ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

禅宗の座禅から始めた訳ではありませんが

2007-03-31 11:58:10 | 座禅
 私は、自分の健康問題から座禅(静功)を始めました。 大学の級友で千葉県にすむ級友がわざわざ東京を横断して、週3回座禅(静功)を行い、その内1回は24時間行っていました。

 心臓付近を手で押さえるとちょっと痛みがあり、知り合いの看護婦さんに問い合わせて、近隣の公立病院の先生の名前まで聞いておりました。 カテーテルを足の付け根から入れて、心臓内部を内視鏡で覗くということまで聞いていました。 友人の誘いもあり、週1回教室に通うことになりました。

 座禅(静功)を初めて行った日に、百会が活性化し、1ヶ月半には臍下丹田が活性化して心臓のように動くようになりました(小周天が通るー感じやすい人と感じにくい人がいるようです。女性は子供を生むので感じやすいです)。 級友は週3回行っておりましたが、私自身は日常生活の中でいかに逆腹式呼吸を行えるかに、関心が集まりちょっとした時間にいつも呼吸法を行っていました。

 自分で習慣づければ、何もお金をかけなくてもできることですので、教室は2,3ヶ月でやめました。 半身浴を行って下半身を温め、新陳代謝をよくした後に、布団の上で温かい格好でぺちゃんこの座布団をお尻に敷いて、座禅をしました。 当然、少し行うと眠くなってしまいますので、今度は、上を向いて寝て、両手をお腹の上において、逆腹式呼吸をします。 何回か呼吸をするうちに眠ってしまいます。

 当時、前の事務所の友人がガンに罹っていることを知り、寝る前や、夜中、早朝と3時間ぐらい集中して、病気が治ってくれるように遠くから気を送ることもやっていました(そのような力があるとかないとか関係なく、一心で行ったものです)。 

 禅宗の座禅から始まったわけではありませんが、宇宙を思い、創造主の存在をも感じるようになりました。 私自身は、きっかけはどうであれ、座禅(静功)する気持ちは普遍です。 一般的に座禅をしていますというと、どこのお寺でやっているのですか、と聞かれますが、たまにお寺で座禅しても、しないよりしたほうが良いのですが、座禅をいかに日常的に行えるかのほうが、大切ですなことと受け止めています。

  

イメージしながら呼吸、呼吸しながらイメージする

2007-03-30 09:53:07 | 逆腹式呼吸
 イメージしながら呼吸する、呼吸しながらイメージすることによって、本来、私達が持っていた能力を回復します。 呼吸を伴わないとイメージ(意念)だけでは、その能力はなかなか回復しません。

 呼吸の行い方は多種多様ですが、ここでは逆腹式呼吸を行います(私自身が逆腹式呼吸しか行ったことがありませんが、逆腹式呼吸は自己免疫力を高めることになります)。 ものの本によれば、余り色々と呼吸法を変えないほうが良いと書いてあったためもあります。

 目を瞑り口を閉じて、鼻だけで息をします。 軽く吸ってゆっくりと息が体の中へ入っていくようなイメージで吐きます。 吐く時には、鼻で吐くことは意識しません。 軽く吸った息がまだ喉の辺りにあるものを、そのまま気管支からお腹を通って、お臍のちょっとした辺りにあり臍下丹田に向けて、10秒ぐらいで吐きます。 決して無理な呼吸をする必要はなく、息を吐ききる寸前に、また軽く息を吸います。

 軽く息を吸い、ゆっくり息を体の中へ吐く。 その単純な呼吸を繰り返すだけでよいのです。 イメージだけですと、なかなか思うように体の気は動いてくれるようにはなりません。 呼吸を伴いながらイメージするから良いのです。

 逆腹式呼吸に慣れるまでは、息が体の中へ入っていくのを体感するために、「スー」とか「ウー」とかの鼻息が聞こえるように行いますが、慣れるにしたがって、できるだけ息音が聞こえないように息を吐きます。 深化の過程で、息を吐く時に、息が体の中へ入るだけで、鼻からは出ていないことに気づくはずです。 胎息(肺呼吸を伴わない呼吸、気の呼吸、お母さんのお腹にいた時の呼吸)に一歩近づくことを知ることになります。

