ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

歩き始めて4ヶ月・寝ても腰が痛くなくなりました

2010-11-29 08:36:45 | 健康

 3時間寝ると腰痛で眠りからいつも覚めていた私。 ヒマラヤンのおとうさん猫のジュンちゃんが、いつも朝早く私の寝床にやってきては、早く朝ごはんをくれと言わんばかりでした。

 寝ぼけまなこで、先ず水を取替え缶詰の朝ごはんを、あげるのが日課でした。 そんなある日、足を曲げずに腰を曲げ、斜めに曲げるようにして、水のお椀をとろうとした時に、腰に激痛が走ったのが、腰痛の始まりでした。

 上を向いて寝るのが、私のいつもの寝姿ですが、3時間も経つと自然と腰が痛くなり、目が覚めてしまっていたのです。 自分の健康問題から8月になってから、朝早く歩き始めました。 雨が降らない限り、昼間を出来るだけ歩くように心がけました。

 ふと最近になって長く寝ても、腰が痛くなって目が覚めるということがないなあ、と感じたのです。 今まで殆んど運動することもなかったので、筋力がなくなっていたのかも知れません。

 歩くときには、肩に力を抜き、手をぶらりと下げます。 上半身は力を抜き、坐禅と同じように、頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで維持します。 腕を曲げると筋力が働きます。

 歩くときに腕を振りますが、イメージで体の芯をねじるようにして振ります。 腕は曲げなくても体の芯(内部)で、ねじるーひねるようにすれば、体の内部の筋力は十分働くのでしょうか。 

 腕は無理に振らなくても、体の芯をねじることで、自然と振れるのです。 

手話を取り入れてダンスパーフォーマンスを演じるhand sign

2010-11-28 16:42:57 | 文化

 ニューヨークのアポロ劇場でのエンターテイメントの大会で、3位に入賞した手話を取り入れたダンスを演じるhand signというグループが、テレビで紹介されていました。
http://www.youtube.com/watch?v=2neB62EefPs&feature=channel 

私自身は残念ながら手話は皆目分からないのですが、ダンスを演じる姿を見て、とても興奮し感激しました。 耳の聞こえない方々にも、手話を通して音楽の振動を感じてもらいたいというのです。

 また、聾唖者自身にも実際にダンスの実践を通して、その楽しさを感じてもらいたいと云うのです(ボランテアで踊りを教えているそうです)。 いつの日にか機会があれば、私自身も手話を習い、何らかの形で耳の聞こえない方々とのお手伝いが、できればと思ったのです。

お風呂を楽しむー半身浴で眠れる臓器が活性化するー2

2010-11-27 09:01:58 | 半身浴

お風呂で半身浴をして汗をかくということは、新陳代謝がよくなることです。 半身浴を自分自身が体験して分かったことは、下腹を温めることにより、下腹にある臍下丹田が温められ、体の中の気の循環をよくすることです。 気の流れがよくなることで、普段眠っている内臓を活性化するのです。 

 私は半身浴を行った当時、腎臓内に結石があり、その一部が腎臓から膀胱へつながる尿管に、結石が詰まりおしっこの流れが、いまいちよくはありませんでした。 半身浴を行うことによって、腎臓が活発に動き、結石が詰まっている尿管部分を、強く刺激するのが分かりました。

 ちなみに知人の方に半身浴のことを話したところ早速実践し、結果的に腎臓内に静かにしていた結石を動かし、それが腎臓から尿管へにいく出口(この部分が狭くなっていて一番詰まりやすい)に、結石が詰まり、救急車のお世話になった話を聞きました。

 その事実から、改めて半身浴は眠れる臓器を活性化すると感じたのです。 糖尿病で膵臓のインシュリンが出にくくなっている方も、半身浴を継続的に行うことによって、膵臓も良化して行くのではないかとも、思っています。

お風呂を楽しむー半身浴で眠れる臓器が活性化する

2010-11-26 08:28:04 | 半身浴

 私達がお風呂に入る時には、小さい頃から肩までお湯に浸かるように、お母さんが肩に手をつけ押さえつけられるようにしてまで、教えこまれてきました。  従って当然のように、肩までお湯に浸かるのが当たり前に思っていました。

 私自身は長くお湯に浸かるのが苦手で、湯船に入っているのは3分ぐらいで、すぐに出てしまいした。 10数年前に生まれて初めて座禅を始めた丁度1年前に、知人から半身浴の話を聞きました。

 その頃いかに体を動かして、汗をかくかという健康問題を絡めたことを、考えていたのです。 走るのは好きだけど、直ぐに膝の関節に水が溜まってしまうし、ただ歩くのは長続きしないし、汗をかくという点では、ちょっと難しいなあということが、頭にいつもありました。

