ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

カンタータ「土の歌」よりの合奏を聴いて

2014-06-30 07:02:28 | 文化

 昨日は、府中の森でのコンサートに行ってきました。 L.v.B.しつない管弦楽団の定期演奏会でした。 管楽器の弱い音だしが、いまいちの感があるのですが、同じウイーンホールを使って、コンサートを開くという縁で、合唱団A.D.Aという若い方々が多い混声合唱団との協演が実現しました。

 

 単独で歌った真田佳美作曲の「虹の輪」を聴いて、美しい歌だなあと感じました。 メンバーの中からヴァイオリンとチェロを交えながらの歌には、とても新鮮な感じがしました。

 

 合唱団を指揮する横田純子さんは、現在、府中市立第4中学校に勤務しながら、合唱指導を続けてこられています。 これまでに狛江市立第4中学校を、NHK合唱コンクールで日本一に導いても来られました。

 

 第一印象は、とても素敵な雰囲気の持っておられる方でした。 歌い手の若い方々を、伸び伸びとさせながら歌ってもらっているという感じがいたしまた。

 

 また室内楽団との協演での、カンタータ「土の歌」より4曲を歌ってくれたのですが、胸に熱いものがこみ上げてきました。 

 

 今まで管弦楽団の音色しか聴かれなかったコンサートでしたが、とても新鮮な清々しさを持ちながらの、帰り道となりました。

 

 そうであったためなのか、帰り道で私の支援者のご夫婦と出会い、府中駅前の伊勢丹にある、清水屋のへぎ蕎麦をご馳走になりながら、楽しいひと時を過ごすことになりました。


友人宅で越乃寒梅と国士無双の日本酒をいただきましたが

2014-06-28 07:20:22 | 食べ物

 昨日は、先日の黒門小学校のクラス会に来れなかった、千駄木に住むSくん宅によばれて行きました。 土曜、日曜日に仕事をしている我孫子に住むMくんと、闘病中のYくん(クラス会には参加)も一緒でした。

 

 美味しいお酒があるからというのが、きっかけです。 用意されていたのが、呑み慣れている「越乃寒梅」でしたが、4合瓶の大吟醸でした。 さらりとした水に近いあっさりとした「越乃寒梅」ではなく、いつもとは違う芳醇なお酒でした。

 

 どちらかというと私自身はあっさりとしたお酒の方が好きなだけに、一瞬あれっと思ったほどです。

 

 奥さんが色々と酒のつまみを用意してくれていて、私が一番気に入ったのが、トマトにたまねぎを刻んで乗せている料理でした。 寿し酢に何か色々入れたものにしたして置いたというのですが、なかなか日本酒に合ったつまみでした。

 

 もう一本北海道の「国士無双」が出てきました。 これも4合瓶の大吟醸でした。 このお酒は、比較的あっさりしていました。 日本酒にはぴったり合うようです。 ネットで検索してみると、北海道で一番人気のある日本酒の銘柄でした。

 

 Sくんは毎朝、不忍池まで歩いているといいますが、髪も黒々として若々しく、いつも奥さんの作られる美味しい料理をいただいて、さもありなんという感じでした。

 

 午後3時から7時過ぎまでの楽しいひと時でした。


神経の腺と経絡が絡み合うように流れているので感じやすいのです

2014-06-27 07:08:20 | 逆腹式呼吸

 深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸を、日常的に行っていると、眠っていた経絡(気の通る道)が活性化して、気の通りが良くなってきます。

 

 経絡は神経の腺と絡み合うように流れているといわれ、気の通りが良くなるにつれ、神経への影響が具体的に現わします。 

 

 顕著な例では、微細な神経細胞がある脳に、自分自身でもよく分かる形で、その変化を現わします。 

 

 体を動かしていると分かりにくいのですが、静かに座りながらの呼吸法を行っていますと、その動きはよく分かります。

 

 長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸を行っていると、気の通りは良くなりますが、それと同時に鍼とか灸のツボの調子も、良くなってきます。 ツボは気の通りを調節する弁なのです。

 

 始皇帝の時代に、関心のあった皇帝が、人体実験を行って、病気とツボの関係を調べて、現在の鍼灸による治療法に、つながっています。 鍼灸師の方々には申し訳ないのですが、上記の呼吸法(逆腹式呼吸)を行っていれば、鍼灸での治療は、必要はないのです。

 

 勿論、日常的の逆腹式呼吸を行っていれば、自己免疫力が高まり、例え病に罹ったとしても、軽くて済むのです。

 

 意識して1時間、長く吐く呼吸を行う生活習慣をつけてしまえば、そこから様々なことを学ぶことにもなるのですが。


一般市民の目線で考えられない都議会議員に政治が出来るのか

2014-06-26 07:28:24 | 社会・経済

 女性問題について質疑中に、一般の社会生活で発言すれば、すぐに辞職しなければならないようなセクハラ野次を発して、あとから一人だけは名乗り出たものの、ほかにも野次を飛ばした自民党議員は不明のまま、数の論理で収束するように、都議会は進んでいるようです。

 

