 私がお世話になっている方が、カーリングが出来るものを作ったよ、と話してくれたので、1個出来た段階で早速、試してみました。 ビルの平らな廊下で友人達とやってみました。

 漬物石の丸い石状のものの下に、ベニヤを丸くつけたものにキャスターを4個つけ、上部は投げやすいように、取っ手がついてあります。 塩ビシートが貼ってある廊下に、転がしてみました。 これがよく転がるのです。

 当面、6個作るといっておりましので、もっと作ってくださいよと頼んでおきました。 昨日、会った折に聞いたところ、全部で16個作ったといっておりました。 その方は、子供達や大人達に遊んでもらおうと、作られたのです。

 もうすぐ櫻の季節ですが、そのときにはみんなに集まってもらって、バーベキューをします、 自分では魚や肉は食べないのに、食材を買ってきて準備をし、バーベキュー用の鉄板やガスボンベ、炭までも用意します。 自分が段取りをして、みんなに喜んでもらうのが、楽しい方なのです。

 私は、その方の普段の姿を見て、改めて、「人が喜ぶ姿を見て自分自身が喜ぶ」ことの大切さを知るのです。

ゆっくり吐く呼吸を1時間続けて脳波をα波からθ波に導く

2010-02-24 07:02:50 | 座禅
 様々な発明をしながら、特許を取った瞬間に無料開放して過ごされた政木和三さんの著書によれば、子供のころドモリで困っていた時に、お医者さんから呼吸法が効果があるといわれ、早速はじめたそうです。 すぐに効果が出てドモリはなおったのですが、そのまま呼吸法は続けたそうです。

 政木さんの呼吸法は長息法で、鼻で吸ってゆっくり吐く呼吸ですが、息を吸ったり息を止めたり息を吐いたりする呼吸法です。 その著書の中で、脳波が普段のβ波からα波になり、更に続けていくとθ波になり、宇宙の叡智とのサジェスチョンが得られる(これは私の判断)ようなことが、書かれていました。

 政木さんのように無欲な方だからこそ、宇宙の叡智もそっと何らかのサジェスチョンを、与えてくれたのではないかとも、感じたものです。 私自身の脳波を測定する機会は、まだありませんが、感覚的には1時間の座禅時間が過ぎたころに、脳がとても緩やかに流れ、殆んど動かなくなる感覚になるのは、感得できます。

 そのような感覚になるとき、私自身は全てのストレスから解放され、セクシャルなエクスタシーをはるかに超える崇高な至福の感覚を、得ることが出来ます。 脳波がα波からθ波に変わるときに、宇宙の叡智との接触ができるシャンス(機会)になるのではないかなあと。いつも深夜の座禅を行っている時の、雑念の一つでもあります。

横になって寝るよりも胡坐の姿勢で休むほうが楽ではないか

2010-02-23 07:42:47 | 座禅
 4時間布団の中で上になって寝ていると、腰痛の関係で目が覚めてしまいます。 やおら起きてトイレに行った後、座禅をはじめるのが、日常的な姿です。 そんな毎日を過ごしながら、いつも座禅の姿勢がとても楽なことから、胡坐を組みながらも休むことが出来るのではないかと、雑念の中で感じることでした。

 昨日、インターネット和尚の記事を見て、中国の厳新氏が友人達の話として、厳新氏は座禅の姿勢でいつも休んでおられるとのことでした。 やはりそのような方がおられたということで、ちょっと興奮いたしました。

 そんなこともあり昨夜は、胡坐の姿勢で休む時は、どんな呼吸法だろうかと思いながら、久しぶりで胎息(肺呼吸を伴わない気の呼吸)で、1時間楽しみました。 最近は初心に帰って、吐く息をゆっくり体の中へ吐く呼吸を行って、胡坐を組んでいました。

吐く息に意識を集中するのは「無」に近づく第一歩です

2010-02-22 07:22:43 | 逆腹式呼吸
 禅宗のお寺のお坊さんが、「無」、「無心」になりなさいという話をよく聞きます。 私達が初めて座禅を行うとき、そう簡単にそのような心境には、なれるものではありません。 ではどうしたら、そのような心境になれるのでしょうか。 日常的な雑念が起きないように、精神を一点に集中することによって、「無」「無心」になれるようにするのです。

 私自身は、ひたすら数を数える数息法は行なったことがありませんが、この方法も意識を集中する一つの方法のようです。 私はゆっくり吐く息に集中する方法を、自分自身で自覚のないままに、結果的に行なっていました。

