ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

友人の娘さんから年賀状を見て一昨年の夏に永眠しましたと電話があり

2019-02-28 00:04:51 | 

小さい頃の娘さんを思い出しながら、友人の長女の方から電話を頂きました。 私の年賀状を見ながら、母とどのような関係の方ですかと問います。

聞けば2年前の夏に、胆管ガンで永眠されたと云うのです。 そのちょっと前あたりで友人宅で次女の方と3人で、1時間の出前座禅を行なっていたのです。

ご主人は、それ以前の5年前ぐらいに、永眠されていたと記憶しております。 何時も明るく、食べ物に関心があり、消費生活活動を通して、様々な形で勉強させて頂いた方でした。

自ら畑で野菜を作ったり、食材の勉強を怠りなくされていたのです。 また近くの高架下で野宿しているかたがたの食事の提供もされていたと、聞いておりました。

胸が人一倍大きく、女性としての魅力を私たちに、優しく自然な形で与えてくれる方でもありました。

それにしてもつい先日、前事務所の代表をされていたと私の一年後輩の葬儀で、胆管ガンで永眠されたとのことを聞いたばかりでしたので、また胆管ガンかとの思いで、直ぐにネットで胆管ガンを検索してみました。

何故そのような病になるかは解明されてはいないようですが、あれ程、食材に関心があり健康には気を使っていたにも拘わらず、訳も分からぬ病になってしまうとは、不思議な感じが致します。

改めて彼女の冥福を祈ります。


半身不随の体を自ら創った真向法の簡単な体操で克服された長井津さん

2019-02-27 06:32:45 | 

簡単な柔軟体操である真向法の創始者である長井津(わたる)さんは、大手の建設会社に勤めておりましたが、40数歳の時に脳溢血から半身不随になり退職されて、生家のお寺に戻りました。

そこで勝鬘経(しょうまんきょう)と云うお経の中に、頭面接足礼と云う言葉に出会い、この意味を考えました。 お釈迦さまのお話を聞いた時の礼だということが分かり、その座礼を下に真向法の簡単な体操を考え、実践されました。

すると数年後、何時の間にか半身不随が治っておりました。 長井さんは数分で出来る真向法の普及を行うことになったのです。

私は、たまたま友人からもらった健康に関する本に、真向法のことが絵入りで数ページ紹介されており、長井さんが現在に大成建設に勤められていたことや、勝鬘経のお経のことが書かれておりましたので、コピーをして保管しておきました。

真向法のことを私に半身浴のことを教えてくれた方からも聞いておりましたので、実践してみました。 半年ほど続けて体の柔軟性が出て来たところで、高校のバスケットボール部で痛めた右膝が、後ろにひっくり返る柔軟体操を行なっているときに、不具合が出てしまって、止めることになりました。

私が現在痛めている足の筋肉の付け根を伸ばす体操を教えて頂いた、北米に住むバレーをされている方からのコメントに基づいて、朝夕柔軟体操を行いはじめましたが、ふと真向法のことを思い出したのです。

真向法の体操は、体を曲げる時に息を吐きながら行うことに、コツがあると感じておりましたが。


絶えず体を循環する気が脳を刺激しておりますが

2019-02-24 00:38:22 | 

私は生まれて初めて、胡座を組んで静かに座り続けて以来、絶えず体の中を循環する気が、脳を刺激しております。 深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長くゆっくりと息を吐く呼吸が、結果的に私の気を感じる能力を、引き出すことになったのです。

はじめは脳を微妙に刺激をし、そのことが何となく座禅を続けることになったのです。 当初、絶えず脳を刺激するために、鬱陶しいと感じたのですが、その刺激を素直に受け入れようと考えた途端に、その刺激を日常的なものと受け入れて、悩むこともなくなりました。 むしろ楽しむと云う感覚に、なっていったのです。

吐く息音が自分自身で感じるように、息音が聴こえるように息を吐いておりましたが、呼びかけをしてくれた大学の級友から、私の息音が静寂な中でよく聴こえたようで、もう少し静かにしなさいと注意を受けてから、今度は一転して出来るだけ静かに、その息音が殆ど聴こえないようにして、真っ暗闇に中で1時間の座るようになっていったのです。 

