ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

寝る時には何時も脳を刺激する気の動きを楽しみながら寝ますが

2019-12-29 07:55:08 | 

私は寝る時には低い枕をして上を向いて寝ます。 体の中の気が上半身だけの小周天なのか、下肢も含めた全身の大周天なのか、よく分かりませんが、背中から上ってくる気が常時、脳を刺激しております。

頭の丁頭部からおでこの中心部から目の真ん中の奥に入って行きます。 座禅を1時間経過したときのように、ゆったりと柔らかくは流れてはいません。 とても硬い感じをしながら流れては行きます。 疲れていると自然と直ぐに眠ってしまいます。

時々、時間をかけて、その気の流れを楽しみながら過ごします。 すってんころりんと、滑り込みセーフのように手を付いて以来、普通に歩けなくなっておりますが、最近になって毎朝30分ストレッチをするようになりました。

すると左足の膝上の横にある部分が、スースーするのです。 ネットで下半身のツボで検索すると、風市(ふうし)であることが分かりました。 下半身の神経障害等に関係するツボであることが分かりました。

真向法を創り出した長井わたるさんは、脳梗塞で半身不随になった体を、真向法を自ら実践する中でいつの間にか治ってしまったと云うのですから、私も気長にストレッチを行ってみるつもりですが。


戦時中に反骨精神を持って「他山の石」でジャーナリズム活動を行った桐生悠々を知って

2019-12-28 19:53:39 | 社会・経済

今朝のテレビで、桐生悠々さんのことを放映しておりました。 国民の99%が政治が主導する戦争に、消極的ながらも賛同する中で、他山の石と言う冊子で、世の中はどうあるべきかをと問いておりました。

勿論、検閲の上、何度も発行禁止になったようです。 悠々さんが他山の石を書いていた社会情勢と、現在の安倍政権が行っている社会情勢が、ある意味で似ている点があるのに気が付きました。

安倍さんが都合の良いように雰囲気を作って、私たちを自然と自分たちの都合が良いように、誘導しているのではないかと云うことです。 反対意見を黙殺してしまうのです。

安倍晋三首相の担当の社会部記者たちが、戦時中のジャーナリストたちと同じような態度をとっているように見えてきました、 桐生悠々さんの映像を観ていて、改めてそのように感じてしまうのですが。


静功のことを呼びかけてくれた大学の級友のK君のことを思い出しますが

2019-12-25 21:04:10 | 座禅

千葉に住んでいた大学の級友のK君から、今度、多摩センターで静功の会が開かれることになり、参加することにしたと云う話を、大月の橋倉鉱泉の宿での泊りがけでのクラス会で聞きました。

1回3時間の講習で月に4回で、参加費は月に32000円で入会金も含めて、3ヶ月分が必要と云うことでした。 当時、経済的には豊かではありませんでしたので、参加するかどうか迷いました。

胸に違和感を感じていた時期でしたので、知人の看護婦さんに何処の病院で診察をしたら良いかを、訊ねておりました。 静功は気功のひとつで、静かに胡座を組んで座り続けると云うものでした。

自分の健康のことを考えて、思い切って参加することにしました。 生まれて初めての胡座を組んで真っ暗闇の中で、1時間、何も分からないままに自分流で、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐く呼吸を行っておりました。

3回目の帰り道でK君が、もう少し静かにしなさいと云われたのです。 私は息を吐く時に、息音が聴こえるように吐いていたのです。 10人前後の参加者が静かに座り続ける中で、私の息音だけが聴こえたのでしょう。

私は吐く息をイメージで体の中へ、吐き入れていたのです。 息が体の中へ入っていくのを実感するためにも、息音が聴こえるように長く吐いていました。

結果的のその呼吸法が、早期に私の体に微妙な変化をもたらしてくれました。 そのことが、その日から毎晩、1時間の座禅を行うことになったのです。

私は高い参加費のこともあり、2ヶ月で止めましたが、自宅では毎晩、半身浴で入浴した後で、部屋を真っ暗にして、普通の胡座を組み、両手は膝の上で重ねるようにして1時間過ごしました。

私の体の変化はさて置き、K君の体の調子が悪く仕事も休んでいると云う情報が入り、既につるかわに引っ越してきていた友人宅へ、見舞いに行きました。

k君はガンに罹り、静功を行うことによって回復しようと考えていたのかも知れません。 自宅のトイレにはコップが置いてあり、飲尿療法を行なっていたことも聞きました。 然し乍らガンは骨に転移しており、痛みで壁に寄りかかるようにして座り、夜を過ごすと話してくれました。

その後まもなく、天に還って行ったと云う知らせがありました。 葬儀には通夜と告別式に参加致しましたが、顔は般若のようなかおでした。 苦しみながらの最後であったのだろうと想像出来ました。

改めて様々な形で静功-座禅が、私に影響を与えてくれていることに、自然と感謝の気持ちを持つのです。 


自分で自分の首を絞める医者嫌い検診嫌いな人がいるなんて

2019-12-14 07:20:38 | 

昨年の大学のクラス会で、T君が天に還って行ったと云う話を聞きました。 幹事のK君が奥さんと話したところ、医者嫌いで定期検診も受けなかったのでしょうか。 最悪の状態になった時には、手遅れと云うことなのでしょう。

我が弟も、定期検診を行なって血便が出ながらも、精密検査を受けずに4、5年経って、便秘が2週間続き、流石に異常だと感じてクリニックに行くも、即入院して検査したところ、便秘の原因は腫瘍ががん化して大きくなり、便の排出を阻害していたのでした。