 日常的なあらゆる時間を使って、胸式肺呼吸(→逆腹式呼吸)を練習しておりましたので、いつも目を瞑って吐く息を体の中に、ゆっくりと吐いていました。 テレビの前では胡坐を組んで、目を瞑って音だけを聞きながらも、息を体の中へ吐いていました。

 深夜には真っ暗になった部屋で、毎日、1時間呼吸法を伴いながら、座禅を行っていました。 胡坐も普通の胡坐でした。 暗闇ですので目を瞑っていようが、半眼であろうが関係がありませんでした。 昼間は目を瞑って行なっていましたので、いつも目を瞑っていたかもしれません。

 最近でこそ3時間の座禅は行いませんが、体の中へ吐く息だけに意識を集中することによって、雑念は殆んど起こることはありませんでした。 今でも感じることですが、吐く息をゆっくり吐いていますと、1時間はあっという間に過ぎてしまいます。 

 禅宗のお寺での座禅会は、30分が基本になっているようですが、初心者の私達は30分の座禅時間でよいと思ってしまいます。 30分座禅時間では、野球でいえば肩ならしの時間です。 これから本格的な練習を行なおうと思っている矢先に、今日の練習はこれでおしまいといっているようなものなのです。 はじめが肝心です。 足の痺れはすぐ慣れます。 体の中に吐く胸式肺呼吸も、慣れてくればリズムよくなります。 リズムよく呼吸が出来るようになれば、1時間はあっという間にきます。

ゆっくりと体の中へ吐く息は背中などの経穴から出てきます

2010-02-21 12:06:48 | 逆腹式呼吸
 吐く息をゆっくりと出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐いていきます。 息をゆっくり吐きながらイメージしますと、体の中の気が自分のイメージ通りに動くのを知ります。 吐く息は実際は鼻から少しずつ出ているのですが、吐く息はあくまでイメージで体の中へ、吐いていきます。

 体の中へイメージで吐いた息は、実際には息ではなく宇宙の気が、体の中へ入っていきます。 体の中へ入っていった気は、基本的には体中にある経穴(鍼とか灸のツボー気を調節する弁)から、出て行きます。 1時間の座禅を胸式肺呼吸(→逆腹式呼吸)を行ないながら、継続していきますと、いつの日にか体の背中部分から、体の中へ吐いた息が、出て行くのを実感するはずです。

 何故、逆腹式呼吸が自己免疫力を高めるかは、上記のように息を体の中へ吐くことによって、経穴の気の調節機能を正常にするからなのです。 体の一部が調子が悪いと、そこの部位に関係する経穴も、調子が悪くなります。 鍼とか灸は、体の調子の悪い部位によって、そこに関係するツボに施術し、病を改善するように仕向けます。 

 私自身は、息を体の中へ吐いていったときに、もうこれ以上息が体の中へ入らなくなった時があります。 丁度そのとき、腎臓結石が尿管の中に詰まり、体の調子としては余りよくない状態でした。 そんな座禅が何日か続いた後、ある日突然、ぷーんと一種焼け焦げたような臭いがしたことがあります。 後で感じたことですが、詰まっていた経穴が開き、溜まっていた悪い気が、出てきた瞬間ではなかったのかなあと思うのです。

 体の中へイメージでゆっくり息を吐くことによって、気の通りを良くし、経穴を刺激することによって、自然と自己免疫力を高めることになるのです

胸式肺呼吸でもイメージで吐く息を体の中へゆっくり吐きます

2010-02-20 08:03:12 | 逆腹式呼吸
生まれて以来、意識せずに行なってきた肺呼吸を、意識し吐く息だけを出来るだけ長く吐きます。 吐く時には体の中へ吐きます。 胡坐を組んでいる時は、下腹にある臍下丹田に向けて、ゆっくり吐いていきます。

 息が体の中へ入っていくのを実感するために、息音をたてながら吐いていきます。 息が全部でききらない寸前で軽く止め、また大きく吸います。 イメージで息を体の中へ吐くことによって、この胸式肺呼吸は逆腹式呼吸と推移します。 

 息をゆっくり吐きながらイメージしますと、イメージしながら息をゆっくり吐きますと、いずれ自分自身で感じることが出来ますが、自分が思うように体の中にある気が動くことを感得します。 

 1時間の胡坐を組んでの、この呼吸法を継続的に行うことによって、息を吸うときに胸を広げる感覚が、次第に息を吸うことなく胸だけが広がるようになってきます。 この感覚は意識して感じるものではなく、ある日ふと気がつくのです。

 息を吸うことなく(胸を広げるだけで)息を吐くようになる(実際には息を吐いているのではなく、宇宙の気を吐いているのですが)と、それが胎息(肺呼吸を伴わない気の呼吸―私達がお母さんのお腹の中にいた時の呼吸)に推移していくことになってきます。