今では滅多に長く吐く呼吸は行いません。 肺呼吸を行わない気の呼吸である胎息でいることが多いのです。 楽だからかも知れませんが。


我が家から仔猫を貰ってくれた人がガンになっていると云う話を聞いて

2019-02-21 01:35:58 | 天目

我が家のヒマラヤンの牝の仔猫を貰ってくれた、前の事務所で対面で一緒に働いていた方が、私が出先で出会った元東京都の建築主事をされていたから、ガンになって戦っていると聞いて、早速、彼女に電話をしました。

当時、未だ座禅を始めたばかりでしたが、たまたま早期に気を感じ下腹の臍下丹田が、心臓のように鼓動をはじめた頃でした。 自分では何も分からないのに、何か彼女にしてあげられないかとも考えておりました。

我が家の仔猫が行っていたことから、ある意味で親戚のような感覚でいました。 早速、お見舞いに行き、彼女に何かしてもらいたいことがありますかと訊くと、これまで何回も手術した痕が生々しいお腹を見せてくれましたので、両手をかざして長い間、病気の回復を願いました。 自分が何が出来るかも分からないくせに。

彼女なりに抗ガン剤の勉強したと話しておりましたが、その時には本で抗ガン剤は効果がないと理解しておりましたので、ちょっと残念な気持ちになりました。

その時以来、家に帰ってから深夜に、彼女の住む家の方に向かって、胡座を組んで長く吐く呼吸を行いながら、病気回復を願って毎晩、座り続けました。 それまで1時間の座禅を3時間に延長して行いました。

宇宙にある清新なエネルギーを私の体を通して彼女に送り、その清新なエネルギーが彼女の体の中で、ガンと戦って駆逐するように願ったのです。 

その時に私の体から、おでこの中心部が目の形をしながら、宇宙の気が出て行くのを感じたのです。 特別なことをしようとする時には、天目が働くと云うことを感得させて頂いたのです。

手塚治虫の漫画「三つ目が通る」で出て来る主人公の、おでこの中心が大きな目の形そのものでした。 後から本で読んで、これが天目であったのかと感じたのです。

残念ながら、その後の訃報が届き、しばらくの間、座禅を行う気力もなくなりました。 「燃えるが如くガン細胞を焼き尽くす」の著者が、その方でした。 牝の仔猫は、ジョルジュサンドと云う名前をつけて貰って、可愛がっていたようです。

もう既に20年が過ぎております。 我が家では3人が、お別れ会に参列しました。


BTSの公演ビューイングが全国の映画館であったようですが

2019-02-18 06:24:10 | 文化

昨日は韓国の音楽グループのBTSの福岡公演がありましたが、その公演のビューイングが全国の映画館300箇所前後で開かれ、私の家族も近くの映画館に行って来ました。

チケット代は3800円しておりましたが、それなりのファンの多くが楽しんだようです。 我が家でもBTSの映像を観ることがありますが、歌も踊りも自分たちで考えて表現しております。

その動きは中々シャープで、日本の若い方々の動きとはちょっと違う動きです。 また歌も内容は分からないものの、魅力的なメロデイです。

我が家の映像は、BTSと韓国の俳優のパクヒョンシクが独占しております。 パクヒョンシクを知ることになったのは、ファランという韓国のタイトルのドラマに、BTSのメンバーのテテが出演していると云うことから、映像を観ることになりました。

そこでのパクヒョンシクの姿が気に入って、息子が新大久保で「強すぎる女ド.ボンスン」を買って来てくれました。 更に韓国版の「スーツ」を買って来てくれました。

私も家にいると家族が観ておりますので、私も一緒に観るようになりました。 ド・ボンスンは、可愛らしい女優のボヨンちゃんとパクヒョンシクとのやりとりが楽しく、心が和んできます。

韓国版のスーツは、米国版のスーツは観ておりませんが、物語の展開から私たちに大切なものは何かを、教えてくれる作品になっております。 ドラマに挿入されている歌も、映像にマッチした音楽になっております。 改めて後から数多くの歌を聴いても、素晴らしいと感じます。

