ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

年賀状に何時も 座禅は脳と心のエクササイズ ですと書き送りますが

2018-07-30 03:44:06 | 座禅

私は何時も年賀状の下段の欄に、座禅は脳と心のエクササイズ と書いて、300数人の方々に送ります。

脳は座禅の時に深呼吸の要領で行う、大きく吸ってから出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸が、微細な脳神経を絶えず刺激するからです。

また長く吐く呼吸に意識を集中している時に、ふと浮かぶ雑念について払うことなく深く考えるからです。 ふと浮かぶ雑念を考える度に、ものの考え方が構築されて来るからです。

口を閉じ鼻だけで呼吸を行うのですが、イメージで吐く息を体の中へ吐く時に、吐く息は少しずつ鼻から出て行くのですが、自分では分からないものの、イメージで体の中へ吐く息は、実際には宇宙に無限にある気が、体の中の経絡という気の通り道に入って行きます。

経絡は神経細胞と絡み合うように流れていると云われ、上記の長く吐く呼吸を行えば行うほど、神経細胞を刺激します。 特に微細な神経細胞がある脳への刺激は大です。

上半身には主要な気の溜り場所である丹田があります。 下腹にある臍下丹田から発した気は股下の会陰を通り、臍下丹田の真裏にある丹田(尾りょう関)を通り、背中にある俠脊関(きょうせきかん)を通り、後頭部の玉沈関を通り、頭のてっぺんにある百会を通り、目の奥にある上丹田を通り、上の歯の付け根のそっと付けてある舌を通り、胸の中心部にある中丹田を通り、臍下丹田に戻って行きます。

私は自分の体験から、中丹田に心があると感じております。 気が上半身を一周することを、小周天と云いますが、この気の巡りを良くすることによって、中丹田の心を鍛えることに繋がって行くと考えております。

クラシック音楽のコンサートに行くと、微妙に胸を刺激し痛みを感じることがあります。 感情的なものも含めて、中丹田に心が存在するのではないかと、何時も感じるのです。

 


地下3階の不要な鉄材をガスバーナーで切断した時の火花が下層の免震構造のウレタンに引火して

2018-07-28 04:14:49 | 社会・経済

多摩の唐木田で建設中の建物が、火災事故を起こして多くの死傷者を出したというネット記事を見て、何時も通る道の正面に大きなタワークレーンが2台見えた建築現場であることが分かりました。

2年前に着工し今年の9月に竣工予定で、工事は進められていましたので、内装工事も大分出来ていたはずです。 地下3階地上3階建のコンピュータが地下に設置される予定の事務所ビルです。

現場では数百人の職人さんたちが働いていたのですが、ウレタンの燃える黒煙に巻き込まれ、尚且つ照明も消えてしまい、スマホの微かな明かりを頼りに避難したという。

建築関係の仕事をしている身にとっては、職人さんたちの九死に一生の助かった方々は勿論のこと、多くの死傷者の方々には何とも云えない気分です。

火を使う作業の時には細心の注意が必要なのですが、それをフォロー、カバーする人は1人しかいなかったと云う。 然も火花が小さな穴から下層へ飛び散って、大きな火災になったようです。


座禅は実践する過程で自然と真実を探求している姿勢に気付く

2018-07-27 03:57:11 | 座禅

私は毎日1時間、深呼吸の要領で大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐く呼吸を伴いながら、真っ暗な部屋の中で静かに胡座を組んで、座り続けることを実践して来ました。

体の微妙な変化で何だろうと思いながらも、本屋さんに行って本を立ち読みしては、これだと云う本を買っては、こういうことだったのかなあと思いながら、無我夢中で座禅を続けて来ました。

鈴木大拙著の「禅とは何か」という本も読んで見ましたが、観念的なことが多く理解が出来ずに、全部読むまでには行きませんでした。

禅では無心無欲で雑念は捨てなさいとよく云われておりますが、私は意識が集中する中で、ふと浮かぶ雑念は払うことなく、そのことを考えておりました。 すると不思議なことに、こう考えたらどうですかと云うサゼスチョンがあるのです。