チンパンジーは5歳までお母さんと一緒に

2007-03-29 12:10:54 | 家族
 先日、テレビでチンパンジーやオランウータンの類人猿の子供は、5歳までお母さんとくっついて育つ(お腹にぶら下がっている)と放映しておりました。

 生まれてから5歳になるまで、四六時中、お母さんのそばにいながら、自立に向けて学んでいくということでしょうか。 待てよ、然るに我が家はどうなのか、を考えてしまいました。 上の娘がよちよち歩きする中で身ごもり、下の息子が2歳違いで生まれてきたときには、娘はずいぶんと、いらいらして連れ合いをてこずらせていたことを思い出しました。

 お母さんとお父さんの愛情を充分受けて育つには、5年という時間が必要ではなかったのかなと、思わず感じてしまいました。 そんなことを知人に話したところ、その方では年子で生まれたので、上の子と下の子の一体感があり、とても仲が良かったといっておりました。

 子供が何人か生まれる場合は、どんな年の差で生まれるのが、一番良いのでしょうか。 そんなことを考えてしまうテレビ放映でした。 

櫻見の宴開く

2007-03-28 15:17:51 | 文化
 南側に流れる川の沿道沿いの桜並木に面してある建物ができてから、10年が過ぎましたが、例年この時期になると、櫻見の宴が建物の1階の駐車場部分の車をどけて、即席に作られたテーブルを中心にして、建築主から声がかけられた人々が、お酒を片手に三々五々集まってきます。

 例年より櫻が早く咲き始めたといっても、まだ3分咲き程度ですが、私達の目を昼に夕に楽しませてはくれています。 60センチ×80センチほどの鉄板が2枚セッティングされていて、野菜や肉のバーベキューを作ったり、焼きソバや焼き芋を食べながら、ビールやワインを飲んで談笑のひと時です。

 誰が言うでもなく、早く来て下ごしらえをする人、ソバを作る人、バーベキューをする人、飲む人、食べる人、洗い物をする人、片づけをする人と、指図がなくても宴はたんたんと進み、たんたんと終わっていきます。

 独身の方の出会いの場をつくろうよという建築主の思惑はあるものの、まだ、その場からのハッピーな話は持ち上がってはおりません。 みんなが楽しく、肩の力を抜いて楽しんでもらえたかなあと、建築主になったつもりでの一晩ではありました。

脳は脳脊髄液で守られている

2007-03-26 10:19:06 | 健康
 座禅(静功)を行っていると、体の中に流れる気が、脳をやさしく癒してくれますので、自然と脳にも関心がいきます。 「脳のしくみ」新井康充著 入門ビジュアルサイエンス 日本実業出版社 を読むことになりました。 

 頭蓋骨の裏側に硬膜があり、硬膜の裏側には、くも膜下腔がありその中には、脳脊髄液が充満し脳を衝撃から守っています。 また硬膜にくっつくようにくも膜があり、くも膜下腔内の血管や大脳皮質を覆う軟膜とくっついています。

 脳脊髄液は脳室内にもあり、二重三重にも脳を衝撃から守っております。 脳を支える脳幹を通して、全身の神経をコントロールしています。 ここまで分かってきますと、保護されるべき脳に対して、戦いで衝撃を与えるK-1やボクシングに対して、ちょっと問題があるのではありませんかとなります。

 多年の衝撃で体がいつも震えるようになってしまったボクシングのモハメッドアリや、白血病で若くして亡くなったK-1のアンディフグのことが、思い出されます。 アンディフグについては、死因はただ白血病ということだけが報じられましたが、私は脳障害から来たものではないかと思っております。

 

自然免疫が細菌を感知し獲得免疫(攻撃免疫)に指令を出す

2007-03-25 11:57:16 | 
 医学界で参考文献として、世界で一番採用された研究資料として、大阪大学微生物研究所の審良(あきら)静雄教授の自然免疫の研究が、テレビで紹介されていました。 2年続けての快挙ということのようですが、今までは細菌に対して、攻撃する獲得免疫の研究が主流であったようですが、審良教授の研究が医学界でのものの考え方を、180度転換させたといいます。