それに比べると先日放映された日本版のスーツは、どうしてこのようなドラマを作るのかと思わせるものになっておりました。 フジTVの製作でありましたが、フジの視聴率が最低であると云うことですが、その製作態度からは、さもありなんという感じが致します。 残念ですが。


前事務所の代表を勤めた後輩の葬儀に参列するにあたって

2019-02-16 07:32:55 | 社会・経済

横浜国立大学の建築科を卒業し。、研究室の先生に頼んで入江三宅設計事務所に、勤めるようになりました。 漠然と10年勤めたら辞めようと思いながら、結局8年で辞めることになりました。

全く何の根拠もなくゼロからのスタートでした。 住まいが多摩ニュータウンであったことから、民有地の区画整理が終わったばかりの空地を見て、どんな計画が出来るだろうと考えて案を作り、直接、地主さんのところに出かけては、話をさせて頂きました。

何の縁もなく飛び込みでの話をさせて頂きました。 当時、貯金もなくなり母から借金をしながらの生活でしたが、敢えて大学時代の面白いデザインを考えていた級友のことを思い、精神的な余裕を持つために朝の6時から9時ごろまで、テニスコートで出会った友人たちと、雨が降らない限りテニスをして過ごしました。 

経済的に余裕が無くても精神的には豊かになれるのではとの思いから、ヘトヘトになるまで3年間は続けたでしょうか。 幸いにも提案させて頂いた駅前のスポーツクラブ−多摩ピープルの実現が出来ました。

オーナーさんとは、初めてお会いする方でしたが、私が多摩ニュータウンに住んでからの生活ぶりを、たまたま近くにおられた方から聞いて、信用をされるに至って実現したのです。

それ以来、同じような形で空地の計画案を提案させて頂き、幸いにも皆さま方の信頼を下に、次々と計画案が実現することになりました。

前事務所の1年後輩の代表者の訃報が届き、様々なことを思い出しながら今日の告別式に参列することにしました。 直接、一緒に仕事をした記憶がありませんでしたが、四国出身だったとの思いしか残っておりませんでした。

日本基督教会の葬儀のようですが、改めてカソリックの信者さんだったのかと思いながら、相模原の教会に行くことにしたのです。


長く吐く呼吸は無理をしながらもあくまで自然の流れを大切にする

2019-02-15 02:46:09 | 逆腹式呼吸

深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸は、出来るだけ長くゆっくり吐きながら、無理をしながらも決して無理をせず、あくまでも自然の流れを大切にしながら、呼吸を行うことが大切です。

呼吸の途中で息を止めるような様々な呼吸法がありますが、私は大きく吸ってから出来るだけ長く吐く呼吸が、私たちの生来の持って生まれた機能に基づいた、自然な呼吸法ではないかと思っております。

ここでの呼吸法は、長く吐く呼吸をイメージで体の中へ吐きますので、逆腹式呼吸と云います。 一般的に云われている腹式呼吸をでの逆腹式呼吸とは違います。 

一般的な腹式呼吸は、はじめに息を吐き出すことから始めます。しかも同時に下腹の臍下丹田からも吐き出すのです。 一般的な腹式呼吸での逆腹式呼吸は、同時に下腹の臍下丹田から吐き出す時に、イメージで体の中へ吐き入れるのです。

私の体験から、肺の動きと臍下丹田の動きとは、同期しないのが自然の動きである感じております。 私は幸いなことに、一般的な腹式呼吸をしりませんせした。

ただひたすら深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長くゆっくりと吐くことだけに、意識を集中しておりました。 直ぐに何も考えずに、ごく自然に長く息を吐く時に、イメージで息を体の中へ吐き入れていたのですが。

出るだけ長く吐くときに、限界ギリギリまで吐きます。 出来るだけ無理をしながらも、決して無理をせず、自然の流れを大切にすると云う考えは、全てのことに通ずることなのです。長く吐く呼吸に意識をしながら座禅を行なっていますと、1時間はあっという間に過ぎてしまうので、不思議な感じが致します。