宇宙、生命の誕生、受胎から生命の誕生に至る母胎内での出来事など、ふと浮かぶ雑念を通して感得、認識してまいりました。

反芻してみると、何時も真実は何だろうかと云う事を探求している自分に気づくのでした。 

何時も行う1時間の座禅では、時には崇高な至福感を感得できる時もあり、楽しく過ごせる時間です。 兎にも角にも座禅は実戦からしか、何事も感得は出来ないのです。


形に拘らずも基本的に守ることはあります 座禅の実践では

2018-07-26 06:14:34 | 座禅

座禅をはじめようとする時、胡座の組み方は結跏趺坐でなければとか、手印は法界定印でなければいけないと云う風に考えがちですが、私は最低限の守ることを行えば、余り形に拘る必要はないと考えております。

私自身は長い間、普通の胡座の組み方でしたし、朱印も両手を上下に合わせる姿で、毎日1時間、座り続けておりました。

上半身をリラックスし、頭のてっぺんから引っ張られているように維持することが、一番大切なことです。 胡座を組んだ両膝は、上半身が転倒しないように床に軽く接するだけにします。

上半身の重心が垂直になっている体の垂直上にあるように維持します。 この姿勢ですと上半身の重力が、床からの反力により上半身に力がかからない状態になり、長い間、座り続けても負担がかからなくなります。

禅宗のHPの作法の欄を見ますと、お尻と両膝で上半身を維持しなさいとありますが、この姿勢ですと上半身の重心が、お尻と両膝の3点の中心に来ますので、上半身や両膝に負荷がかかり、長時間の胡座の姿勢には無理があります。

眼は半眼にしなさいと云うことも、よく言われますが、私は半眼にするのではなく、力が究極的に抜けて来ると、眼は自然と半眼になるものだと云うことも、私自身の座禅の実践の中で感得して来たことです。

深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸を通して、体の深層部までも含めて究極的に静かな状態を作り出していくことが、最も大切なことなのです。 そのためには日常的に最低限1時間の座禅を続けて行くのです。

30分や45分の座禅時間では、究極的に静かな状態は作り出せないのです。


何も分からずに無我夢中で長く吐く呼吸を通して体に微妙な変化が現れて

2018-07-25 02:16:37 | 

このブログを通して記載していることは、初めから分かっていたことではありません。 千葉に住む大学の級友からクラス会で、今度、多摩センターで開かれる静功の会に参加することになったと云う声かけによって、高い参加費用のことも含めて躊躇しながらも、生まれて初めて真っ暗闇の中で静かに、1時間座り続けたことによって感得したことを、そのまま素直に表現しているだけなのです。

私は事前に本屋さんで、座禅の本ではなく気功の初歩的な本を手にして、何やら長く吐く呼吸の大切さだけ、頭の中に残っておりました。

そこで子供の頃から行っていたラジオ体操の深呼吸のこと、テレビ映像で観た深海に潜るダイバーが、事前に行う大きく息を吸った時に下腹が大きく抉られる姿のこと、極真空手の創始者である大山倍達の自伝映画での演武者が、息音をたてるような呼吸する映像を思い出しておりました。

従って私は深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐くような呼吸を行いながら、胡座を組んで静かに1時間座り続けたのです。 すると45分ぐらい経った時に、頭のてっぺんにある百会(当時は何も分かりませんでしたが後日)を中心にして、電子の輪のような帽子を被ったような状態になったのです。

そのような体の変化が現れて、何となくその日を契機に、毎日 自宅で1時間、隣室で家族がテレビを観ている音が漏れ聴こえる部屋で、真っ暗の中をひたすら長く吐く呼吸を行なっておりました。 口を閉じて鼻だけで呼吸を行い、吐く息が「うー」とか「スー」とかの息音が聞こえるように吐いておりました。

上半身は頭部も含めて微妙な変化を現しておりました。 そんな中で1ヶ月半経過した時に、突然、自発動と云う形で下腹の臍下丹田が、心臓のように鼓動を始めたのです。


脳の微細な神経細胞を刺激するのは長く吐く体の中へ吐き入れる呼吸法です

2018-07-24 04:06:56 | 

私はいわゆる一般的な腹式呼吸及び逆腹式呼吸は、自分の体験から私たちの体の自然な生理的な動きに反していると思われるので、好きではありません。 私が生まれて初めて静かに胡座を組んで、長く吐く呼吸を行いながら1時間、座り続けた時には、幸いなことに一般的な腹式呼吸を知りませんでした。

出来るだけ長く吐く呼吸を行おうとした時に、子供の頃から行っていたラジオ体操の深呼吸を思い出しました。 大きく吸ってゆっくり吐く深呼吸をです。

またテレビ映像で観た深海を深く潜る前に行うダイバーの呼吸でした。 潜る前に大きく息を吸って、下腹は大きく抉られるように凹んでいます。 息を大きく吸う時には、下腹は大きく凹む姿です。

