ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

夢の中で交信する

2007-01-16 16:28:38 | 
 91歳の母が、昨年の11月に天に還っていき、納骨を済ませ、香典のお返しの手配や位牌の手配も、やっと終えることができました。 

 年内の喪中の葉書を出すのをためらい、年越しの寒中見舞いとなりました。 お返しの紋切り型の文章では、母が天に還っていったことが、相手には伝わらないと思い、パソコンに残っていた母の写真と、私がブログの中で書いた母とのことをまとめ、お返しの通販会社に、カタログと一緒に送ってもらうようにしました。

 写真などをまとめたものを、姉と弟にも送付しておきましたので、姉に電話をして、内容についてどうであったかを聞きました。 一昨年の5月からブログを書き始めましたので、まだその頃の母は、特別養護老人ホームにいて、元気に歌を歌ったり習字をしたりしておりました。

 一昨年の9月に救急車で病院に運ばれて以来、14ヶ月の闘病生活をする中で、私が日々母と接した記録をブログという形にして残していました。

 姉は、実は昨日、母と父の夢を見たので、私に連絡をしようとしていたと話してくれました。 姉の家で、母が眠いといって和室に布団を敷いて寝込んだら、庭においてある車のライトがピカッと光ったので、あれ、なんだろうと思い玄関のほうに向かうと、そこに父が立っていたといいます。 どうしたのと声をかけたところで、目が覚めたとのこと。
 
 子供の頃に、父への不満を全て姉に向けていた母。 そんな母のことを、つい最近までトラウマと考えていた姉。 父が30年ほど前に亡くなった直後に、姉のことが心配で、姉の枕元に現れた父。

 そのような背景がある中での、姉の夢の中に現れた父と母。 思わず姉の話を聞きながら、とめどなく涙が出てきて堪らず、涙声を姉に聞かせたくないように、我慢をしました。 姉は、いつも夢の中で交信をするようです。