 自然免疫細胞の中にあるトル様受容体は、今までは細菌を感受する過程で、ただ死んでいくものと思われていたものが、死んでいく過程で獲得免疫に細菌に対する攻撃を指示していることが、研究の過程で分かってきたといいます。

 1987年にノーベル生理学医学賞を受賞した利根川進氏は、獲得免疫学の分野における研究で貢献があったようですが、審良教授の研究は、自然免疫を改めて見直すきっかけになったように報じられていました。

 研究成果のきっかけは、通常であれば自然免疫のトル様受容体は、細菌と出会うと弱いためすぐ死んでしまい、細菌に対しては余り有効ではないと考えられてきました。 ところが、遺伝子組み換えをしたトル様受容体は、細菌に対しても死ぬことがないことが分かってきて、その過程で自然免疫であるトル様受容体の、本来持っている能力、性能が分かってきたということです。

 ガンの免疫治療の現場や、アレルギー(細菌に過敏に反応してしまう)やリュウマチ(免疫細胞が自分の細胞を攻撃してしまう)などの自己免疫不全に対しても、これから研究の成果が、試されてくるといっておりました。

イメージ通りに体の中の気は動いてくれます

2007-03-24 10:39:50 | 
 逆腹式呼吸をしながら座禅(静功)を行い、体の重要な気の通り道である小周天が通ると、自分がイメージすると気はそのように動いてくれるのが、分かるようになってきます。

 例えば、肝臓さん、肝臓さんと呼びかけながらイメージしますと、体の中の気が肝臓に集まってきて、感覚的に体のどの辺りに肝臓があるのか分かってきます。 私は、今ではやってはいませんが、遊び半分で、内臓脂肪を取ってくださいと念じましたら、細やかな櫛のようなものが動き、せっせと内臓脂肪をかきとっているような感じの動きをしていました。

 自分が思うと体の内部がそのように動くのが分かってきますと、うっかりしたことを思うわけにはいかないということが、分かってきます。 例えば、具合悪いことが起きた場合に、自分自身が、困った困ったという雰囲気になると、体の内部も困った状態を作るようになり、変な分泌液が出てくるのが分かります。

 ところが、困った状態が起きたとしても、よし、この悪い状態をどのようにしてよくしていこうかと思うだけで、体の内部も前向きに明るく、建設的な方向に向き始め、勿論、脳もそのように動くため、問題解決のためのヒントやアイデアが、自然と生まれてきます。

 私も後ろ向きな考えを持つとき(人間ですから時々あります)に、変な分泌液が体全体を侵食しようとしますので、あわてて、その時点で明るく、前向きな建設的な思考をするように、切り替えます。 不思議なことに、考え方を前向きにしたとたんに、変な分泌液は出なくなります。

 自分で自分の体をおかしくはしたくありませんので、いつも明るく前向きにしていようと自然になっていきます。 

脳の開発率を高める座禅(静功)

2007-03-23 18:17:08 | 
 逆腹式呼吸をしながら座禅(静功)を行っていると、いずれ臍下丹田が心臓のように動き出し、小周天という体の中の重要な気の流れの道(経絡)が通り、循環し始めます。

 小周天がなると、気の通る道は神経の線に沿って流れているといわれ、神経の線が集中する脳を絶えず刺激をしてくれるようになります。 

 脳細胞は、生まれたばかりが一番多く、増えることなく毎日のように死滅していきます。 脳の大部分が使われず、脳の開発率も5%前後といわれております。 小周天がなると、いつも体の中の気が循環する過程で、脳を絶えず刺激をしてくれますので、数%も開発率が高まってくるといわれています。

 
 私自身は、それなりの年齢になってしまいましたので、今から開発率を高めたとしても、どれだけ効果があるか分かりません。 脳細胞ができるだけ減少する前に開発することが、とても大切なことと思われます。