大きく息を吸う時には胸は拡がり、下腹は大きく凹むのが自然の呼吸法なのです。 息を吸う時には、下腹にある臍下丹田は、気を吐く−下腹が凹むのです。 息を吐くときには胸は元の大きさに戻り、下腹は元の大きさに戻り−下腹の臍下丹田は気を吸うのです。

一般的な腹式呼吸では、はじめに息を吐き出すと同時に、下腹の臍下丹田から吐き出すのです。 無の理念からです。 息を吸う時には、下腹の臍下丹田は気を吸うと云う事になるのですが、この呼吸法は体の自然な生理的な動きからは、残念ながら反しているのです。

ここでは口を閉じ鼻だけで呼吸を行います。 深呼吸の要領で、はじめに大きく息を吸います。 次に出来るだけゆっくりと長く息を吐きます。 吐くときにはイメージで体の中へ吐き入れます。 

イメージで息を吐き入れるときには、実際には鼻から息は少しずつ出ているのですが、実は体の中へは宇宙にある気が体の中へ入っていきます。 自分では分からなくても実際は上記のようなことが起きています。

体の中へ入っていった気は、体の中の気の通る道−経絡を流れて行きます。 経絡の途中にある気の調節を行う弁−ツボの機能を改善します。 このことが結果的に自己免疫力を強めることに繋がります。

経絡は神経の腺に絡み合うように流れているといわれ、この長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐き入れる呼吸を通して、微細な神経細胞がある脳を刺激してくれるのです。 私たちの脳の神経細胞は、ある時期から毎日数百万個の単位で死滅すると云われておりますが、ここでの呼吸法を行うことによって、歯止めがされると考えております。

私がこのことを感得したのは、残念ながら今から20数年前ですが、もっと早く感得出来ていたら、何かが違っていたかも知れません。 自分では遅すぎましたので、そのことを一人でも良いから知って頂きたいと思い、このブログ上で記述しております。

加齢による脳の劣化等に対して、有効ではないかとも感じております。


昨日は朝から入院の準備をするものの幸にも必要がなくなり

2018-07-22 02:03:07 | 

昨日は朝の4時ごろに起きてトイレに行ったところ、左眼の中に蚊が飛んでいるような状態になりました。右眼は30年ほど前に、網膜剥離の手術をして25日間の入院をした経験があります。

当時も右眼の中に蚊が飛んでいるような状態になった経緯を思い出しました。 相続問題が絡んだ建築計画で、夜遅くまで打合せを行なって家に帰りました。  翌朝の3時半に叩き起こされました。

掛川まで住宅の打合せに行く約束をしていたのですが、すっかり忘れてしまっていたのです。 早速、身支度をして車で向かいました。 掛川での敷地を確認し簡単な打合せを行った後、また東京に戻りました。

お風呂でシャワーを浴びているときに、右眼に蚊が飛ぶような状態になったのです。 月曜日になって知り合いの看護婦の方に連絡して、急遽、橋本にある相模原協同病院で、眼科の診察を受けました。

すると即入院という事態になり、計画資料の入っているバックと共に病室に案内されました。 静かにベッドに寝ていて下さいと云う看護婦の言葉を聞きながらも、直ぐに設計の協力スタッフの方々に連絡し、夕方 集まってもらいました。

大小2件の計画の打合せを済ませて、翌日、網膜剥離の手術を行い、砂枕を両側に置きながら上だけを向く生活を25日間過ごしたのです。 そんなことを思い出しながら、今回は網膜までは剥がれてはおりませんでしたので、取り敢えず微細な網膜の血管を強める薬の服用を行いながら、経過観察を行うだけの結果になりました。

入院を覚悟して、支障のないような準備を行っていたのですが、幸いにもそのような事態にはなりませんでした。 ホッとしながら夕方、事務所へ向かって事務処理だけを行いました。

 


心の底から笑うと云う感覚なのか 私の笑い声が独特だと云われるのですが

2018-07-20 03:58:41 | 自然

多摩センター駅前の くまの路(くまのし゛)と云う和風の居酒屋さんは昔から好きで、元気な頃は打合せのために来られる方も多く、打合せの後は必ずと云っていい位に、くまの路に寄っては談笑しておりました。

