ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

重症の心身障害者の関係者とお会いして刺激を受け

2015-04-30 07:17:46 | 
 先日、重症の心身障害者の方のためのデイサービスの落成式があり、関係者が集まり、新しい待ち望んだ施設の誕生を祝いました。 式には5人の利用者の方が、最前列に車椅子に乗って参加されました。

 車椅子に付いているテーブルの上にある文字を、指さすことに作ったお礼の言葉を、スタッフの方が代読して感謝されていました。

 2階の活動室での式が終わってから、1階の事務室で利用者の方々が日常的に作った、ちいさな葉っぱが乗っかったつまみを食べながら、お母さんたちと話す機会があり、改めて持っておられる気高さに、感銘を受けました。

 重度の心身障害であっても、本人たちは明るく、生きる希望を強く持っていると言うことでした。 計画を実施する前に、仮住まいの施設に見学したときにも、スタッフの方々が、利用者の方々に接する姿勢、態度に、これほどまでに人間の尊厳を大切にするのか、できるものなのかと、痛く刺激を受けていました。

 

秋田港の200円のそば うどんの自販機が癒しの場になっていて

2015-04-29 07:40:45 | 文化
 今朝のテレビで、72時間ドキュメント「秋田・真冬の自販機の前で」というタイトルで、放映されていました。 以前にも真冬の北海道での映像を観たことがあり、印象に残っておりました。

 あらかじめ茹で上げたそば・うどんの上に、天ぷらが1枚載っています。 200円を入れると、お湯が出てきて溢れるばかりです。 秋田港に面して街道沿いにある自販機が並ぶ中に、あります。

 通りすがりで来られる方もいますが、わざわざ、そこにカップルで食べに来る人もいました。 いつも美味しく食べている、ここの自販機のそば・うどんを共有したいということのようです。

 また子連れのシングルマザーのお母さんは、どんなことがあっても(ぐれていた時でも)、ここに来て癒されて来たことを、話しておりました。 又そのことを息子さんに伝えたかったようです。

 故障がちな自販機を通して、それぞれの心のあり様が分かる、とても清々しい番組でした。 今日はお休みの日ですが、いつもと変わりなく、少し痛みのある腰を伴いつつ、また事務所へ向かいました。

大の字で寝ることが出来る季節になりました

2015-04-28 06:52:49 | 健康づくり
 冬の寒い時期には、手足は勿論、掛け布団の中に入れて寝ますが、温かくなると自然に手足は、掛け布団から出して寝ます。 

 横に向いて寝るのは、内臓に良くないと、20数年前に網膜はく離をして入院した、相模原協同病院の看護婦さんに云われて以来、上を向いて寝る癖がついてしまいました。

 何しろ手術後、剥がれた網膜が自然と癒着するように、砂枕が顔の両側においてあり、横を向こうと思っても向けないのです。 私は、それまでは上を向いて寝ることはなく、いつも体を横にして寝ていたのです。

 低い枕にして、手は開かずに軽く握り(開いたままですと手の平から体の中の気が出て行ってしまいます)、両足の足裏からは、宇宙の気を吸い込みます。 その感覚が、何となく清涼感があるのです。

 大の字になるのは、体の中の気が、ショートサーキットしない為です。 両手足は体から離していないと、熱くなって熟睡できないのです。

 今朝はぐっすり寝すぎて、深夜の1時間の座禅を、行うことが出来ませんでした。

腰が痛くても胡坐の姿勢が一番楽なんです

2015-04-27 07:20:24 | 座禅
 友人から、重いものを持ったら。腰が笑うようになったとメールしたら、座禅を自粛するようにと、連絡がありました。 不思議なことに、座禅の姿が一番楽なんです。

 座禅の時の胡坐の姿勢は、上半身の垂直上に重心が来るように座ります。 従がって、その重力の反力が床からありますので、上半身には力がかかっていないような状態になっているのです。

 椅子に座るよりも楽なのです。 椅子に座り続けると、足の方に血液が下がってしまいます。 勿論、胡坐を組んでいると、足も痺れてきますが、慣れてくると、その痺れも自然となくなってくるのです。

 腰が笑っている状態が、普通の状態に戻るには、半年から1年はかかるのではないかと感じております。

深夜までの深酒と腰痛で早々に風呂に入って寝てしまいました

2015-04-26 07:29:40 | 健康づくり
 昨日は、前日に設計仲間との総会と深夜までの懇親会で、腰痛も重なり、昼間の歯科治療を終えて余りの疲れで、早々に家に戻り、お風呂に半身浴で入って、でん部にシップ用の貼り薬を貼って、寝てしまいました。

 一眠りをして、いったん目が覚めたものの、また寝てしまいました。 10時過ぎに再度、目が覚めましたので、娘が見ていた「嵐にしやがれ」を、何となく見ていました。

 十分寝ることができましたので、深夜の1時間の座禅を胎息で行って、また寝ることになりました。 いつもの通り4時には目覚めて、簡単にあるもので食事をし、市会議員選挙は帰ってからすることに決め、6時には家を出て事務所へ向かいました。

 疲れも癒え、事務所で音楽を聴きながら、ブログを書いているところです。 今朝も竹やぶに、筍を採りに来られている方を、見かけました。

健康診断を行わないでいるとある日突然おかしくなる惧れが

2015-04-24 08:09:29 | 健康づくり
 若いうちは、細胞も新鮮で活動的で、なおかつ新しく更新されていきます。 ところが年齢とともに、あちらこちらの具合の悪さを現わして来ます。