 私は問題が起きたときに良い機会なので、改革のチャンスだと思うのですが、うやむやのまま問題を残したまま、終わらせようとしています。

 

 そのような私たちの一般人の目線で、ものを考えられないような議員さんたちが、難しい都政全般の審議を行えるとは、とうてい思えません。 残念ながら、現況を現わしてしまっています。


体への微妙な変化は毎日違ってきます

2014-06-25 07:11:23 | 逆腹式呼吸

 深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐く呼吸を行い、吐く息を体の中へ吐く呼吸を行いながら、静かに胡坐を組んで1時間座り続けていますと、眠っていた経絡を刺激し、体に微妙な変化をもたらします。

 

 毎日行っていることは同じであるにもかかわらず、体が感じるものは違ってきます。 私は、そんな微妙な変化を楽しみながら、座禅を続けて来た感があります。

 

 当初、脳を絶えず刺激するのを、うっとおしい感じがしたのですが、そうか、これを誰かの役に立てるように、私にその変化を与えてくれたのかと思うようになってからは、違う感覚になってきました。

 

 私は、これまでの座禅を通して、自然の流れに委ね、自然の摂理に従う気持ちを持つことが、とても大切であると感得しました。

 

 吐く息を出来るだけ長く、限界ぎりぎりまで吐きながらも、無理をしながらも、あくまでも自然の流れが大切で、呼吸も流れるような自然さが必要になってくるのです。 限界のちょっと手前で息を軽く止め、また大きく息を吸うことによって、流れるような呼吸のリズムになってくるのです。

 

 考えてみれば、私自身は静かに座っているのが楽しいのです。 胡坐を組んで静かに座っていると、宇宙の叡智が、そっと私たちにサジェスチョンを与えてくれるのです。

 

 体を動かすことも好きでしたが、静かに胡坐を組んで座り続けるのが、こんなにも素晴らしいものであるとわかっていれば、もっと早く子供の頃から行っていたかったとも思うのですが。


長く吐こうとすれば始めに大きく息を吸うのが自然

2014-06-24 06:27:15 | 逆腹式呼吸

 私は、生まれて初めて静功(座禅)を行ったときに、無我夢中でひたすら長く吐く呼吸を行っていました。 静功の会の指導者から教わったわけではなく、畳の部屋で真っ暗闇の中、1時間座布団の上で、普通の胡坐を組んで座りながら、ごく自然に行っていたのでしょうか。

 

 幸いにも私は禅宗の呼吸法を知りませんでした。 禅宗では始めに息を吐きだすことから、始めるのです。

 

 ラジオ体操のときの深呼吸の要領で、大きく息を吸ってから息をゆっくりと吐きます。 出来るだけ長く息を吐こうと思えば、出来るだけ大きく胸いっぱいに、息を吸った方が長く吐けるのは、自明の理です。

 

 私の体がもともと気を感じやすかったのか、たった1時間、真っ暗闇の中でひたすら長く吐く呼吸を行っていただけなのに、頭のてっぺんにある百会が活性化し(後で反芻して分かったことですが)、電子の輪の帽子を被ったような状態になったのです。

 

 静功の会に声をかけてくれた大学の級友が、1週間に3回、その会に参加し、そのうち1日は24時間というものでした。 それだけの参加をするには、それ相応の参加費を支払う必要があり、私にはそれは出来ないので、「そうだ日常的に、この長く吐く呼吸を行ってみよう」と考え、事務所の椅子に座って、ちょっとした時間に、また電車の中で座りながら、軽く目を瞑っては、長く吐く呼吸を行っていました。

 

 勿論、寝る前に半身浴の後に、胡坐を組んで部屋を暗くして、隣室で家族がテレビを見ていて、その音が聴こえる中で、長く吐く呼吸に、吐く息が体の中へ入っていくのを追うようにして、そのことだけに意識を集中して、1時間座り続けていました。

 

 自分では意識はしていなかったのですが、半身浴で下腹を十分に温めた上で、下腹のあるといわれていた臍下丹田に向けて、息を吐いていたのです。 そんな生活を続けていた1ヵ月半後に、ある日突然、自発動という気が勝手に動き出す現象を伴いながら、小周天を伴いながら臍下丹田が、心臓のように鼓動を始めたのです。

 

 私は、いつも自然の動きに委ね、自然の流れに従う気持ちを持っていることが、とても大切なような気がいたします。 この私の我流ではありますが、深呼吸の要領で行う長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸、この逆腹式呼吸が私たちの体の生理にあっている、自然の動きであると確信しております。


臍下丹田には力を入れるのではなく意識するだけでよい

2014-06-23 07:04:18 | 臍下丹田

 何事をするにしても、よく下腹の丹田に力を入れてという話を、よく聞きます。 私は、力を入れる必要はなく、その丹田を意識するだけでよいと思っています。

 

 というのは、肩の力を抜いてリラックスし、自然体でいることの方が良いと思っているからなのです。

 

 どういう場合でも、どこかに力を入れる必要はないのです。 力が必要なときには、瞬間的に体が動くはずだからです。 

 

