ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

BSEの非感染牛を開発とはいいますが

2007-01-05 16:46:14 | 食べ物
 新聞記事に、BSEの感染源となる異常プリオンの増殖に不可欠な遺伝子を、組み替え技術によって除去した牛を、クローン技術によって増産できるようになったと書かれていました。
 簡単に言いますと、遺伝子組み換え技術によって、BSEへの感染が理論上、不可能な牛の開発に成功したということです。
 BSEがウイルスによるものではなく、プリオンと呼ばれる脳内のタンパク質の異常化によって発症することに着目しました。 牛の細胞を抽出して培養し、遺伝子組み換え技術でプリオンそのものの増殖に関係する遺伝子を除去することにしました。
 さらに、クローン技術によって、同じ遺伝子特徴を持つ牛を12頭生産しました。
現時点では、脳内にプリオンの増殖に必要な遺伝子そのものがなく、理論上はBSEは発症しないことになっているといい、牛は、2歳以上で正常に発育しているといいます。
 牛は、食肉用ではなく、あくまで医薬品用に開発されているとはいうものの、いつ食肉用に変換するかも定かではありません。
 遺伝子は、自然淘汰の中でこそ、変化があってもよいのではないでしょうか。 遺伝子組み換え技術の進歩が、また訳の分からない病気をもたらなさいことを祈るだけです。
 私自身は、BSEの原因のひとつに、共食いの禁止の論理が犯されてしまったことが、原因ではないかと思っています。 牛自身が、自分達の骨粉を飼料として、食べていたことが原因だと思っています。
 自然の摂理には、共食いはタブーなのではありませんか。 何事も、一度や二度は許されても、日常化することは許されないのです。