 普段入っているお風呂の入り方を、ちょっと違った入り方をするだけで、汗をかけるのなら、それ以上のことはないと、知人から話を聞いたその夜には実践しておりました。 

 お臍のちょっと上ぐらいに、お湯の面がくるようにして入るのです。 お湯の温度は自分の好きな温度にします。 ものの本にはぬるま湯との記述がありますが、熱くてもよいのです。 冬の寒い時期ですと、ぬるすぎてなかなか汗が出ず、風邪を引きかねません。 熱くてもよいのです。

 お風呂のフタをしてタオルをおいておきます。 新聞を読んだり雑誌を読んだり、あるいは本を読んでもよく、汗が上半身から頭のてっぺんまで、出てきます。 冬は30分以上入ります。 夏には15分位で汗が出てきます。

 お風呂に浸かるときには、胡座を組んでもよく、洗うときに座る椅子をよく洗って、その上に座ってもよく、肩の力を抜き頭のてっぺんが、天から引っ張られるような感覚で、上半身を維持しながら入ります。

禅宗の呼吸法で逆腹式呼吸を行ったらどうなるか

2010-11-25 07:18:30 | 逆腹式呼吸

 私の知人が私のブログを見て、逆腹式呼吸に関心を持って、実践したそうです。 禅宗では息をゆっくり吐く時に、下腹は凹むのです。息を吸うときには下腹は元に戻ります。 私の感覚では胸の動きがどうなるのか、いまいち分かりませんが。

 私の逆腹式呼吸は、生来行ってきた胸式肺呼吸で、息を大きく吸ったときには、胸は広がり下腹は凹みます。 息をゆっくり体の中へ吐く時には、胸も下腹も元に戻ります。

 知人は禅宗の呼吸法が、日常的な生活の中でも、当たり前のように出来ていて、胸式肺呼吸の態をなしていないそうです。 そんな方が逆腹式呼吸を行ったのです。 息を吐く時には知人の下腹は凹むのです。 そこへ息をイメージで体の中へ(下腹に向けて)吐くと、下腹が凹むのに息が下腹に入っていくのです。

 結果は明らかです。 イメージで下腹に吐いた息が、凝縮されるのです。 当然のように体の中は充実してきます。 知人はそれを実践されたのです。 知人は意識することもなく、自然と下のものが硬くなったそうです。

 私がそんな不謹慎な呼吸法を行っているのかと、訪ねてきて改めて逆腹式呼吸について、聞かれたのです。 勿論、私の云う逆腹式呼吸は、息をゆっくり吐く時には凹んだ下腹が元の状態に戻るのです。 知人のような状態になったことはありません。

 知人のそんな呼吸の仕方を聞いて、そういう呼吸法もありかなと、改めて思ったのです。 呼吸法は奥が広く、座禅が楽しくなります。

曹洞宗のお坊さんが座禅が嫌でしょうがなかったと云う話を聞いて

2010-11-24 08:13:38 | 座禅

 以前に曹洞宗のお坊さんが、ある席でお話を聞いたときに、修業時代の座禅の時間が、嫌で嫌でしょうがなかったという話を聞いたことがありますが、先日お会いした駒沢大学附属高校出身の方とお会いした時に、また同じ話を聞いて、改めて曹洞宗の座禅について考えてみました。

 東京に限って云えば、曹洞宗のお寺の数は臨済宗・黄檗宗の数よりかなり多いといいますが、日常的に座禅の会を行い、近隣の方たちに参禅の機会を開放している数は、数倍も臨済宗・黄檗宗のほうが多いのです。

 私は座禅を行うのが楽しく感じている一人ですが、その素晴らしさを知れば、自然と自ら座禅の会を開きませんかと、ほかの人にかけるのが当たり前のはずです。 

 臨済宗・黄檗宗では、吐く息を出来るだけ長く吐く呼吸法を行って座禅をしますが、曹洞宗では普通呼吸で座禅を行います。 私はこの呼吸の仕方の差が、とても大きいように思います。

 座禅を始める最初から普通呼吸では、なかなか意識を一点に集中出来ないのではないかと思います。 曹洞宗では座禅の作法の中で、(体の中の気の循環を意識しながら)舌を上の歯の付け根につけなさいと、の記述があります。 私はある程度呼吸法を経験し、お経を唱えたりした経験があった上で、普通呼吸で座禅を行うのは理解できるのですが。

 座禅を経験しその楽しさを知らないでお寺の和尚さんとなるのは、如何なものかと感じてしまうのです。 座禅の良さが分らないために、座禅の会を行わないお寺が多いという現象になっているのでしょう。 その意味でも、臨済宗・黄檗宗のお寺が座禅会を行っているお寺が多いのは、救われる思いが致します。

座禅を暗闇の中で行うのは集中力が高まるため

2010-11-22 15:19:26 | 座禅

 私は、いつも深夜の真っ暗闇の自宅の部屋で、1時間の座禅を行っています。 座禅を始めてから10数年経ちますが、基本的に自ら胡座を組む時には、明るい所ではやりません。 そのように癖がついてしまったのです。

