先日は、「いくらを訪ねて」の作者の伊倉氏と、お昼ご飯を食べながら、いま改めて「太平記」のDVDを観ていると聞いて、面白いなあと感じたのです。
「太平記」は足利尊氏と新田義貞などの戦いの歴史を表現したドラマです。 伊倉さんは、南北朝戦争に後醍醐天皇方に立って参戦した九州の菊池氏の家来の伊倉氏の子孫なのです。
このことは、ここ数年に、退職後のライフワークとしてJR線の踏破の最終駅として立ち寄った九州の熊本にある肥後伊倉駅を降り立ってから、伊倉さんのドラマが始まったのです。
たまたま立ち寄った神社の神主さんと話した時に、名刺を渡して挨拶をされたそうです。 名前を見て神主さんがびっくり。 その神社は、南北朝戦争時までいた伊倉氏を祭る神社だったのです。
神主さんからは、神様が来られたという雰囲気で歓迎を受け、地元の有力者の紹介を受けて、その方々との交流が始まったのです。 また、伊倉さんは、これをきっかけに「いくらを訪ねて」の原稿を書くことにもなったのです。
私も、文章の校正のお手伝いをさせてもらって、北九州市の「自分史」の懸賞募集にも、応募することになったのでした。 提出した後に、伊倉さんと1等は取れないかもしれないが、佳作は堅いと予想していたのですが、劇的な体験をまとめられた作品が、選ばれることになりました。