ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

臍下丹田とは云うものの何処にあるか分からず座禅をしながら下腹を上前から凝視してましたが

2021-03-03 08:05:23 | 臍下丹田
毎日1時間の座禅を続ける中で、臍下丹田と云う言葉を知って、果たして下腹にあると云われる臍下丹田は、何処にあるのだろうかと考えました。 何処だろう何処だろうと自問しながら、長く吐く呼吸を行いながら、自分の上斜め上から自身の下腹部分をながめながら、座禅を行なっておりました。

長く吐く息を体の中へ吐き入れる時に、いま思い出すと下腹の方まで息を吐き入れていたかも知れません。 毎日、続けるうちに、ある日、突然、自発動(後日この言葉を知ったのですが)と云う気が勝手に動き出す行為を通して、足の腿のあたりが鼓動を始めたのでした。

その動きは10数分続いたでしょうか、その後、鼓動の動きは別の部分に移り、さらに10数分続いた後に下腹の臍下丹田が、鼓動を始めました。 臍下丹田がどこに存在するかが分かった瞬間でした。 下腹の中心部にありました。

ここでの深呼吸による、はじめに大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐き、吐く息ををイメージで体の中へ吐き入れる呼吸を、吐く息だけに意識を集中しながら座禅を続ける過程で、様々なことを感得させて頂きました。 その都度、素直に、それらの変化を受け入れて来ました。 驚きの中で、その変化を楽しむ感覚もありました。 

翌日から小周天と云う言葉を思い出し、上半身にある主要な丹田である、臍下丹田(下丹田)、股の下の会陰、下丹田の後ろにある尾りょう関、背中の中心部にある俠せき関、後頭部にある玉沈関、頭のてっぺんにある百会、目の中心部の奥にある上丹田、胸の中心部にある中丹田と動くように念じました。 

結果的に全てが動くようになり、小周天が成ったのでした。 大切なことは、上丹田から下へ気が移動する時には、上の歯の付け根のそっと付けた舌を通して、流れて行くと云うことでした。
 



臍下丹田と云う言葉もはじめは何のことかは皆目分かりませんでしたが

2021-01-24 11:43:18 | 臍下丹田

今でこそ、下腹にある臍下丹田がどこにあるかは、いつも日常的に心臓のように鼓動をしておりますので、良く分かってはおりますが、当初はどこだ何処だと思いながら、長く吐く呼吸を行いながら探しておりました。

直接、自分の下腹を思うのではなく、上斜め上から下腹を凝視するような感じで、長く吐く呼吸を行いながらです、座っておりました。 私の胡座の組み方は、長く普通の胡座の組み方で座禅を行なっていました。 いわゆる結跏趺坐ではありませんでした。 高校時代にバスケットボール部での怪我で、右膝が悪く半跏趺坐での座禅も、かなり経ってからの姿でした。

臍下丹田が下腹のどこにあるかは分かりませんが、ひたすら上斜め上からの凝視をしていましたが、ある日突然、自発動と云う形で臍下丹田が活性化して、心臓のように鼓動を始めたのです。


体の前方上の仮の眼から下腹のどこに臍下丹田があるかを見つめていましたが

2019-03-04 03:01:03 | 臍下丹田

私は座禅をはじめた当初、長く吐く呼吸を行いながら、下腹にあるとされる臍下丹田はどこにあるのかに関心があって、自分の体の前方上から仮の眼で、下腹を見つめておりました。

毎晩、仮の眼の位置を変えながら、長く吐く呼吸を行いながら、吐く息を体の中へ吐き入れながら、どこだどこだと下腹を見続けていました。

そんなことを続けている内に、生まれて初めて座禅を行いはじめてから1ヶ月半ぐらい経ったある日、突然、自発動と云う気が勝手に動く動作を通して、太ももあたりが鼓動を始め、10数分続いたのちに別の部位に移り(昔のことで記憶が薄れております)、最終的に下腹の臍下丹田が、心臓のように鼓動を始めたのでした。

翌日から体の主要な丹田を、実際に長く吐く呼吸を行いながら、動くかどうかを試してみました。胸の中心にある中丹田、眼の奥にある上丹田、上丹田の裏側にある後頭部の玉沈関、中丹田の裏側にある狭脊関(きょうせきかん)、臍下丹田の裏側にある尾りょう関をイメージで動くように念じて、動かしてみたのです。

全てが心臓のように鼓動しました。 頭のてっぺんにある百会、股下にある会陰も同様でした。 気を癒す と云う本に出ていた主要な丹田やツボを、感得させて頂きました。

それ以来、下腹の臍下丹田は動き続き、心臓の動きは分からないものの、臍下丹田の気の動きは、常に感じながらの日常生活を送ることになったのですが。

 


