ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

霊性の強い姉のこと

2006-10-31 07:43:07 | 家族
 先日、久しぶりで病院にいる母の見舞いに、姉が来てくれました。 母の生命力も少しずつですが、弱まっていることもあったり、母が姉の夢の中に出てきたりしたこともありの、お見舞いということになりました。
 始めに姉の霊性の強さを感じたのは、父が亡くなったときでした。 亡くなる前日に、父から我が家に電話があり、連れ合いに姉のことを頼む といってきたこと。 前日に、姉にも父から電話があり、その会話の中で血縁関係のやり取りがあったことなどが、改めて話が出てきました。
 そんな前提のなかで、父が亡くなった後で、しばらく経って姉の枕元に、父が毎晩のように出てきて気持ちが悪いと、姉から私に電話がありました。 たまたま姉は、49日の納棺の時に用事ができて来れませんでした。 私は、父が姉のことを心配しているんだなと思いましたので、姉に、お墓参りをして父に心配しないで、と言ってきな と話しました。 姉がお墓参りに行ったあとは、安心したのか父はもう枕元には出なかったと聞いています。
 先日の母へのお見舞いに来た折に、我が家から行ったメスの猫が3匹いたのですが、その内の1匹のリナという猫が、夢の中に出てきて、自分は子供を生んだよ、見てほしい という内容でした。 姉のところに行った猫は、不妊手術をして3匹とも仲良く過ごしていました。 
 私は、姉に、リナは生まれ変わって子供を生んだんだね、誇らしく姉に見てもらいたくて、夢の中に出てきたんだよ と話しました。 また、やはり夢の中でマミという最後までいた猫が、布団をちょっと開けてくれ、と言って催促するので、開けると入ってきて一緒に寝るんです と話し、起きた後、布団の中にいたと思われるところが、温かい感じが残っていると話してくれました。
 姉の家では、始めは犬を飼っており、昔子供の頃に飼っていた犬の名前をとって ボビー と呼ばれておりましたが、可愛がりすぎて食べすぎで早くに亡くなってしまいました。 我が家でヒマラヤンを飼うようになってから、我が家から次々と子猫が姉の家に引き取られて行ったということです。 
 そんな姉を身近に見ていて、霊性の強い人もいるんだな と改めて感じました。
  
 
 

免疫力が知らないうちについてしまう逆腹式呼吸

2006-10-30 07:38:57 | 逆腹式呼吸
 私達が病気になり、どこかの器官の具合が悪くなり、大抵の場合は病院なりクリニックに駆け込み、お医者さんに問診を受け薬を貰って帰ってくるのが一般的です。 場合によれば、鍼や灸を施術してもらったりします。
 鍼や灸は悪い器官に直接施術するということはなく、悪い器官と直接関係する気の通り道の気の調節する弁(ツボ)を刺激し、その結果として悪い器官を直そうという考え方です。
 今から2000年以上前の中国の皇帝が、人を実験台にして内蔵とツボの関係を調べたといわれています。 ある内臓が具合が悪くなると、その内臓に関係するツボの気の調節の弁も悪くなるということが、多くの犠牲の元で分かりました。 したがって、悪い内臓を直接触らないで、その関係するツボに鍼や灸を施術することによって、治癒させていきました。
 口を閉じ鼻だけで呼吸し、イメージで体の中へ吐く呼吸法は、自分が分からなくても、自然と気のツボの調節の弁をよくすることに繋がってきます。 イメージで体の中に息を吐くとき、自分では分からなくても、スムーズな呼吸ができるようになったとき、体の中に宇宙の気が体の中へ入っていきます。
 体の中へ入った気は、そのまま体から気のツボを通して出て行きます。 体のどこかが具合が悪いと、関係するツボの調子も悪く、一部その部分で気が滞留することになってきます。 
 私自身の経験でお話しますと、腎臓結石が残っていたり、心臓のある種の部分が変調をきたしていたりしましたが、あるとき、息を体の中へ吐いていた時に、次第に貯まってきて、もうこれ以上はいらないという状態になったことがあります。
 そのような状態が何回か続いた後で、あるとき、ぷーんとある種焦げ臭いような初めて嗅ぐ臭いがしたことがあります。 後ほど感じたことですが、ある部分のツボの調節の弁が悪いため、だんだんと息を吐くたびに(気が体の中へ入っていくため)貯まってしまい、逆腹式呼吸を繰り返す中で、その具合の悪かった弁も改善され(貯まっていた悪い気もでてきて)、一気に気の通りが良くなったのではないかと思いました。
 

