ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

聖書の勉強会の方々の訪問

2008-02-29 13:17:30 | 文化
 事務所で仕事をしていますと、時折チャイムが鳴ってエホバの証人の方々が、声をかけてきます。 駅近くのとおり沿いにも、ものみの塔など冊子をかかけながら、普及活動に取り組んでおられる姿が、見受けられます。

 エホバの証人の方々は、病気で手術したときなどは、輸血を拒否することで有名ですが、先日、その辺の話を聞きたいと思い、事務所に入ってもらい聞いてみました。 それによると、旧約聖書には血を混ぜてはいけないと書かれているから、輸血をしないのだと言っておりました。

 私自身は座禅を通して、なんとなくこの世の創造主はおられるのではないかと感じますが、エホバの証人の方々によれば、私たちはその創造主の名前は、エホバという名前です、と話してくれました。 創造主は、別に名前をどう呼ばれようとも、そんなことは気にされる方ではないんじゃないですか と話しましたが、名前で呼ぶことはとても大切とのことでした。

 短い時間ながらも、まじめな話をするのは嫌いではありませんので、聖書を勉強されている方々の訪問は、話をしても楽しい時間ではあります。 ものの見方に違いが出てくるのは、やむおえないものと思っております。

ただひたすら座禅 只管打座

2008-02-28 16:02:40 | 座禅
 自分で座禅(静功)を行っていると、ただひたすら座禅することの大切さが、改めて感じます。 私たちは、どちらかというと頭で理解して、理解しなければ何事も始められない人が多く、私の友人もその一人です。

 只管打座ーひたすら座禅する、座禅する中から何かを感じ、つかんでいくことの大切さは、実際に座禅を続けていった人間にしか分からないのですが。 このごろになって、改めて只管打座の言葉の意味が、よく分かってきました。

 静寂さを持った暗闇の中で、ひとり座禅を行っていますと、時間はあっという間に過ぎてしまいます。 呼吸に意識を集中しながら胡坐を組んで座禅をしましても、ふーっと日常的な問題が頭をよぎります。 意識を集中している中での雑念は、時としてそのことを考えて見ます。 するとその答えのヒントが、どこからともなく問題解決のヒントを、与えてくれるから不思議です。

 理屈は後から自然と分かってきます。 先ずは座禅を始めることが大切です。 時間がないから、時間を作って行うのです。 余裕がない、余裕は座禅を続けるうちに、自然とできてきます。 まだ心の整理がつかない、心の整理は座禅を行う中で、自然と心の整理がついてきます。 

 座禅を行っていますと、実の世界や虚の世界のこともあるのではないかと、想像力もついてきます。 座禅は脳の開発率を高めることだけは確かです。 

日本の携帯が海外で売れないといいますが

2008-02-26 18:23:32 | 社会・経済
 先日、テレビで海外での携帯の販売台数について、報じられていました。 それによると日本製の携帯が、あまり売れていないといいます。 ノキアとかサムソン製のものが、よく売れているとのこと。

 想像するに日本製のものは、機能的に多機能で複雑にできているため、高価なものに出来上がっている一方、ノキアやサムソン製のものなどは、ただ携帯で話ができればよい点だけに、機能を集中しているために、安価に設定されているためでしょうか。

 初めて日本のSH製ノートパソコンを買って、6年ほどになりますが、演算速度CPUの速さとハードデスクHDDの記憶容量を除けば、十二分に満足して利用させてもらっています。 このたびパソコンが具合が悪くなって、仕事が1ヶ月近くできなかった経験から、デスクトップのDELLのパソコンを買うことになりました。

 使ってみて感じたことは、よほどパソコンに精通していて、事前に詳細を検討した上でないと、買ってから不満が残ってしまうということです。 新しく買えば、日本製のものは、黙っていても液晶画面は、最新のものになっています。 然るにDELLについては、安いせいもあるのでしょうが、ちょっと前の仕様のものになっていたということです。

 新聞広告やインターーネットの画面から買うためでしょうか。 店舗で見て買える安心感は、なにものにも変えがたいものがあります。 ただ、私のノートパソコンもインターネット検索で選んだものでした。 日本製のものは、その時点でいつも一定水準のものを、提供しようとしてくれているような気がいたします。

 海外でもいずれ日本製の携帯が、注目されるような気がしますが、一歩先に技術が先行しているような気もします。 携帯の海外での販売台数から、思いをパソコンにも及びました。

日本の食糧自給率は40%を切っているんです

2008-02-25 17:15:05 | 社会・経済
 手軽に電子レンジで暖めれば、すぐに食べられるということで、冷凍食品が多く見られるようになって来てます。 そんなときに中国製冷凍餃子事件が起きました。 どうも何かがおかしい感じがします。

 さかのぼって考えれば、米国から農産物の市場開放を突きつけられ、グローバル化の名の下に私たちの政府は、やすやすと食料の自給率を犠牲にして(狭い耕地で生産する日本の農業は、基本的には高くついてしまう)、米国の農産物の輸入が始まりました。

