昨日は数字に明るい友人と、ホテルの飲食店でのバイキングで、アルコールを飲みながら様々な事柄について、遅くまで話をしました。
その中で面白いと感じたのが、日本の手形の文化のことでした。 江戸時代になって、商取引が盛んであった大阪と江戸の間で、あらゆるものの取引が発生しました。
大阪のほうから江戸で必要なものを送り、物を受け取る側は現金ではなく、約束手形を発行したというのです。 物が売れたらいくら払うという約束手形です。
この約束手形が契機となり、爆発的な商取引が発展したというのです。
手形で商取引を行なうのが当たり前であった日本が、米国で主流であった古典派経済学を取り入れた形で、竹中平蔵さんが企業会計で手形を重要視しない考え方を、導入したというのです。
欧米では手形の文化は無く、日本独特のものだというのです。
もともと古典派経済学は、個人の利益を最優先する考え方をする経済学で、日本の独特の文化を壊した考え方であると、感じておりました。
改めて手形の文化を壊してしまった竹中平蔵氏や、竹中さんを重用した小泉元首相の行なってきた行為に、怒りを感じたのでした。
おかげで友人と別れるときには、肩も重く帰るのがしんどく、結果的に体重も1.5キロも増えてしまいました。