どこにあるか分からぬ下腹の臍下丹田を斜め上から見ながら座り続けたが

2018-09-17 01:02:56 | 臍下丹田

ある日、下腹に臍下丹田と云う気の心臓があるとの記述が、本にありました。 私は深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけ長く息を吐き、イメージで息を体の中へ吐き入れながら、下腹の方へ息を吐いておりました。

毎日、深夜に1時間、家族が寝ているそばで胡座を組んで座り続けましたが、ふと下腹を斜め上からイメージで見るようになりました。

そのような日々が続く内に、突然、自発動と云う気が勝手に動く行為を通して、下腹の臍下丹田が心臓のように鼓動を始めたのでした。 生まれて初めて静かに胡座を組んで、1時間の座禅を行うように1ヶ月半経った時でした。

記憶によれば、その時、同時に足の大腿部も鼓動をして、暫くその感覚を静かに楽しんでいたようでした。

それを境に、日常的に臍下丹田が心臓のように動くのを感じながら、生活を送るようになりました。 胸の心臓の動きは感じぬままに。


何か分からないが下腹が動いているように感じるご婦人がいるのでは

2016-10-05 03:34:07 | 臍下丹田

私は自分自身が早期に、下腹の臍下丹田が活性化して、心臓のように鼓動を始めたことを通し、子供を産んだご婦人がたの中には、かなり多くの方が、何か分からないけれど、下腹が動いているように感じておられるのではと思っています。

何故か、それは胎児自身が、お母さんのお腹の中で胎息と云う気の呼吸を行っていたと思われるからです。 ご婦人はそれだけ男性よりは、気を感じやすのです。

実際に私は親しく話した何人か方は、何時も下腹が動いているようで気持ちが悪いと言っておりました。 子供と連れ立って空手をやっていた連れ合いは、長く吐く呼吸を伴う座禅を行うようになったら、直ぐに下腹が動いていると云いました。

連れ合いの一番上のお姉さんに、何か下腹が動いているように感じませんかと訊くと、何時も下腹が動いているようで感じが悪いとのこと。 それは体にとても良いことですよと話しましたが、90歳を過ぎても多少はボケも入っているようですが、元気でおります。

また友人の奥さんと仕事先でお会いした時に、たまにはいっぱい飲みませんかとお誘いして話をした時に、改めて下腹の動きについて訊ねたところ、やはり同じように下腹が何時も動いていて気持ちが悪いと話されました。

下腹が動いているかどうかを訊くのも、誰でもとよいとは限りませんので、それ以降は訊くこともしておりませんが、多分、世の中の多くのご婦人が、何か下腹が動いているようで気持ちが悪いと思っている方が、おられるのではないかと感じております。


なぜ私が早期に下腹の臍下丹田が活性化して心臓のように鼓動を始めたのかー2

2016-08-06 02:03:53 | 臍下丹田

一番大きい理由は、生まれて初めて座禅を行なった1年前から、半身浴を行うようになったことではないかと、感じております。 半身浴は下腹の臍下丹田を温めていたのです。

毎晩、寝る前に入浴をしてから床に就くのですが、肩まで浸かるのを止め、半身浴で汗が十分出るまで入浴していて、それだけ下腹の臍下丹田も十二分に、温められていたのです。

更に良かったのは、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸が、体の中の経絡-気の通る道を刺激し、気の循環を促進させたことではないかと感じております。

また体の中へ吐く呼吸を、日常的に行うことによって、座禅以外の時にも経絡を刺激し続けたことでしょうか。

精神的なこととしては、何時も自然の流れに委ね、自然の摂理に従うように心がけていたことでしょうか。


なぜ私が早期に下腹の臍下丹田が活性化して心臓のように鼓動を始めたのか

2016-08-05 02:43:22 | 臍下丹田

私が普通の人よりも何か違ったものを持った人間であると、一度も思ったことはありません。 生まれて初めて座禅-静功を真っ暗闇の中で、何も分からないなままま、ひたすらごく自然に長く吐く呼吸を行いながら、1時間過ごしただけなのに、頭のてっぺんにある百会が活性化し、電子の輪の帽子を被った状態になったのです。

そんな体の変化に興味を持って、更に自主的に毎晩、寝る前に1時間の座禅を行いました。 長く吐く呼吸は、日常的にちょっとした時間を利用して、事務所の椅子に座りながら、電車の椅子に座りながら、時として葬儀で立ちながら弔辞を聴いて、軽く目を瞑って長く吐く呼吸を行っていました。

そんな日常的な呼吸法の練習が実って、意識しなくても長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸を、行うようになっていました。 その結果、家族からは体の中へ吐く息音がうるさいと、起こられることが度々ありました。

ちょうど1ヶ月半過ぎた頃、何時ものように長く吐く呼吸を行いながら、静かに座禅を行っていたら、自発動と云う体の中の気が勝手に動く現象が現れました。 下腹にある臍下丹田が、同時に足の一部が鼓動を始めたのです。