座禅(静功)の準備はできましたか-2

2006-10-28 07:11:12 | 座禅
 暗闇の中で呼吸だけに意識を集中させて座禅(静功)を行います。 軽く吸ってゆっくり体の中へ息を吐くイメージで行います。 臍下丹田がお臍の下辺りにあるといわれても、皆目そんなものがあるかどうかも分からない中で、息が口の中から気管支を通り、胸を通り胃から下腹にある丹田まで行くようにイメージします。
 逆腹式呼吸に意識を集中していれば、あっという間に1時間は経ってしまいます。 臍下丹田が活性化するように念じながら、呼吸を行います。 静けさの中に体の中に入っていく息の音だけがよく聞こえます。 スーと入っていく息の音が聞こえるぐらいのほうが、感覚的には自分自身で入っていくのを感じることができます。
 始めたばかりの時は、吐く息は鼻から少しずつ出て行きますが、吐く息が体の中へ入っているような感覚になれば、もう殆んど吐く息は鼻からは殆んどでなくなります。 その頃になりますと体の中へ吐く息は、実際には息ではなく宇宙の気が体の中へ入っていくような状態(レベル)になってきます。 このことは、自分自身が後で気づく事になります。
 イメージしながら呼吸することは(体の中へ吐くということは)、宇宙の気や自分の体の中にある気をコントロールする訓練にほかなりません。 このことも、後で自分自身が分かってくることです。

座禅(静功)の準備はできましたか-1

2006-10-27 11:43:45 | 座禅
 座禅をしています というと大部分の方からどこのお寺でやっておられますか と訊ねられます。 いえ 自分の家ですよ と答えています。 すぐ近くにお寺があり、そのお寺で日常的に座禅の会があればよいのですが、多くのお寺ではそのようなことはやっていないのが普通です。
 場所、時間、服装などの細かいことにこだわる必要はありません。 座禅(静功)を行っていくうちに、必要があれば自然と分かってきて、それなりのしつらえがなされるものと思っています。 形のこだわる必要は、さらさらありません。 むしろ、いかに日常生活の中で、座禅の心が持てるような実践のほうが、もっと大切なような気がします。
 普段着の場合は、座布団の上に座り、できればお尻の下に薄い小さな座布団を入れて座ると、胡坐を組んだ時に楽な姿勢になります。 寝る前にパジャマ姿で行う場合は、敷き布団の上に座り同じように、薄い小さな座布団をお尻に引きます。
 周りの音が多少うるさくても呼吸だけに集中していれば、余り気にはなりません。 うるさくてできないという方は、周りが静かになってから行うのもよいかもしれませんが、慣れてくれば余り気にはならなくなります。
 普通の胡坐で両手を合わせて膝の上におきます。 肩の力を抜き頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで座ります。 体を反って姿勢をよくしようとすると、筋力が働きますのでよくはありません。
 目を閉じて口も閉じて、鼻だけで息をします。 舌は上の歯の付け根にそっと付けます。 頭部から上半身に流れる気の重要な通り道になりますので、大切なことです。 軽く吸ってゆっくり息を体の中へ吐くようなイメージで吐きます。 本当に体の中へ入っているように、少し息の音をたてて行ったほうが、よいかもしれません。
 私が始めて座禅を始めた頃、8人ぐらいで輪を組んで真っ暗闇の中で行っていましたが、みんなが静かに意念だけでやっているのに、私の息使いだけが大きく聞こえた記憶があります。 3日目が終わった後で、誘ってくれた級友が お前、少し息を小さくしろよ と注意されましたが、決して間違った方法ではなかったものと、今でも思っています。