 私の食糧問題を考える友人たちは、早くから自給率を一定水準に保つように、声を大にして叫んでいました。 私も食糧問題は、国の攻防にかかわる問題になるんではないかと、当時感じていたものでした。 

 私は娘が生まれてから、牛乳を生協から配達を受けたり、自分たちの住宅の畳からダニが発生する問題を通して、仕事の傍ら消費者活動に参加するようになりました。 その過程で仲間たちから、レクチャーを受けたということです。 

 他国の農産物の生産に、私たちの食料の依存率を高めるほど、私たちの生活は他国に握られてしまうのです。 そんなこともわからない政治家や官僚たちが、今の現状をもたらしてしまったのです。 英国では50%を切っていた食料自給率を、サッチャー政権時に70%まで回復させたといいます。

 座禅を通して、毎日繰り返して行うことの大切さを知ることになりますが、特に食事はとても大切なことに思います。 毎日の食事を感謝しながら料理し食べるということが、特に重要なことなのです。 安易に時間がないからと、冷凍食品に手を出すことを、やめるいい時期かもしれません。 

黄砂か土ほこりをもたらした春一番

2008-02-23 19:11:19 | 文化
 1時から打ち合わせが始まり、3時近くになって終わって外に出たら、黄砂が舞うように空に土ほこりが舞っていました。 電車も遅れ気味で、新幹線も一時ストップ。 瞬間風速25m以上の風が吹いたようです。

 遅まきながら春一番のようです。 昨日、梅の花の受粉ことに思いをはせていたと思ったら、今度は桜見会の心配です。 丁度花が満開になるころに、桜並木に面する建物の下で、関係者が集まってバーベキューをしながら、一杯飲むのがいつもの恒例の行事になっています。

 主催者の建物のオーナーが、手作りの大きな鉄板を2枚用意して、参加者が自主的に焼きそばなどを作って、みんなに配ります。 味付けはこうでなければならないとか、さまざまな意見が飛び交う中で、てんでんに作って即席で作ったテーブル、椅子に座り薄ピインク色に染まった桜の花を見ながら、2,3時間のときを過ごします。

 春一番のおかげで、もうそぞろ桜見会のことを思いました。

やっと三寒四温がやってきて

2008-02-22 21:04:05 | 文化
 かなり長い間私たちのまちは、気温が10度以下が続いていて、寒くて行動的にはなりにくい状態でした。 ここ何日かは12度以上になり、マフラーも帽子もしていると,熱くなってきました。

 梅の花が咲く時期ですが、先日のテレビで気温が12度以上にならないと,花の受粉をしてくれるミツバチが,飛ばないということでした。 天気予報で最高気温が14度になりますという情報を見て、近所にある梅林をみて、思わず今年の梅の実も大丈夫だな安心しました。

 私が以前住んでいた住宅は法面が多く、計画をされた方々は管理を重点にして考えたようで、花や実がある樹木が殆どありませんでした。 そこである時期に植裁に関心のある方に集まって貰い、作られたものをどのように作り替えられるかを,検討しました。 その結果、梅の苗木を500本植えることにしました。

 今ではこの時期になると,その斜面を通るたびに白い花びらと,紅梅が点在する梅の花の
法面を楽しむことが出来ます。 そこでは夏になると,みんなで作った梅酒を持ち寄り、一杯飲むそうです。 その時には私は遠慮しますが、年末の30日には、そこのソフトボール仲間と餅つきをするのが、恒例になっています。 

 子供の頃に、親の都合で引っ越しを何回もしたもので、地域に根を張って生きていくことの大切さを、感じたものでした。 

中国製の食より怖い医薬の安全

2008-02-20 10:00:00 | 座禅
 新聞記事に、中国で最も信用の高かった老舗製薬会社で作られた抗がん剤を、脊髄に注射したとたんに、下半身が麻痺してしまったということが、書かれておりました。 調査に入った国家食品薬品安全局も、先日来、問題を起こした冷凍ギョーザのように、製造現場に規律違反はなく、抗がん剤の副作用であると、会社側の説明をそのまま発表してきました。

 その後死者まで出たため再調査することになり、驚くべき実態が明らかになりました。 中国政府は低所得者対策として、薬品価格を20数回にわたって値下げを、薬品会社に強制し、問題の抗がん剤は1本50円で、海外の有名製薬会社のものですと8400円。 とんでもない安値になっています。

 その結果、赤字を少しでも縮めるため従業員給与を15000円/月に押さえた上で、医薬中等専門学校生を実習生として働かせました。 そのうちの一人が、別の抗がん剤(静脈用)の材料の貯蔵ビンを洗浄せずに使用して、危険な成分を混入させてしまったということです。

 深刻な薬禍が続く中国ですが、国内問題だけでなく海外の製薬会社が、中国の製薬会社に委託製造している現実から、いずれ冷凍ギョーザのような問題を、海外に波及する恐れも出てきております。