 座禅を始めた当初は、胡座も普通の胡座の姿勢でした。 それでも3時間の座禅を、ごく当たり前のように行っていました。 かたちに拘わるのが嫌いなせいでもあるのですが、基本は肩の力を抜いて姿勢を正し、吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息だけに意識を集中することだけなのです。 

 暗闇の中でしたので、眼を半眼にするなどということもなく、力を抜くことだけを注意しておりました。 余程疲れていない限り、眠くなることもありませんでした。 眠いときには、初めから胡座を組むこともなく、さっさと寝てしまうのです。

 一休みをして気分を一新してから、胡座を組むに限ります。 無理が一番よくはありません。 以前は吐く息を出来るだけ長く、イメージで体の中へ吐きながら胡座を組んでいたのですが、最近はもっぱら胎息という肺呼吸を伴わない気の呼吸で、1時間の座禅を行っています。

 吐く息を体の中へ吐く呼吸は、意識を集中しやすいのですが、胎息はなかなか1点に意識を集中するのは難しいのですが、なれるに従い今では、ごく当たり前のように行っています。

 隣室から家族が話す声やテレビの音が多少聞こえたとしても、暗闇であれば意識は集中できるのです。

今夜から歩き始めると友人から聞いて

2010-11-20 12:10:37 | 友人

 親しくしている友人は、軽い糖尿病に罹っていて、インシュリンが出やすくなるような薬を、服用してします。 また血圧も高く、血圧降下剤の薬も、同時に服用しています。

 私は一切、薬は飲んでいませんが、今年の健康診断で少しずつ数値が上がって来てしまったので、その時点で(8月)直ぐに歩き始めることにしました。 朝夕に30分ずつ歩くことにしました。

 先日の栄養士の方との相談の結果、昼間も歩く、間食をしない、夜食は栄養価のないものを摂取する、という3つの約束をして、6ヶ月後の結果を報告することにしました。

 友人は運動することもなく、薬の服用だけで対応していたのですが、直近の検査で、ヘモグロビンa1cの値が7.0(5.5未満がよいー私は5.7)になってしまったので、慌てて歩き始めると言ったのです。

 常々、友人には薬に頼ることなく、自分自身でできること(歩く、食事をかんがえる)をすべきではないかと、ことあるごとに話していました。 そんな友人が、歩くと言ってくれたことに、思わず他人事ながら嬉しくなってきました。 歩くことが楽しくなってくれれば、長続きするのですが、期待しましょう。 友人の健康を願って。

珊瑚の天敵であるオニヒトデの粘液がマダイの免疫力を高める・三重大学三浦先生

2010-11-17 17:11:37 | 自然

 養殖魚の健康を考えて研究している愛媛大学の南予水産センターの三浦猛・智恵美夫妻の活動を、先日のテレビの夢の扉という番組で、取り上げていました。 オニヒトデは、珊瑚を食い荒らして死滅させることで知られていますが、たまたま水槽に入れた真鯛の中に、オニヒトデを入れたのです。

 養殖の真鯛は病気にかかりやすく、エドワジェラ菌に犯されてしまい、瞬くまのうちに全滅してしまうようです。 オニヒトデの入った水槽の真鯛が、病気にならずに済んでいるのに気がつき、何でだろうと思い、その原因がオニヒトデの発する粘液であるサポニンが、真鯛の免疫力を高めるのが分かりました。

 何事も常識にとらわれずに、チャレンジすることが大切であることを、教えてくれています。

日常的な活動を動画配信して情報公開している海上保安庁

2010-11-16 07:46:22 | 社会・経済

 尖閣諸島沖での中国漁船が、海上保安庁の船に衝突したビデオの流失問題について、主任航海士が自分がユーチューブに流したと発言し、捜査当局が現在、事情聴取を行っています。

 海上保安庁は活動状況をより理解してもらうため、情報公開も含めてホームページで動画配信を、数年前から行っています。 北朝鮮の偽装漁船が攻撃してきたときにも、私たちは普通に映像を通して、見ることができました。

 日常的に情報公開が当たり前になっていれば、勤務している海上保安庁の人であれば、衝突ビデオを見れば、公開されてしかるべきと思って当たり前です。 然るに管政権で実質的に運営権を握っている仙谷官房長官が、中国漁船の船長を釈放させた上、衝突ビデオを公開しない方針をとりました。

 対中国との厳しい現実を考えれば、これからの対応も含めて、姑息な対処の仕方をするべきではなかったと思います。 そんな対応をしていれば、第1線で働く海上保安官たちの士気も上がりません。

 中国は昔から建前と本音を使い分ける国です。 しかも共産党の1党独裁というよりも官僚独裁政権の国です。 広大な領土を多民族国家が存在し、情報を操作し国を治めている国なのです。 民主的な国家ではありません。

 私たちの国は、基本的には民主的な国家なのです。 姑息な対応をする仙谷官房長官に、国の命運全てを任せる訳にいかないと思ったときには、私達はそれ相応の対応をする必要があるのです。 私はビデオを流出した航海士は、そう判断して行動をとったと感じております。