出来るだけ長く息を吐こうと思えば初めに大きく息を吸うのが自然です

2019-02-13 06:29:31 | 逆腹式呼吸

私たちは生来、呼吸を意識することは、ありませんでした。 それでもラジオ体操を行う時には、最後にゆっくりと深呼吸を行なって、終わります。

静かに息を吸ってから、ゆっくりと息を吐くことを繰り返します。 その深呼吸を思い出しながら、改めて長く吐く呼吸を行なってみます。

出来るだけ長く息を吐こうと思えば、はじめに息を大きく吸うのが自然です。 一般的な禅宗の腹式呼吸ーはじめに息を吐き出す呼吸法を忘れて、初めに息を大きく吸います。

胸は拡がり下腹は、ごく当たり前に凹みます。 今度は息を出来るだけゆっくりと、長く吐きます。 吸い込んだ息を出来るだけ目一杯に吐きます。

全部吐き切ってしまうと、苦しくなって後が続きません。 全部吐き切る寸前で軽く息を止めて、また大きく息を吸います。 息を吐き切る寸前の姿は、肺も下腹も、元の姿ー大きさになっているはずです。

大きく吸い、出来るだけ長く吐く、この呼吸を繰り返すだけで良いのです。 息を吐くときには次第に、イメージで息を体の中へ吐き入れるようにします。

この息を吐き入れることが、結果的に私たちの生来持っていた気の通る道ー経絡を刺激することになります。 息をイメージで体の中へ吐き入れるときに、息は少しずつ鼻から出て行きます。

イメージで息を体の中へ吐き入れた時には、実際には宇宙に無尽蔵に存在する気が、経絡の中へ入って行きます。 経絡の途中にある鍼や灸で知られるツボを刺激します。

ツボは気の通りを調節する弁です。 このツボは広く様々な病と関係があることで知られており、長く吐く呼吸、体の中へイメージで吐く呼吸を通して、ツボの調節機能の改善をはかります。

結果的に自己免疫力を高めることになるのです。 日常的にちょっとした時間を利用して、この長く吐く呼吸を行なってみます。

自分でも分からないうちに、自己免疫力が高まってくるのです。


広大な宇宙に自分ひとりポツンといる 無のイメージをしてみると

2019-02-11 00:33:05 | 座禅

私はゼロの観念が出来上がってくることに関心がある時に、座禅を生まれてはじめて行うことになりました。 有るか無いか、0か1かの概念は、その差は大きいものです。

現在では映像で、地球を人工衛星などから写し出されておりますので、青い海や赤茶色の大地や白い雲の姿を、感覚的に知ることになります。

その大きく見える地球を宇宙から見ていて、そこから次第に離れて行って、バスケットボールぐらいの大きさに見えるまで、離れていきます。

更に離れて行き、ソフトボールの大きさまで見える距離に離れて行き、更にピンポン球の大きさに見えるまで離れて行きます。 更に離れて行き、点でしか見えないまで離れて行きます。

更に離れて行き、殆んど何も見えなくなるまで離れて行き、気がつくと広大な宇宙に自分ひとりポツンといるのに気がつきます。 すると耳が海の中を潜水するときに感じる、きーんと云う感じがしてきます。

ゼロの概念に似ているのですが、無限大の中で殆んど何もないー無の感覚になるのです。 これを深呼吸の要領ではじめに大きく息をすってksら、出来るだけ長く吐き、吐く息を体のなかへはき、出来るだけ静かに殆んど息をしているかどうかわからないぐらいに、静かに行います。


光に包まれ光と一体になるイメージをしてみると

2019-02-10 01:16:35 | 座禅

座禅をはじめた当初、光を意識したイメージをしたことがあります。 深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行いながら、先ず光り輝くものをイメージしてみます。

その光の輪の中に入るイメージをします。 何となく気持ちが良くなります。 更に今度は光と一体になるようにイメージをします。 すると何とも云えぬ感覚になります。

このイメージを長く吐く呼吸を行いながら、何度も何度も行います。 その自分自身が光と一体になった時の感覚を、何度も感得します。

改めて、光と云うものが、特別なものではないかとかんじるのでs