ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

胡坐を組んで長く吐く呼吸をやってみる

2014-05-31 07:13:22 | 座禅

 あらゆる機会、場所で長く吐く呼吸を行ってみて、慣れてきたならば今度は改めて、胡坐を組んで長く吐く呼吸を行ってみます。 胡坐は難しい結跏趺坐ではなく、座布団の上に普通の胡坐で座ります。

  両手も輪を作るような法界定印(ほっかいじょういん)ではなく、手のひらを上に向けて重ねるようにして、膝の上に置きます。 舌は上の歯の付け根に、そっと付けておきます。 

  上半身は、肩の力を抜いてリラックスし、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで、維持します。 足は慣れるまでは痺れますが、長く吐く呼吸を行うことによって、次第に痺れは感じなくなってきます。

  胡坐を組んで上半身を空におくことによって、深化の過程で宇宙との一体感を感じるようになります。 また静かに長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸を行うことによって、体への微妙な変化を感じやすくなります。

  私自身は、体への微妙な変化を楽しみながら、座禅を行ってきた結果、長い間続けられたと思っております。 胡坐を組んでの座禅も、慣れるに従がって、最低でも1時間は行うようにします。

  1時間続けることによって、日常的なストレスから解放され、セクシャルなエクスタシーを遥かに超える、崇高な至福感を感得できるからですが。


テレビを見ながら長く吐く呼吸を行ってみる

2014-05-30 06:10:30 | 逆腹式呼吸

   私は、座禅を始めた当初、長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸に慣れるために、テレビを見るときにも、軽く目を瞑ってテレビの音を聴きながら、長く吐く体の中へ吐く呼吸を行っていました。 普通の胡坐を組んで。

   我が家では床の上に座布団を敷いて座る生活をしています。 テレビを見るときでも、座布団の上に胡坐を組んで座ります。 テレビに向かって軽く目を瞑ります。

   上半身は天から引っ張られているような感じで、上半身を維持します。 肩の力は抜いてリラックスします。 深呼吸の要領で大きく息を吸って、出来るだけ長く吐く呼吸を行います。 吐くときにはイメージで体の中へ吐きます。

   テレビの音は聴こえるも、体の中へ入っていく息を追いながら、そのことだけに意識を集中します。 意識を一点に集中する訓練にもなります。

   あらゆる場所、時間に、長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸を続けることによって、いつの日にか家族から、何か「ウン」とか「スー」とか変な音が聴こえると云われたとき、自分自身が無意識の内に、吐く息が体の中へ入っているのを気がつくのです。

   自己免疫力が自然とつく、ここでいう我流の逆腹式呼吸を、感得したときなのです。


寝ながらの長く吐く呼吸を行ってみる

2014-05-29 07:20:52 | 逆腹式呼吸

  長く吐く呼吸を行いながらの座禅を行う動機が、なかなかつかめない方にとって、寝ながらの長く吐く呼吸は、抵抗なく出来ることです。

   出来るだけ低い枕をして、上を向いて寝ます。 目は軽く瞑ります。 両手は親指がお臍の上になるようにして、そっと置きます。 両手を添えることで肩に力が入るようであれば、無理に親指を、お臍の上にはおく必要はありません。

   深呼吸の要領で大きく息を吸って、出来るだけ長く吐きます。 口は閉じ鼻だけで呼吸を行います。 舌は上の歯の付け根に、そっと付けます。 吐く息はイメージで体の中へ、出来るだけ長く吐くようにします。 体の中へ吐く呼吸に慣れたならば、今度は息が、体の中を通り足の裏から出来ていくような感じで吐きます。

   大きく息を吸って、出来るだけ長く吐く呼吸を、ひたすら続けます。 眠くなったならば無理をせず、そのまま眠ってしまいます。 体の中へ息を吐く癖を、自分のものにしてしまいます。

   いつもそのように体の中へ吐く呼吸を行っていると、いつの間にか気がつかない内に、意識しなくても体の中へ吐く呼吸を行っている自分に、気がつきます。 

   体の中へ吐く呼吸が、実は自己免疫力を高める呼吸法なのです。


先ず椅子に座って長く吐く呼吸を行ってみる

2014-05-28 07:13:46 | 逆腹式呼吸

  座禅というと、とっても取っ付きにくいと思うのは誰しものことです。 たまたま私の場合は、胸に違和感があり、気功での静かな功である静功でしたので、スムーズに取り組むことができました。