私は飲み屋さんに一人で行くことは殆どありません。 必ず誰かと一緒でなければ、飲酒することはありません。 従って家で呑むということもありません。 

現在は打合せに来られる方も少なくなり、会食することもありません。 そのような関係で自然とくまの路へと、足を運ぶ機会もなくなりましたが、時折、行くと必ず帰りがけに挨拶してくれて、私の笑い声がカウンター内まで届くようで、その笑い声が独特なんだよなあと、ご夫婦で嬉しそうに声をかけてくれるのです。

私自身は笑い方を意識したことはなく、ご主人には腹の底から笑っているように感じるらしいのです。 最近はホットウーロンを片手にしながらの飲酒ですが、先日の一刻者のロックを十分冷やしてから呑む焼酎は、久しぶりで美味しく呑めました。 会話も楽しかったせいもあるかもしれませんが。


我が家のお母さん猫が子猫を舐めるように育てられていれば生命を大切にするのでは

2018-07-19 02:09:36 | 生命

我が家のお母さん猫のエルちゃんが初めて子猫を産んだ時には、お腹が少しは大きくなっていたのも知らずに、いきなり押入れの中から子猫の鳴き声がした時には、びっくりしました。

3匹生まれてエルちゃんは子猫の首を咥えては、得意そうに家の中をぐるぐる回っておりました。 ちょっと若いお父さん猫を尻目に、エルちゃんは舐めるように育てました。

私自身も母親から怒られたり打たれたりしながらも大きくなり、自身も結婚して子供を育てることになりました。 長女が生まれた時には、連れ合いと初めて子供のことで喧嘩をしました。

長女は私が夜遅くに帰って来るのを待ってかのように、なかなか寝つきません。 仕方なくおんぶをして3人で夜道の散歩です。 お風呂を入れるのが好きで、すぐ近くにあった銭湯に行って、泳がせる真似をしたりしておりました。

勿論、おしめの交換もしました。 私自身も舐めるように子供を育てました。 子供が未だよく噛めないと思い、私の口で噛んだものを、口移しで子供のあげておりました。 今になって子供からは、虫歯菌を移されたと言って文句を云われます。

私自身も反芻すれば、子供の育て方には多々問題があったように感じますが、少なくとも子供たちは生命を大切に思うような感情を持っているようです。

昔も今も変わりはないかもしれませんが、簡単に生命を断つ行為をしてしまう現況を見ると、少なくとも、そのような方々は親の愛情を十二分に受けて来なかったのではないかと、感じてしまいます。

そのような方々が親になった時、果たして十二分の親の愛情を子供達に与えられるでしょうか。 そのような悪循環の中で、次第に生命を大切にしない人々が増えてしまうのかなあとも思うのです。 残念ながら。


深呼吸の要領で長く吐く呼吸の良さをひとりでも良いから知って貰いたいと

2018-07-18 02:26:15 | 逆腹式呼吸

ここでのブログに記載されている呼吸法や座禅のやり方については、何も分からないままに無我夢中で静かに、真っ暗闇の中で1時間毎晩座り続けた中で、体が先に反応して後から参考になるような本を読んで、こう云うことだったのかと認識 感得して来たことが全てです。

従って従来の腹式呼吸のやり方が、体の生理的な動きには反していると云うことも分かりました。 例えば私たちは生来、大きく息を吸っている時には、胸は拡がり下腹は凹みます。 息を吐くときには、胸は元の大きさに戻り下腹も元の位置に戻ります。

この動きは自然な動きです。 大きく息を吸う時には、下腹にある臍下丹田は気を吐きます−下腹は凹むからです。 息を吐き出す時には気を吸います−下腹が凹んだ状態から元の状態に戻り、結果的に膨らむからです。

従来の腹式呼吸は、先ず吐き出すことから始めます。 しかも下腹の臍下丹田からも、同時に吐き出すのです。 空の理念の発想が大きく影響しております。 長く吐く呼吸を行おうとすれば、先ず最初に大きく息を吸うのが自然です。

私は初めて長く吐く呼吸を行いながら、静かに1時間座り続けた時には、幸いなことに従来の腹式呼吸のことを、一切知りませんでした。

なぜ長く吐く呼吸が良いのか、また吐く息をイメージで体の中へ吐くことが、どれだけ大切かをも、自分の体の微妙な変化を通して、感得することになるのです。

体の中へゆっくり吐く呼吸が、実は体の中にある鍼や灸のツボで知られる気の調節の機能を、自然と改善してくれるのです。 自己免疫力を高める無料の方法なのです。