横山やすしの元マネージャーの話を聞く

2006-10-26 07:18:45 | 社会・経済
 大学を出て産業系の会社の入社試験を受けるも、ことごとく拒否されて最終的に入れたのが吉本興業という、今は地域活性や人材活性、企業活性の活動をしている大谷由里子さんの講演を聴きに行ってきました。
 入社早々、横山やすしのマネージャーを3年間務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売り出した経験を踏まえ、結婚での退社、企画会社の立ち上げ、運営を通して、吉本興業とのタイアップ事業から現在は、活性化事業に移ってきた経歴を持つ方でした。
 コーチングの話も大切なことと受け取りましたが、一番びっくりしたのは、女性誌で ポップコーン、WITH,NIKITA,じゃらん、ゼクス という雑誌を知っていますかと聞かれたことでした。 私はぜんぜん知らないもので、知らない人は化石人間だといわれたことです。
 大谷さんの話によると、それぞれの雑誌の購読者数は5万人程度だが、その本を読むことによって、それぞれが直ぐ行動を起こしますよと言った点でした。 それぞれの本の情報によって、すぐ買い物をしたり、食べに行ったり、公演のチケットを買ったり,旅行に行ったりするといいます。
 週刊現代や週刊ポストが50万部売れても、すぐ行動を起こす人はいませんよ ということでした。 昔は分からないことがあれば、百科事典を取り出して調べ物をしたりしたのですが、現在は、インターネットで検索すれば、すぐ色々な角度から分かってしまう仕組みになっています。
 若い女性が一番可処分所得が多く、それをターゲットにした販売戦略が、進行しているということでしょうか。 実際に行われた地域活性化の話を聞き、少し元気が出てきたかなという一日でした。

赤ちゃんの状態に戻るだけ

2006-10-25 07:27:24 | 座禅
 座禅(静功)で始めは呼吸法を利用して行いますが、これは、あくまで気の通りを良くして気を感じるようになり、自分が赤ちゃんの時に感じていた状態に、戻すだけのことで特別なことをするわけではありません。
 そのように考えていけば、難しく考えることもなく、逆腹式呼吸を続けていけば、いつの間にか自然と気感を感じることになります。 気の通る道は、神経の線に沿って流れているといわれておりますので、神経障害があったとしても、気の通りを良くすることによって、神経の線をいつも刺激し、次第に体も癒されてくるものと思っている一人です。
 体の中の気の通る道で、大きな流れとしては小周天と呼ばれる道があります。 下腹部の臍下丹田から会陰(蟻の門渡り部)、臍下丹田の裏側の尾りょう関、背中の中心部の夾脊関(きょうせきかん)、後頭部の玉沈関、頭のてっぺんの百会、両目の中心部の視床下部あたりの上丹田、胸の中心部の中丹田から臍下丹田に戻る大きな気の通る道があります。 男の場合は上記の順番で気は流れるとされており、女性の場合はその逆に流れるといわれています。
 小周天の気の通る道は、皮膚のすぐ裏側に流れていますので、神経が集中している背中の部分や頭の部分は、骨と皮膚の間がほとんどくっついているため、一番感じやすいところです。 私自身は、半身浴で背中の部分で気配を始めに感じましたし、座禅を始めた初日に、百会が電子の輪があるような感覚になった記憶があります。
 座禅(静功)は、できることなら1時間以上続けたほうが、よいと思っています。 気の流れが始めのうちはぎこちなく、脳への刺激も硬い感じで、1時間もすると次第に柔らかくなり、脳への刺激もやさしく、いわゆる至福という感覚に到達することができます。 至福感に浸ることによって、心身が癒され性的な刺激とは違った幸福感を得ることができます。 至福の状態になることによって、全てから開放され、日常的な悩みやストレスも癒されてしまうことになります。
 胡坐をかいた状態が,一番楽な姿勢(安定した姿勢)だということも、座禅を続ける中で分かってくることです。

気のボールをイメージする

2006-10-24 09:32:26 | 
 両手を広げ野球のボールからサッカーのボールの大きさまでイメージし、その大きさの気のボールをイメージする考え方があります。 初めての人でも、手をこすり合わせてから気のボールをイメージすれば、指先に微妙な変化を感じるはずです。 
 手のひらは、気を発しやすいため、こすることによって更に出やすくなるようです。 近づけたり離したりしながら、気の感触を楽しむことができます。 指先で感じるのは静電気ではなく、気なのです。 目を瞑ったほうがもっと感じやすいかもしれません。
 立っても座ってもよいですので、肩の力を抜いて逆腹式呼吸を行いながら、やってみてください。 気のボールを少しずつ大きくするようなイメージで行ってみてください。 