 冷凍ギョーザ問題が私たちに突きつけられたときに、中国企業で働く人たちの労働環境に不満を持つ人たちの、人為的な犯行ではないかと感じてきましたが、製薬分野でも同じような問題が起きているということでしょうか。

 中国は共産主義国家で労働者を、大切にするという考えがあると思ったのですが(もともとなかったようにも思いますが)、資本の論理をがむしゃらに取り入れ、ちょっとおかしな国に変貌し始めているような気がしてなりません。 そう感じるのは私だけでしょうか。

出会い

2008-02-19 11:10:56 | 自分
 自分の人生の中で、生まれてからこの世を去るまでの間、どれだけの人と出会えるだろうか。 歩いているときに、ただすれ違うだけの人もいるでしょうし、一言声をかけるだけの方もいます。 はじめは見知らぬ人でも、何度か会ううちに一言から二言へ、さらにもっと話ができるようになるかもしれません。

 そんな出会いから、自分にとってとても大切な人との出会いに発展することもあります。 そう考えていきますと、ひとつひとつの出会いを大切にしなければ、大切な人との出会いを逃してしまうことも生まれます。 私は高校時代にわざわざ我が家に尋ねてきた級友を、帰してしまった経験から、いつでも誰でもが自分に向かって問いかけてくる人を、いつでも迎え入れるような雰囲気づくりや、真摯な態度でいられるように心がけてきました。

 私は男ですが、男女の別なく大切な存在として意識したいと思う方がおります。 女性の場合は、特に初めて出会ったときに、なんとなくその存在を意識することがあります。 

 昔、テレビで女優のシャーリーマックレーンが、ある男性と出会ったのですが、なんとなく心惹かれるものがあり、たまたま後日二人の霊を見てもらったら、何世代か前に一緒だった霊であったという話を聞いたときに、そのようなこともあるだろうなあという感想を持ったものでした。 座禅(静功)を行うようになって、宇宙の気を感じるようになってからは、特に強く感じるようになりました。

 いろいろな出会いの中から、ある意味で心と心の襞のふれあいができる関係が、一人でもよいからできてほしいと、常々感じています。 長い人生の中で何人の人と、本当の意味での心のふれあいができるのかを、考えただけでも楽しくなってまいります。 

全ての出来事、行動を楽しむ

2008-02-18 10:36:19 | 自分
 私たちの日常生活では、良いこともあれば悪いこともいっぱいあります。 良いことが起きたり起こったりすれば、素直に喜びで満ち溢れます。 ところがいやなことが起きたり直面したりすると、決して良い気持ちにはなれません。

 ですが、ちょっと見方を変えて見るんです。 具合の悪い状態になったならば、もうこれ以上は悪くならないと考えます。 その状態が普通のことと考えます。 ではその悪い状態を、どのようにしていくかを考えるんです。 私たちは考えるのが大好きです。

 目を開けて考えると、視覚的にいろんなものが飛び込んできて、気が散っていけません。 目を瞑って考えるんです。 どのような気持ちでこの状態に向かうか、どのようにしてこの局面を、よくするようにできるかを考えます。 できることなら息をゆっくり体の中へ吐きながら。

 すると自然に問題解決のアイデアが浮かんできたり、その問題に取り組むことが楽しくなります。 いやなことであっても、どんなことでも楽しむ気持ちがあれば、自然と解決へと導かれていきます。 困ったときでも、決して困った顔を表情を表さないように、普段から心がけていくことが大切です。

 普段からいつも私たちは、みんなから見られているのです。 どんなことでも楽しんでいれば、楽しむ気持ちを持てば、周りの人も心をほぐしてくれるに違いありません。 楽しんでください。

鬼平犯科帳の長谷川平蔵のこと

2008-02-16 11:57:39 | 文化
 先日のテレビで、鬼平犯科帳のテレビ番組で、悪党どもを、小気味よく捕まえて楽しませてくれている長谷川平蔵の、人物像について放映していました。 

 それによると、江戸時代に起きた天明の飢饉で、食えなくなった人々が江戸に集まり、無宿者として悪さを行い、江戸庶民を困らせ、時の老中の松平定信が、何か対策がないかと募ったところ、なかなか良い対策案が出ない中で、旗本の長谷川平蔵のみが、授産、厚生施設の人足寄場を造ることを、提案しました。

 無宿人を人足寄場に集め、手に職を持たせ更生させた上で、社会に復帰させるという案でした。 当初20人を選抜して充分技能を習熟させた上で、就職先も自らが捜し求めて就職をさせました。

 人足寄場では作ったものを販売し、利益から2割を引いた残りを本人に還元し、貯金をさせました。 また手に職をつけるだけでなく、心の学問も教えることになりました。 例えば、怒りの堪忍だけでなく、欲の堪忍、遊びの堪忍の大切さを、教えたということです。

 江戸時代にでも、そのようなことを考え実践した方がおられたということと、その人物が長谷川平蔵であったことに、改めてびっくりいたしました。