朝一番で弟から電話があり、嫁さんと病院に向かい先生からの話を聞くと、既に大腸癌のステージⅣで、余命は早ければ3ヶ月とのこと。 患部は摘出出来たものの、体中に癌が存在し、食欲不振で体力が回復せずに、治療も出来ないまま3ヶ月で天に還って行きました。

昨日は前の事務所の1年先輩の喪中葉書が届き、直ぐに電話をして様子を聞きました。 食べるのが好きですが、医者嫌いで検診嫌いで、殆んどクリニックに行かなかったそうです。

ごく自然に糖尿病になるも、相変わらず食欲だけは旺盛で、運動もせず食べる食べるの生活を続けて、究極的には足先も壊疽で黒くなり、目も見えなくなってしまわれたようです。

なぜ自分の首を絞めるようなことをしたのかは、よく分かりません。 理解に苦しみます。 近くに居れば何故、何故と怒鳴っていたかも知れません。 前の事務所で集中しながら、コツコツと仕事をこなしていた姿が思い出されます。

私の身近で続いた訃報について、改めて考え込んでしまいます。


生来 無意識だった呼吸を意識して長く吐く呼吸を行えば何かが変わる

2019-12-09 03:42:57 | 逆腹式呼吸

私はこの世に生を受けてから、呼吸を意識したことはありませんでした。 大学の級友からクラス会で、大月にあった鉱泉宿で一泊した時に、気功の一種である静功の会が多摩センターで開かれることになったので、自分は参加すると云うのです。

級友は千葉に住んでおり、わざわざ多摩センターまで来て参加すると云うのでした。 丁度その頃、胸に違和感を感じていて、知り合いの看護婦の方に、どこの病院で診察をしてもらったら良いかを、聞いておりました。

参加費も高かったので躊躇したのですが、最終的には参加することにしました。 週一回で3時間の会でした。 私は何も分からないままに本屋に行って、気功の初歩の本を買ってきました。

本には長く吐く呼吸の大切さが書いてあり、それまでの呼吸法の映像が思い出されました。 深海に潜る前にダイバーが行う呼吸を、真っ先に思い出していました。大きく息を吸う時に下腹が大きく抉られるように凹む下腹でした。

勿論ラジオ体操の時の、はじめに大きく息を吸ってから、ゆっくり息を吐く姿も思い出しておりました。

空手を習っていた連れ合いと観た極真空手の創始者である、大山倍達さんの自伝映画「空手バカ一」で見た演武での息を吐く時に、息音が聴こえるような呼吸法でした。

最初の静功の会では、先生役の中国からの留学生が胸の中心が燃えるようなイメージで、いて下さいなどの初歩的な話を聞いた後に、真っ暗な部屋で胡座を組んで1時間過ごしました。

私は、ひたすら大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行なっておりました。 すると45分ぐらい経った頃に、頭のてっぺんにある百会(当時は何のことかは分かりませんでしたが)を中心として、電子の輪の帽子を被ったような状態になったのです。

長く吐く呼吸は、息音が聴こえるように自然と吐いておりました。 後で反芻すると、吐く息を体の中へ吐き入れておりました。

体の微妙な変化があったために、何となく興味が湧き、その日以来、毎晩、半身浴で入浴後に、隣室で家族がテレビを観ている音が漏れ聴こえる部屋を真っ暗にして、1時間 普通の胡座を組んで静かに深呼吸の要領で、長く吐く呼吸、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸を行なっておりました。

日中も電車やバスに座っている時も、少し浅く座って肩の力を抜いてリラックスし、軽く目を閉じて長く吐く呼吸を行なっていました。 事務所でも同じように行っておりました。

すると何時しか、家族から何か変な息音が聴こえると云って、注意を受けるようになったのです。 意識しなくても無意識のうちに、大きく息を吸ってから

長く吐く呼吸を、また自然と息を体の中へ吐き入れる呼吸を行なっていたのです。


安倍首相の桜を見る会のように領収書等を破棄しても経費と認めるのでしょうか税務署が

2019-12-06 08:14:27 | 社会・経済

日本の国の骨幹を司る安倍首相が、自ら税金を使って開催した桜を見る会の帳簿類を、会計検査院の検査を得ることなく、参加者の名簿等の証拠書類を破棄したと、安倍首相や内閣府の官僚たちが、野党の追及に対して答弁しております。

私は、このことがまかり通るのであれば、私たちのような事業者が、領収書を破棄しましたと云いながら、経費として計上しても構わないと云うことになります。

私たちは時折、税務署の査察を受けますが、安倍首相たちの論を盾に、国の中枢におられる方が、そのような対応をされているのですから、私たちも領収書等の証拠書類が無くても、認めて貰えるはずです。

安倍晋三首相は、税金を使って行うような事業は、特に清廉潔白であって欲しいと思うのですが。 


人を憎むと云う感覚が加齢と共に無くなって来たように感じます

2019-12-05 05:05:15 | 自分

これまで様々な形で色々な方々と接して来ましたが、中には悪い印象や態度で接する方もおりました。 そんな時には人間ですから、その方を良くは思わず、なるべく接しないようにしてきました。 場合によっては憎んだりします。

最近になって、ふと感じるのですが、そんなことがあっても、その方を憎んだりせず、何も考えずに、その方の幸せを願ったりするように変わって来ました。

何故そのように考えるようになったのかは、自分ではよく分かりません。 ごく自然に、そのような対応をする様になったのです。

不思議な感じが致します。