 最近になって、自分の体の対応の悪さを、色々な現象の中で感じてきています。 私自身は、今までの所業の結果だとは、思うのですが。

 友人の奥さんが、ある時期から一切、健康診断をしなくなって、ある日、突然、脳溢血で倒れ、意識がないまま植物人間のようになって、何年かの病院生活を経て、天に還っていかれました。

 そんなことを思い出しながら、建物も同じように、自分では大丈夫だと思っている方が、結構多いのです。 特に木造住宅の建物です。

 木造住宅の耐震診断に携わるようになって、改めて南側に面して窓が多く、壁(耐震壁)が少ない家が多いのが分かります。 建築当初は、南側に壁があったものの、改修工事でわざわざ南側の壁を取って、開口部を増やしていたりします。

 建物の調査で、床下や天井裏を見てみると、材木がへたっているのを見ます。 私たちが健康診断するように、建物も健康診断をしたほうがよいのになあと、私の家は大丈夫ですと話される方がいると、改めて考えてしまうのです。

お昼ごはんをトンカツ とんとん亭で友人と食べる

2015-04-23 06:23:18 | 食べ物
 昨日は、お昼前に友人から電話があり、いつも1週間に1回ぐらい、お昼ごはんを一緒に食べながら、近況について話をします。

 低血圧の方なので、最近になって大分温かくなってきましたので、少しは元気になったのかなあと思いながら、電話で話をしました。 

 多摩センター駅前のジョナサン、三越の中の大戸屋、駅前の深大寺そば、豊ヶ丘の弱知的障害者の方々が働いている寒天茶房・遊夢などが、いつもお昼ごはんを一緒に食べるところです。

 珍しく、トンカツを食べたいというので、乞田の交番近くにあるとんとん亭で、お昼ご飯を食べることにしました。 ここには、いつも親しくしている友人や、友人の元棟梁と10日に1回ぐらいの間隔で、食べに来ます。

 ヒレカツを頼むのですが、他のお店ではトンカツを食べたいとは思わないのですが、ここのトンカツは、どういう訳か美味しいのです。 キャベツをどのようにして出されているのか分かりませんが、しゃきしゃきしてトンカツと一緒に食べる感覚が、とても良く合っているのです。

ひと仕事を終えホットして友人とお茶を飲む ヴィド フランセで

2015-04-22 06:39:39 | 健康づくり
 昨日は、重症の心身障害者のデイサービスの仕事が完了して、駅前まで送ってもらい、何となくホットして、親しくしている友人に電話をして、いつもならドトールコーヒーなのですが、パン屋さんのヴィド・フランセで会いました。

好きなオレンジの入ったパンとリンゴが入ったパンを食べながら、カフェラテを飲んで話をしました。 友人も懸案の問題の目途がつき、ほっとしていたようです。

普段、見かけることのなかった重症の心身障害者と出会って、本人も大変なことなのですが、家族の方も大変な思いをされているだろうと想像できます。
デイサービスの施設では、スタッフの方が利用者の方々が、普通の方以上に、丁寧な話しかけや、人間の尊厳を大切にするような心遣いをされながら、対応されている姿をみて、とても美しく感じました。

 私が見かけたのは、40歳前後の女性のスタッフでしたが、その方の心の底から美しさ・慈しみさで、輝いて見えたのです。

 何故、重症の心身障害になってしまうのか、ネットで調べては見ましたが、それ以上の行為を残念ながらしませんでした。

 もしかしたら私に、そのような方を何らかの形で、何かをしなさいと云われているような気もするのですが、これから深夜の1時間の座禅の時に浮かぶ雑念の中で、考えることになるのかなあとも思うのです。

演奏が終わって涙したコン・マスのICUのコンサート

2015-04-20 07:13:27 | 文化
 土曜日に久しぶりで、新宿文化センターでのICUのコンサートに行ってきました。 毎回、聴き応えのある演奏をしてくれるので、楽しみしていました。

 チャイコフスキーの「白鳥の湖」からの抜粋曲とラフマニノフの交響曲第2番を、井崎正浩指揮によってのコンサートでした。 白鳥の湖は、よく知られた曲ですが、出だしの2幕「情景」を聴いて、いきなり胸が痛くなってきました。

 ラフマニノフの曲目は、酔いしれるように聴くことが出来ました。 この曲が終わると。コンサートマスターのほか何人かの方が、涙を流していました。 演奏をしながら自分たちも酔いしれたのか、思ったとおりの演奏が出来たのか、思わず涙が出てきたようでした。

 楽しいひと時でした。

日本仏教のあゆみ 信と行 竹村牧男さんの話を聞いて

2015-04-19 08:41:10 | 座禅
 今朝のテレビ・こころの時代で、竹村牧男さんが日本へ6世紀前半に仏教が伝わってからの話をされていました。 私自身は静かに座る座禅は行ってはいるものの、仏教について深く勉強はしていませんので、新鮮な気持ちで聴くことができました。

 それによれば、聖徳太子が仏教に関心を持ち、それなりに勉強をされ、文献として残された上で、更に治世に生かされたようです。

 維摩経、勝まん経、法華経の基本的な考え方について述べられていました。 在家仏教の考え方を記し、法華経につては、誰もが仏になれる一乗思想が含まれているとのことです。

 静かに胡坐を組んで座り瞑想することの大切さを説いてはいますが、必ずしも静かな山中だけではなく、喧騒とした一般社会の中での瞑想の大切さを強調しているとのこと(区別なく行うことの大切さ)。

 「常住の大悲」とか「初めに大悲あり」の言葉の意味を聞き、改めて又、静かに座りながらそれらの意味を、考えてみたいと思いました。