 幼児教育の大切さ、胎内教育の大切さが、脳細胞の数だけ見ても、よく分かってきます。 特に、胎内教育は、胎児が生育するスピードが速いだけに、胎児が外界から得る情報の濃密さは、生まれ出てきてから得る情報から比べれば、10倍否1000倍以上の情報量に違いありません。

 両親が胎児とともに楽しく、話しかけながら生長する大切さを、改めて知ることにもなりました。

 

ガンのきらいなものを食べてガンを克服するゲルソン療法

2007-03-22 14:51:20 | ゲルソン療法
 親しくしている知人が、医師がガンになりそれを克服した話の講演を、テープにして持ってきてくれました。 福島県立医科大学の医師であった星野仁彦氏は、同僚の医師からガンの告知を受け、同じように生存率3年とか4年といわれ、絶望する中で見舞いに来る友人達から元気をもらいます。

 少し元気が出てきたところで「ガン勝利者25人の証言」という本に出会います。 米国で様々なガン患者が、ゲルソン療法という食事療法でガンを克服した話が載っていました。 著名なシュバイツアー博士と一緒に、アフリカで医療活動をしていたゲルソン博士が、現地の人々が何故、今まで罹らなかった病に罹るのかを研究した結果、食べ物、特に塩に関係するということが分かったそうです。

 ガン細胞の嫌いな食べ物を摂り、なおかつ、免疫力を高めるようなものを食べることによって、ガンを克服できるということです。 「ガンと闘う医師のゲルソン療法」星野仁彦著 マキノ出版 ビタミン文庫は、自ら罹ったガンをゲルソン療法を取り入れた食事療法を、奥さんの協力を得ながら治した記録です。

 星野流のゲルソン療法は、1.できるだけ塩分を摂らない(無塩食の徹底) 2.油脂類と動物性蛋白質の制限 3.大量かつ多種類の野菜ジュース 4.アルコール、カフェイン、タバコ、精製された砂糖、人工的食品添加物(着色料、保存料)などの禁止 5.芋類、未精白の穀類(玄米、胚芽米、全粒粉)などの炭水化物、豆類、新鮮な野菜や果物(国産)、堅果類(くるみ、ナッツ、アーモンドなど)、海藻類を中心にした食事 をします。

 基本的にはがん細胞の栄養にならないものを摂り、免疫力を高めるものを摂るということです。 ゲルソン博士は、ガンは全身の代謝障害だと結論づけております。 毎日、繰り返す行為ー食事を、考え直すことによってガンー病気が治るということは、西洋医学の根本治療ではない対症療法になれてしまっている私達にとっては、ありがたい治療方法ではないかと感じました。

 星野さんによれば、いい加減な食事をしていたほど、ゲルソン療法は効くといっておりました。 

土に還る天に還る

2007-03-21 17:31:16 | 
 今日は、母の初彼岸ということで、我が家では娘と3人、弟夫婦とで片道2時間ちょっとの道のりで、お墓参りをしてきました。 お墓には骨ツボがあり、この世にいなくなった証としてのものが残ってはいます。

 亡骸は、焼き場で焼いた後は、骨ツボに入れるのではなく、骨を粉々にして土に還すか、海の中に還すか散骨するのが、一番良いのではないかと思うようになってきました。 自然の循環システムの考え方からすれば、人間の亡骸も自然に帰すのが合っているように感じます。

 母がこの世の生を全うした時に、母の霊(生きる本体)が天に還っていった感覚がありましたので、なおさら亡骸は自然界に戻すのが、良いのではないかということに行き着きます。 30年ぐらい前に亡くなった父は、もう何処かで生まれ変わったのではないかと思いますが、昨年11月に天に還っていった母の霊は、まだ天の何処かで生まれ変わるための準備を、しているのではないかと思われます。

 葬儀屋さんに聞いたところ、公海上以遠で散骨する分には、罪には問われないそうですが、現行法規では原則的に、散骨は犯罪になるということでしたが、自分自身は散骨をしてもらいたいと、今から願っております。