 30分の座禅時間ではなく、1時間の座禅を続けることによって、時間の長短はありますが、誰もが感得できる感覚なのです。 微妙な体の変化を楽しみながら行なえば、1時間の座禅は、あっという間に来てしまいます。

呼吸は先ず胸式肺呼吸から始めます

2010-02-18 08:50:47 | 逆腹式呼吸
 座禅で行なう呼吸法は、基本的には腹式呼吸で行うとされていますが、腹式呼吸にも順腹式呼吸と逆腹式呼吸がありますが、吐く息を出来るだけ長く吐くという共通点はあります。 ただし、鼻で吸って口から吐くという呼吸法もあるようですが、ここでは口を閉じ鼻だけで呼吸する方法を選択します。 口からゆっくり吐く長息法という呼吸もあります。

 禅宗でいう吐く息からはじめるという呼吸法は、私自身は行ったことがありませんので、何とも云えませんが、臍下丹田も意識しながら息を吐き出す感覚は、私には理解できません。 何故か、息を吐き出すときには、肺も下腹も凹むということは、体の整理上これまで経験したことがない感覚だからです。

 息を吸うときには胸が膨らみ、と同時に下腹は凹みます。 息を吐く時には膨らんだ胸は元に戻り、下腹も元に戻る呼吸を、生来、意識しなくてもこれまでしてきたからです。 私は、たまたま初めて座禅(静功)を行った時に、ひたすら普段行なっていた胸式肺呼吸で、吐く息だけゆっくり長く吐くようにしていました。

 呼吸法を決して難しく考える必要もなく、今まで行ってきた(胸式)肺呼吸を、ラジオ体操で行ったように、大きく吸ってゆっくり吐く(無理をしないように出来るだけ長く吐く)という呼吸を、行うだけでよいのです。 ただし、出来ることならば、息を吐く時に鼻から吐くことを一切忘れ、イメージで息を体の中へ吐くのです。

 胡坐を組んだ座禅の時には、下腹の臍下丹田に息を吐くようにイメージします。 立ちながらや寝ながらの呼吸法を行うときには、足の裏へ吐き出すようなイメージを行ないます。 息を吸うときには足裏から息を吸うように、イメージします。

 このような胸式肺呼吸を毎日、1時間の座禅を行いながら続けていきますと、何らかの微妙な体の変化が表れ、自然と胸式肺呼吸が、自己免疫力を高めるといわれている逆腹式呼吸へと、推移していきます

内臓からきれいにする青汁飲んで顔の肌がつるつるに

2010-02-17 09:06:03 | 健康
我が家の娘と息子が青汁を飲むようになって、顔がきれいになったとかお腹の調子がよくなったという話を、友人に話したら早速飲むようになり、もう3ヶ月飲んでいるという話を聞きました。

 何が変わったかを聞いたところ、朝、顔を洗う時の感触が、肌がつるつるになった感覚が一番だとのことでした。 いつもすぐお腹が痛くなって、顔色が悪いのが常なのですが、そういわれて改めて顔色を覗き込むと、ほんのりと顔色の良さが表れていました。 ちょっと不思議な感じになりました。

座禅では意識をどのように集中できるかが一番難しいのですが

2010-02-16 13:21:29 | 座禅
 調身、調息、調心が座禅の基本ですが、調身は姿勢を正すことで、胡坐を組んで上体をリラックスさせながら、頭のてっぺんが天から引っ張られるようにして維持します。 調息は息を整えることで、口を閉じ鼻だけで呼吸をしますが、吐く息を出来るだけ長く吐きます。 この二つは慣れてくれば、自然と出来るようになります。

 調心は心を整えることで、意識を一点に集中します。 集中の仕方は、数をひたすら数える数息法と、吐く息だけに意識を集中する方法があります。 私は数息法を行ったことがありませんが、友人は歩きながら数息法を行っていました。 ひたすら1から順に数字を数えます。

 私はゆっくり吐く息だけに意識を集中するほうが、よいのではないかと思っておりますが、自分に合った方法でよいのです。 吐く息が体の中へ入っていくようにイメージしながら吐くのですが、息が体の中へ入っていくのを追いながら吐いていきますと、そのことだけに意識は集中できます。

 禅宗のお坊さんが「無」になりなさいという話を聞きますが、そんなに簡単には
「無」にはなれるものではありません。 その前の前提として、意識を一点に集中することが大切なのです。 出来るだけ長く息を吐いていますと、あっという間に1時間の座禅は終わってしまいます。