びっくりするも落ち着いて、胡座を解き静かに上を向いて寝て、その動き-鼓動を楽しんだのです。 鼓動の動きは場所を移して、結果的に20分から30分位続いて終わりました。

その後1,2日後に、座禅をしながら、体の中にある丹田を動かして行き、いわゆる小周天-体の上半身の気の流れがスムーズに流れる状態になっていったのです。

 


寝ながらの大周天を行いながら自然と眠りにつきます

2016-01-21 05:10:49 | 臍下丹田

ここのところ日本の上空をシベリア寒気団が覆い、西高東低の冬型の気圧配置になって、時とすると猛烈な低気圧が通過して、すっかりと寒い季節になって来ました。 先日降った雪もまだあちらこちらに残って、油断すると滑ってしまうほどです。

寝るときには布団も、ひんやりとしています。 夜も7時頃になれば起きているのが苦痛で、直ぐに寝床に入ってしまいます。 

畳の上に無圧のマットレスを拡げてシーツを敷いて、羽毛の布団をかけて羽毛の枕に頭を置いて、上を向いて寝ます。 両足はくっ付かないようにして拡げて、両腕も体から離し両手は軽く握ります。

はじめはヒンヤリとして寒い感じがしますが、直ぐに温まって来てきます。 長く吐く呼吸を行いながら寝る時もありますが、自然と体の中の気は、下腹の臍下丹田を中心とした大周天になって、循環を始めます。

憩室からの出血を防ぐため、また固形物を摂取しない食生活を再開しましたので、他の人より多い水分をとっていますので、夜は朝までぐっすりとはいきませんが、起きる寸前では体中の気が充実しながら、循環しているのを感じます。

改めて、そのように導いて頂いたことに、感謝いたします。


女性が長生きするのは胎児がお腹の中で胎息を行うからでは

2015-08-29 00:54:41 | 臍下丹田
 私は、たまたま無我夢中で行った深呼吸の要領で行う、長く吐く呼吸が体の生理に合致したのか、1ヶ月半で下腹の臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動し始めたのですが、そのことを改めて考えてみると、私たちの誰もが生来持っていた機能ではないかと感じます。

 連れ合いにも私の呼吸の仕方を伝え、自ら静かに胡座を組んで長く吐く呼吸を行っていた時期があります。 もともと空手を習っていたこともあり、空手の呼気の有り様を知っていました。 間もなく連れ合いは、下腹が動いていると話しました。

 友人の奥さんにも、たまたま外出先で出会って、お昼ご飯を食べながら下腹の臍下丹田が動くことはありませんか、と訊ねたところ、何か動いているようで気持ちが悪いと話すのです。

 連れ合いのお姉さんに法事で会った折に、同じように下腹が動いていませんかと訊ねると、何だか分からないけど下腹は鼓動しているような感じがすると話しました。

 下腹が動きませんかと限られた方しか訊ねていないのに、3人が動いていたのです。 私は、女性は子供を産みますが、胎児が胎息という気の呼吸をお腹の中で行う為に、気を感じやすくなっていると感じたのです。

 残念ながら男性は胎児を身ごもることはありませんので、女性と比べれば気を感じにくいのではないかと思います。 然しながら、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸が、体の生理的な動きに自然であるため、生来持っていた機能を回復することが出来るのではないかと感じるのです。

誰もが胎児の時には臍下丹田は活性化していたと思いますが

2015-08-27 06:26:08 | 臍下丹田
 私は、自分が生まれて初めて静かに座りながら、無我夢中で長く吐く呼吸を行って、目には見えないけれど、体の中を流れる気を感じ、経絡の存在を感じ、更に臍下丹田が心臓のように鼓動するのを感得するに至って、改めて人間の体の仕組みについて考えてみました。

 長く吐く呼吸を通して私たちの誰もが、生来、持っていた機能を回復出来るのではないかと云うことです。 

 お母さんのお腹の中にいる胎児の時に、外界で起きたことを気を通して感じ、生まれてから、外界の出来事を自分が体験したかのように話す、子供がいるということを聞きます。

 また両親が意識して胎児に話しかけながら育てると、生まれ出て来たときには、それまでの情報がインプットされていますので、3年も4年も飛び級した子供になるという事実があるからです。

 残念ながら私の子供たちを、そのようには育てることはしませんでしたので、若い方でこれから子供を産むような方に出会ったら、積極的にそのことを話すようにはしております。
 
 気とか経絡とか臍下丹田と云っても、目には見えませんし、科学的に全てが解明された訳ではありませんので、多くの方々にとっては信じられないことなのでしょう。

 私は子供を学習塾に通わせぐらいなら、お母さんのお腹に胎児としているときに、心を注いだ方がよっぽど良いと感じています。