口を閉じ鼻だけで呼吸を行う。 吐く息だけに意識を集中します。 吐く息を出来るだけゆっくりと長く吐きます。 生来行ってきた普通の肺呼吸で呼吸を行います。 禅宗でいう丹田呼吸ではなく、下腹にある臍下丹田(気の心臓部)で呼吸を意識する必要はありません。 ただし肺呼吸波吐く息をイメージで体の中へ吐きます。
肩の力を抜き上半身をリラックッスさせ、頭のてっぺんが天から引っ張られている感じで、上体を維持します。
暗い部屋でひたすら吐く息だけに意識を集中して呼吸を行います。 胡座を組んでひたすら座禅を行います。 30分ではなく1時間は座禅を続けます。
体の中へ入って行く息を追うようにして、意識を集中します。
何が待っているでしょうか。
崇高な至福感が私たちを待っています。
静かに静かに身体全体がなるように呼吸を座禅を行うことによって、体の中の細胞の一つ一つが静かな状態に近づくのです。 静かな状態の中でも、ふと日常的な雑念が湧いてきます。 静かな状態の中での雑念は、振り払うことはありません。 その日常的な問題を考えてみます。
気がつくとそっと宇宙の叡智が、その問題解決の糸口を教えてくれるのです。
またひたすら呼吸に集中し、座禅を続けます。
呼吸に意識を集中できさえすれば、座禅が楽しくなってきます。 このことは考えてばかりいて、実践しないと分らないことです。