朝の太陽を浴びることできれば

2006-10-23 08:10:53 | 逆腹式呼吸
 朝の太陽を浴びることができれば、肩の力を力を抜いて足巾を肩幅ぐらいにして、太陽に向かって立ちます。 目を閉じ鼻だけで呼吸をします。 軽く吸ってゆっくり体の中へ息を吐くようにイメージしながら、呼吸をします。
 呼吸に慣れてきたら、今度はちょっと目を開けて太陽の温かい輝きを良く見ておきます(ほんの瞬間)。 心地よい太陽の輝きを全身に浴び、太陽のエネルギーをいっぱいもらい、活力がみなぎってくるイメージを、呼吸をしながら感じます。
 しばらく太陽の光を浴びた後、今度はその光に体中が包まれるイメージを、呼吸をしながら行います。 とても気持ちがよく、しばらく続けた後、次に、太陽の光と一体になり、自らが光り輝くようなイメージを、呼吸をしながら行います。 
 光を浴びる、光に包まれる、光と一体になって自らも光り輝く、というイメージを繰り返し繰り返し逆腹式呼吸をしながら続けます。 すぐ10分や20分は経ってしまいます。
 イメージしながら逆腹式呼吸を行うことが肝要です。

立ったままで逆腹式呼吸を

2006-10-21 07:51:21 | 逆腹式呼吸
 立ったままで逆腹式呼吸を行う場合は、足を肩幅ぐらいに広げて、肩の力を抜いてリラックスして立ちます。 手はだらりと下げて目を瞑り口を閉じて、鼻だけで息をします。 軽く吸ってゆっくり10秒以上かけてイメージで体の中へ吐きます。 喉を通り気管支からお腹を通り足を通って、足に裏まで息が通って行くようなイメージで吐きます。 軽く吸いゆっくり吐く。 ただその繰り返しでよいのです。 立って行う場合は、できれば水平線から昇る朝日に浴びながら行えれば、もっとよいです。 全身は勿論のこと、特に顔が朝日に当たったほうがよいかもしれません。 知らず知らずのうちに、太陽からやさしさとほのかに温かい心をもらえるかもしれません。 清純な空気のもと、静けさの中で私達にエネルギーを、与えてくれているかもしれません。
 バスを待つ間、電車を待つ間、人を待っている間、ちょっとした時間を利用して行う生活習慣をつけてしまえば、後はこっちのものです。 逆腹式呼吸に慣れたら、本格的に座禅(静功)も抵抗なく自然に行うことが、できるようになります。
先ずは、逆腹式呼吸を日常的な時間を利用して、自然にできるようになることが大切です。 知らず知らずのうちに、自己免疫力もついてしまいます。

生命体は転生する

2006-10-20 07:56:49 | 
 昨日のテレビで、米国の子供に太平洋戦争で飛行機に乗り、小笠原諸島の父島付近で撃墜されたパイロットの方の霊が、生まれ変わってある子供の生命体として存在したという話を、放映していました。
 私は、座禅(静功)を通して、生命体(生きる元気)が上丹田(視床下部付近)に存在していることを感じておりますので、パイロットの生命体が生まれ変わったのだと思いましたが、一般的にはなかなか理解できないことかもしれません。 
 一緒に見ていた連れ合いは、空手をやっていた頃、呼吸法を通じて臍下丹田が活性化し動いていましたので、ある程度は理解したようです。 その子供は、寝ているときに夢を見、その夢の中で戦闘中の苦しみや、最後の瞬間を思い出しては苦しみました。
 子供ながら戦闘機が好きで、突然、人の名前や以前載っていた戦闘機の特徴を話すのを聞いたお父さんが、精神科医のアドバイスを受けながら、子供が話す人の名前を頼りに、調べ始めるのでした。
 最終的には、お姉さんや戦闘機仲間と会えるのですが、初めて会う人でもその人の名前を親しみを込めて呼ぶのでした。 周りの人は、亡くなった人の生まれ変わりだということが、理解できたようです。 落ちた父島に今年の9月に父母と3人で行き、献花をしてひと段落しました。
 人の生命体が見えたり、人の具合が悪いところが見えたりするのを見て、私達は自分自身が見えないために、なかなか信じることはできませんが、全ては事実が証明することになります。