   座禅では、姿勢(調身)、呼吸(調息)、集中(調心)が大切であるといわれていますが、特に一番大切なのは意識の集中です。 意識の集中は、ある意味では呼吸と一体であると、私自身は感じております。

   長く吐く呼吸を行いながら、意識を一点に集中するのです。 私は深呼吸の要領で、大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐く呼吸が、一番よい意識の集中の行い方だと思っています。

   禅宗では、始めに吐き出すことから始めるといいますが、私自身の体験から、息を長く吐こうとすれば、始めに大きく息を吸うことからはじめるのが良いと思っています。 余り「空」の理念に拘ることはありません。 更に云えば、禅宗の腹式呼吸では、肺の呼吸と下腹の丹田の気の呼吸とは、同期しないと感じています(体の生理的な動きからは反しているということです)。

   椅子に座るときには浅く座ります。 肩の力を抜きリラックッスし、上半身は頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで維持します。 両手は手のひらを上に向けて重ね、両目は軽く瞑ります(無理に半眼にする必要はありません)。

   深呼吸の要領で大きく息を吸い、出来るだけ長く息を吐きます。 一度、全部吐き切る感じで行ってみます。 全部吐き切ってしまうと、後の呼吸が続かないことが分かります。 どうすれば吸う、吐くの呼吸を、流れるような自然のリズムで、出来るかを試してみます。

   全部吐き切る寸前に、軽く息を止めるようにすれば、呼吸がスムーズに出来ることが分かるはずです。 無理をしながらも、決して無理をせず、自然の流れを大切にするという感覚を、得ることになります。

   大きく息を吸い、出来るだけ長く吐く呼吸を、繰り返し行います。 この呼吸に慣れてきたら、吐く息をイメージで、体の中へ吐いてみます。 

   ちょっとした時間に上記の呼吸を行ってみて、慣れてきたならば、少し時間を長く行ってみます。 長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸に、慣れることが肝要です。


40数年朝歩きをされている方と出会って

2014-05-27 06:59:02 | 健康

  私の知人で40数年に渡って、朝歩きを実践されている方がおります。 先日も早朝、駅前の事務所へ向かうときに、出会いました。 イヤフォンを付けて何かを聴きながらの歩きです。

   自宅から勤め先の市役所まで歩き、勤め先が変われば、又そこまで歩きます。 以前に、勤め先が近くになったときには、回り道をして歩く姿を見ています。

    知人は、最近になって退職されたようですが、相変わらず朝歩きを1時間ぐらいされているようです。 スキーはインストラクターの資格を持ち、ゴルフは多分、シングルスの腕前になっているのではないかと思われます。

   感心するのは、奥さんも朝歩きを実践されていることです。 軽いリュックサックを肩にかけて、歩かれています。

   私の朝歩きは、2年ちょっとで頓挫してしまっています。 いつも朝歩きをしていたときに出会うご婦人が、冬は巣篭もりをするといって、朝歩きをしなくなってしまったのが遠因ですが、朝から聴くクラッシック音楽の魅力に負けてしまっているからかもしれません。


女性は胎児を身ごもり下腹の丹田が動き腸の蠕動運動を促す

2014-05-26 06:30:45 | 胎児

   多分、想像するに多くの子供を生んだ女性は、自分では自覚症状はないかもしれませんが、自分の下腹にある臍下丹田が動き、腸の蠕動を促していることを。

   胎児は、お母さんのお腹の中で肺呼吸ではなく、宇宙の気の呼吸を行いながら、臍の緒を通して栄養分を貰いながら生長しています。 母親は、胎児がお腹の中で胎息という気の呼吸を行っていますので、父親に比べれば、どれ程の気の影響を受けているかも知れません。

   10月10日の間、胎児がお腹の中にいる間は、そのような気の呼吸を行っている結果、母親は自覚がないまま気を感じやすくなっています。

   私は座禅(静功)を始めてから、親しい友人や知人の何人かの奥さんに話をしてみました。 「下腹が何か動いている感覚はありませんか」と。 すると複数の方々が、「何か分からないけれどいつもお腹が動いている感じがする」というのです。

   身近な方しか話しかけてはいないのですが、私の連れあい、連れ合いの姉さん、友人の奥さんが2人が、何か動いているというのです。 私の連れ合いは、一時期、空手を習っていましたし、長く吐く呼吸も行っていましたので、一緒の座禅を行ったときに、体感したそうです。