 力を入れることによって、その動物的な瞬間の動きが、鈍くなってしまうのです。 いつも自然体で対処するのが、一番よいのです。

 

 下腹の丹田は臍下丹田と呼ばれ、私たちの体の中心であり、なおかつ、かつて酸素がこの地球に存在しなかったときに、宇宙に無尽蔵にある生命エネルギーである気の呼吸をしながら、生息していたと思われます。

 

 現在でも私たちの誰もが、お母さんのお腹の中にいたときには、臍下丹田で気の呼吸を行いながら、臍の緒を通してお母さんから栄養分を、貰って生長してきたのです。

 

 私は、長く吐く呼吸を通して、体の中へ吐く呼吸を通して、肺呼吸を伴わない気の呼吸である胎息を、行うことができるようになりました。 この胎息は基本的には、臍下丹田が活性化し、心臓のように鼓動を始めなければ、できないとは思っております。

 

 然しながら、私たちの誰もが、長く吐く呼吸を行い、体の中へ吐く呼吸を継続的に行っていけば、時間の長短はあるにせよ(気を感じにくい人もいるかもしれませんが)、いずれの日にか丹田が活性化するのではないかと思うのです。


ふと浮かぶ雑念を静かに考える

2014-06-22 07:34:34 | 座禅

 私は、これまで静かに真っ暗闇の中で、1時間座り続けてきましたが、無心・無欲を求めるものの、残念ながら長い間、意識を一点に集中しているのは、出来ないものです。

 

 長く吐く息や体の中を循環する気が、脳をあらゆる形で刺激するのを、愉しんではいるものの、やはり日常的な問題がふと浮かんできます。

 

 私はそんな時には、無理に払うこともなく、考えることにしています。 意識を一点に集中できないで、次から次へと雑念が浮かんでくるようなことは論外ですが。

 

 意識が一点に集中できていて、静かな状態で考えると、不思議なことに昼間には考え付かないようなことが、浮かんできます。 私は、それを宇宙の叡智が、サジェスチョンしてくれていると感じています。

 

 ある意味では、その積み重ねで自分自身の考え方が、出来上がってくるような気もします。


疲れ過ぎてくると頭圧が上がることを思い出しました

2014-06-21 07:23:08 | 

 現在、計画中の建物の概算見積書が集まってきました。 当初の予算を大幅に超える金額になってしまいました。 

 

 施設側の様々な提案を取り入れた形で、設計を進めたのですが、ある範囲を超える金額です。 昨日は、どのように変更したら修正できるかの、検討を行いました。

 

 今の建設業界の状況は、3月末までの消費税値上がり前から、建設現場は変わりなくそれなりに多いようです。 通常であればある程度の金額をカット出来るのですが、それも難しいようです。

 

 ある程度の金額の目標は設定したものの、その作業は困難が予想されます。 そんな時に久しぶりに、頭の圧力―頭圧が上がって来ています。

 

 10数年前に網膜はく離した当時のことを、思い出しました。 当時はある方のお家の相続問題を絡めた建築計画を、深夜遅くまでそのお宅で行っていました。

 

 深夜に家に帰って寝ていたら、午前3時半ごろに、人が訪ねて来られました。 忘れていたのですが、朝一番で掛川まで行って、その方の自宅の敷地を見て、打ち合わせをすることになっていました。

 

 日帰りで帰ってから夕方に、お風呂に入ってシャワーを浴びているときに、突然、目の中が蚊が飛んだような状態になりました。 結果的には網膜はく離になっていたのです。

 

 2日後に知人が看護士を行っている病院で検診し、そのまま即入院となりました。 1ヶ月近くの入院を、余儀なくされました。

 

 その当時、何故、網膜はく離になってしまったのかを反芻したとき、虫歯が進行し、リンパが腫れていて、頭圧が上がっていたのが原因だったのです。

 

 今そのときと同じような頭圧が上がってきてしまっているので、細心の注意が必要です。 問題解決を行うにも、少し気持ちにゆとりを持つ必要がありそうです。


足首を布団から出して寝る季節になりました

2014-06-20 06:38:33 | 

 私は足を出しても寒くないと感じる季節になると、決まって薄がけの布団をかけて、足首を出して寝ます。 足の裏は宇宙の気の吸うのです。 手のひらは、体から気を吐き出します。

 

 そんなことを感じるようになったときに、大仏さまの姿を想い起こしました。 片手は上を向け、片手は私たちの方へ向けています。 私たちに向けて、大仏さまの体を通した清新な気を、私たちに与えてくれるというものを、現わしていると感じています。

 

 私自身は、自分自身を充実させるのに精一杯で、ほかの方々へ、自分の何かを貰ってもらうほどのことは、なかなか出来ないなあと思ったのです。

 

 寝ながらも気の呼吸を行います。 足の裏から清新な宇宙の気をいただくのです。 寒さを感じないときには、またこれが、とても気持ちが良いのです。 寝ることの楽しみが増える感じがします。 従がって、ついつい寝過ごしてしまうのです。

 

 中沢池公園の蛍が見える季節にもなりました。 今夜あたり家族を誘って、行ってみようと思っていますが。