   腸の蠕動は、いつもスムーズに行われているということは、真っ先に健康を保持するには大切なことです。 私は、このことが女性は男性よりも長生きする、第1の要因だと感じております。


無理をしながらも決して無理をせず自然の流れを大切に

2014-05-25 07:19:29 | 座禅

  この表題の言葉は、私が長く吐く呼吸を伴いながら行う座禅を通して、感得した言葉です。 

   深呼吸の要領で、大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐きます。 全部吐き切ってしまうと(一度試してみると分かることですが)、後が続かなくなってしまいます。 

   私は、全部吐き切る寸前で、軽く息を止めて又大きく息を吸います。 その軽く息を止める感覚が、次の自然の流れを呼び戻すのです。

   その時に得た感覚が、無理をしながらも決して無理をせず、自然の流れを大切にすることが、肝要であると感じたのです。 

   このことは全ての事柄に通用する真理ではないかとも感じたのです。


長く吐く呼吸が脳の疲れを癒し新たな活力を与えてくれる

2014-05-24 07:38:44 | 座禅

  夜は出来るだけ早く、午後7時までには寝てしまうことが多い。 従がって夜中の0時前後には、自然と目が覚めてしまう。 取りあえず寝ぼけ眼でトイレに立ち、戻ってから胡坐を組んで座禅を行う日常です。

   時として遅く寝ることがあると、2時ごろ目が覚めて座禅を行い、そのまま4時には朝ごはんの支度をして、5時半ごろには家を出て事務所へ向かいます。 以前は、そのまま朝歩きを1時間行ってはいたのですが、最近はそのまま事務所へ行き、らじるらじるでクラシック音楽を聴きながら、パソコンで作業をしています。

   夜に深酒をしない限り、毎日そのような生活を送っております。 事務所でパソコンに向かっている時でも、絶えず脳は刺激を受けてはいますが、深夜の座禅のように、真っ暗闇の中での静かに座っているときは、ひたすら体の深層部までもが、静かになるのを楽しむ感覚にはなりえません。

   私自身は現在では長く吐く呼吸を伴いながらの座禅は行ってはいませんが、いずれにしても、長く吐く呼吸が脳の疲れを癒し、脳に新たな活力を与えてくれているのは、間違いありません。 時間の経過とともに崇高な至福感を感じさせてくれるのですから。


ブログは書かなくても深夜の座禅は続けていますが

2014-05-23 07:13:11 | 生命

  昨日は夕方の打ち合わせ資料が、まだ出来ていなかったので、そちらを優先してしまって、ブログは書かずじまいでした。 ラフスケッチが出来上がったのは昼過ぎでしたが、書くことはありませんでした。

   重度の心身障害者の方々が通うデイサービスを行う施設の計画を行っています。 現在、仮住まいでの利用状況を見させていただきました。 ちょうどM銀行の新入生らしい4人が、研修に来ていて、車椅子の方々に挨拶をされていました。

   スタッフの方が話す内容や話し方を聴いていると、心から障害者の方々に優しさを持っていなければ出ないような話しかけをしているのを、改めて感心いたしました。 殆ど1対1の対応をする必要があり、職業意識だけではなく、特別な優しさを持っていなければ、出来ない仕事であると感じました。


電話かけ放題へ変更に行ってタブレットが手元に入ったが

2014-05-21 07:11:56 | 文化

  6月から電話かけ放題が2700円になるというので、昨夕ドコモショップに変更手続きに行ってきました。 するとパケットかけ放題も2メガ/月までであれば、5200円が3500円になるというのです。 スマホの料金が、電話分が4000円から2700円に下がり、パケットの分も5200円から3500円に下がるのです。

   それですめば良かったのですが、一番親しくしている友人も先日、ガラケーを新しく取り替えに行って、帰るときにはソニーのタブレットを持ち帰ったことを、思い出しました。

   何のことはなく、友人と同じようなことになったのです。 タブレットは富士通のF-02Fです。 12000円のポイントと現金6180円で、64ギガのマイクロSDとケース、カバーシートを同時に購入しました。

   今までの支払いは9500円/月ぐらいでしたが、来月からは10500円/月ぐらいに、ちょっぴり費用は上がりますが、電話をかけすぎた時には、そのぐらいの費用はかかってはいましたので、良しとしました。

   スマホでは、結構、誤タッチが多く困ってはいたのですが、遊ぶ道具が増えた感じがいたします。 パソコンでもそうでしたが、繰り返して使うことにより、慣れることが大切です。